PJ終了まで、のこり2日となりました。
PJ発案者のNPO法人みふねデコボコ会の上田です。このPJをはじめたきっかけ、想いを最後にお伝えしておこうと思います。わたしは、昨年夏、NPO法人みふねデコボコ会に入職したばかりの障がい福祉界においては新人です。
しかし、母が学生時代からデコボコ会でボランティア活動をしていたこともあり生まれたときからデコボコ会の中で育ちました。今も施設に通うお兄ちゃん、お姉ちゃん達に遊んでもらい、お世話をしてもらい育ちました。
今後、みふねデコボコ会が進むべき道が見え始めたころ現代表である母と話し合い(というか、ケンカ?) をし入職する事となりました。
入職してみて良くも悪くも毎日が驚きの連続でした。
そんななか、新型コロナウイルスの影響がジワリジワリと広がっていき施設の売上が40%減という調査結果が出ました。テレビもラジオも新聞もコロナの影響を大々的に報じる毎日。でも、障がいを持つ人たちが、このコロナ禍でどういう状態に置かれているのか?世間はそこに目を向けられるほど余裕はありませんでした。
「待ってちゃいけない。発信しなきゃ。知ってもらわなくては」と考えました。わたしも、障がい福祉界について知らない事ばかりだった。そうなんだ!と驚きの連続だったじゃないか、知らないことは何て恐ろしいことなんだろう・・・と毎日痛感しているじゃないか!中で働いていると、当たり前に思うことが世間ではそうでも無い。なんてことが多々あります。気が付きにくいものです。
このPJで障がい者の人たちのお仕事が確保され、工賃も守られるのはもちろん嬉しいです。でも、普段障がいを持つ人々と関わりの無い人にコロナ禍での障がい者の置かれている状況や障がい者って?健常者って?と考えてもらえるきっかけになれば尚嬉しいことだと思います。
あと2日。様々な方に取り組みについて知ってもらい、何かのきっかけになれたらと願います。
NPO法人みふねデコボコ会 上田