チャレンジ52日目・19時です
吹上ワンダーマップ10レポート配信のお時間がやって参りました。
本日は昨日の続きで、なぜ明治維新150周年の作品で「髷」をモチーフに選んだのかをレポートさせていただきます。
髷・その2
昨日は明治維新150周年をテーマにした作品の制作依頼を受けて制作・発表した「ちょんまげ」作品が南日本新聞に取り上げていただいたことを書かせていただきましたが、本日は何故「髷」をモチーフに選んだのか?をレポートさせていただきます。
昨年の夏頃に依頼を受けてたのですが、どんな作品を創作するか全くプランがなかったので、まずは様々な情報をいれるために明治維新の勉強をしなおしました。すると直ぐに意外なことを知りました。
「明治維新を否定的にとらえている人が多い」ということです。
僕は鹿児島生まれ鹿児島育ちのせいか、西郷さんが活躍し、日本が一気に近代化した明治維新はとても良いことだと思っていたのですが、明治維新のせいで日本はダメな国になってしまったと考えている人が結構いて驚きました。
歴史には裏と表があることは理解していましたが、あまりにも多くの人が明治維新を強く否定していたのことはその後の創作に大きな影響を与えました。
僕が作品作創りを行うときに大切にしていることは「楽しい」と「面白い」です。できるだけ多くの人に楽しんでもらいたい、面白いと思っていただきたいと考えて創作活動を行っております。ですので明治維新をテーマにする作品を創作するにあたり、明治維新を肯定することがやりづらくなってしまいました。
そんな時に僕が気になったのが明治4年に発令された「散髪脱刀令」でした…。
明日につづく。