活躍できる女性を増やすために「ウーマンヘルスキット」を作るプロジェクト
プロジェクトは私たちが行います!
初めまして!
鹿児島でスポーツをしている方を食から応援しているKAGO食スポーツ(カゴショクスポーツ)と申します!(以下かごしょく)
キャッチコピーは、
「あなたの頑張りをプラスへ⤴」
かごしょくは、スポーツに特化した管理栄養士(公認スポーツ栄養士)で結成された、女性の会社なんです。そして、代表の長島は2人、坂口は3人の子育てをしているワーキングママです。もう一人の田畑は現役のバスケットボール選手なんです。
そんな女性(中身は男性?笑)だからできる発想や日常の課題解決方法、丁寧さを強みに毎日奮闘しております!
↑【中央:代表の長島、左:笑顔担当の田畑、右:母親的な役割の坂口】
プロジェクトの概要
今回のプロジェクトは、忙しい女性でも簡単に健康チェックができる検査キットの開発であり、最初の初期経費としてかかる資金を集めたいと考えています。
具体的には、パッケージのデザイン、キットの仕入れなどです。
完成したら、いち早く困っている女性の元へ届けたいと考えています!
なぜ開発したいのか!?
女性の健康はついつい後回しにされてしまいがちです。
それは子供や家族が優先で、仕事もしていれば自分にかける時間や余裕もないから…
でもそれではダメなんです!
身近にあるかもしれない。。。
そんな事例を2つ紹介します。
1つ目
女性アスリート(女の子の選手)と向き合って気づいたこと
かごしょくはスポーツ選手へのサポートやセミナーを行っています。
特に、かごしょくが女性メンバーによって構成される企業という特徴から、女性(女の子)へのお仕事の依頼が多くあります。
その中で、「生理がこない」「体形の変化の悩み」「体重制限の重圧」といった課題があります。
女性アスリートは、ホルモンとの関係や心理的な観点から、ケアには色んな知識が必要となります。しかし現状は、例えば「生理がこない」という症状が出ていても”痛みや競技に直結しないからOK”という考えからケアが後回しになってしまったり、「体系の変化の悩み」や「体重制限の重圧」から食事を制限することによりエネルギー不足を生じることで、様々な影響を及ぼしてしまいます。
それではコンディションをいい状態に保てないだけでなく、競技へ直結する貧血や骨の障害、精神面への影響にだってつながる可能性もあります。これでは、生涯の健康に影響してしまう可能性も否めません。のちに結婚して元気な赤ちゃん妊娠・出産することにだって影響する可能性も・・・
今の競技への影響だけでなく、健康をまだ気にしていない女子選手でも、今の貧血や月経に関する問題から健康リスクに気づき、早く対策を打てるように、そして選手たちが目を惹くような女性専用のパッケージが必要であると思ったことがきっかけでした。
↑【女性アスリート利用者 トレイルランナー/宮﨑喜美乃選手】
2つ目
管理栄養士の私が「隠れ貧血・・・」
坂口は3人の子供を出産しています。そして、今まで貧血と指摘されたことは一度もありませんでした。妊婦検診の数値はヘモグロビンが13、至って正常値でしたから・・・
しかし、30代になって「なんかだるいな・・・」「イライラするなー」「やる気が起きないな」といった、何となく体の調子が悪いな・・といった症状が多くでるようになったんです。
こんな仕事をしているので、血液内科の先生にお願いし貧血の検査をフルでしてもらいました。すると・・・
「立派な隠れ貧血だね(笑)」
と言われました。
「ガーン・・・。」
だって、今まで言われたことないのに・・・(涙)
先生からは「スポーツも中学、高校として、出産だって3回もしていれば、よっぽど早めに対応していないとこうなるのは当たり前だよ」と言われました。
私の場合、鉄の貯金である「フェリチン」という数値が低かったんです
【実際にクリニックで採血した時の結果】
今は治療や食事を改善していくことで、体は驚くほど楽になりました。
この経験で一番感じたことは、
・こんな症状、多くの女性が感じているんじゃないか
・女性はつい自分のことは後回しにしちゃう…
・母が元気じゃないと子が心配する(かも)
・こうなる前の一番ケアしてほしい年代の人に早く気づいてほしい
こんな思いが沸々を沸き起こったんです。
このような理由から、商品開発に踏み出しました!
「ウーマンヘルスキット」とは?
女性がイキイキと活躍できるよう、
自身の健康をチェックできる自己採血キットです。
これは現在発売しているアスリート向けの自己採血キット「アスリート健診キット」をアレンジしていきます。
↓【現在販売されているアスリート健診キット】
↑【アスリート健診キットの中身】
このキットで何かわかるのか?
