今日は本当にすごかった。日本の技術はやはりすごい!と思う場所に立ち合わせていただきました。
2階の和室の場所は「The・佐賀」を演出するために重要無形文化財の名尾和紙を障子として使用させていただき、壁は「有明海の土」を使っての土壁にします。
今日はその土壁塗りを職人さんに仕上げていただきました。
佐賀では1人いるかいないかの土壁塗りの達人です。九州圏内から仕事が入ってくるようで、いつも県外に行かれている方です。ようやく今日お時間をいただきました。
どこにでもあるような白い壁です。ここが職人の手にかかればみるみるうちに。
有明海の土を入れ込んでいる様子
混ぜ合わせます。
そして一気に塗りあげていきます。それが、早いこと。あっという間に塗りあげていかれました。
大きな面は豪快に!端の部分はきめ細かな職人の技術が光ります。
すごく綺麗に仕上げていただきました。
近くで撮った写真です。波打っているのがわかりますか?これは、有明海のさざ波を表現していただいているとのことです。本当にすごい!
1週間ぐらいこのまま乾かして、ヒビがはいってくるようです。これがまた自然の力でどのようにヒビが入るのかは職人でもわからないとのこと。職人の技と自然の力で1週間後どのような姿になっているのか楽しみです。