・体に貯蓄されている鉄の量
(隠れ貧血の指標)
・栄養状態
これで、"なんとなく調子が悪い"の原因がわかる可能性があります。
中身のキットは山梨県にある株式会社雅精工様に製造依頼をしています。
キットの特徴は、
・痛みが少ない
・トウモロコシ由来の針を使用しているので安全
・米粒大の血液量でOK
というところです。
また、キットの使用方法は5ステップのみ。
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①注文
②到着後、採血(遠心分離機にかける)
③キットの中身を封筒に入れて、ポストへ投函
④利用者申し込みのフォームへ回答
⑤結果を待つ
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このキットの特徴は、自宅で完結するということ。
通常病院で採血を行うことと比べて、
✓スケジュール調整不要
✓待ち時間がない
ということも、忙しい女性にとっては大きなメリット。
こんな人に使ってほしい!
ぜひ使用していただきたいのは20代~40代の女性。
お仕事の忙しさ、子育て、学校行事、子供の送り迎え、子供の病院、家事、リア充のための時間・・・などなど、とにかく忙しいんです。
そんな女性でも、
将来の自分や子どものためにも、今の健康を守ってほしい!
自分の体と向き合ってもらう機会を作ってもらえるように自宅で完結できるアイテムに仕上げています。
このプロジェクトにかける想い
このプロジェクトは、単に女性の不調を改善させるきっかけだけとは思っていません!!
女性の未来を大きく変えるアイテム
だと思って作成に臨んでいます。
だって、私がその経験者の一人なのですから。
★男性の皆様へ★
毎日、本当にお疲れ様です。仕事や父親としての役目、なかなか弱音を吐けない状況等、大変ですよね。
そんな男性にもこのキットは関係あります!
それは、身の回りの女性がキラキラして、穏やかになってくれたら嬉しいですよね?
会社で「コーヒーつぎましょうか?ニコッ笑顔」
家庭で「パパ、今日もお疲れ様!毎日、ありがとう!」
って言ってほしいじゃないですか!笑
そんな女性を増やしたいんです。
そのために大事なことは、「なんとなく調子が悪い」を訴えている女性が早く自分の体の状態に気づくことなんです。
それが当たり前にできる、そんな世の中を作りたいんです。
大げさだと思うかもしれないですが、本当に本当にそう思っています。
このプロジェクトのために現在行っていること
プロジェクト実現のために、現在すでにパッケージデザインなどの作成に入っています。
↑【ウーマンヘルスキットの打ち合わせ風景】
女性がパッケージを見た瞬間に、キュンとなるような、ついつい手に取りたくなってしまうようなパッケージに仕上げようと思います。
また、すでに発売しているアスリート健診の使用後のご意見を集め、ブラッシュアップを行っています。その内容を、ウーマンヘルスケアキットへも活かしていきます。
支援していただいた資金の使い道
・キット、遠心分離機 仕入 約60%
・パッケージデザイン費 約8%
・キット紹介チラシ 制作費 約5%
・返礼品代 約5%
・返礼品送料 約5%
・クラウドファンディング運営費 約17%
(手数料含む)
支援のスケジュール
プロジェクト公開 5月1日~6月15日
プロジェクト実行(プロジェクト考案時期も含む) 3月~
キット発送(プロジェクトからの購入者への) 8月中~
お問い合わせ先
株式会社KAGO食スポーツ
T E L : 099-813-7920
MAIL : info@kg-sport.com
H P : http://kg-sport.com
〒892-0815
鹿児島県鹿児島市易居町1-2
みなと大通り別館6階ソーホーかごしま14号室
最新の活動報告
もっと見るご支援いただきありがとうございました
2019/07/01 14:41こんにちは。KAGO食スポーツです。 先日終了しましたクラウドファンディング[ウーマンヘルスキットを作りたい!]プロジェクトへご支援いただき誠にありがとうございました。 45日間というプロジェクト期間の中で、温かくそして心強いお言葉もたくさんいただきました。 「こんなのが欲しかった!」「女性ってそんな問題があるの!?」「それ、今の私だ」「一人でも多くの人にこのキットを知ってほしい」「できたら教えてね!」「女性の健康支援にぜひ」 など、 女性自身の声だけでなく、男性の方によるご支援もたくさんいただきました。 また、問題解決につながる応援というだけでなく、 いつも応援しているよ!と、KAGO食の、そしてメンバーへの応援も込めたご支援が多かったことにも、心より感謝するとともに、頑張らせていただけていることにまた奮起させていただきました。 完成をお待ちください 皆さんに頂いたご支援は、女性の健康問題を解決するべく、ウーマンヘルスキットのプロデュースに打って出ます! また随時情報はこちらでもお伝えしていきたいと思っておりますので、ぜひ完成をお待ちいただけますとうれしく思います。 ご支援いただきました方への御礼の品につきましては、「スゴ飯」と「黒たたきコロコロ」をご選択いただきました方へは順次送らせていただきます。 あっという間に6月も終わり7月になりました。 気持ち新たに、頑張らせていただきます! 引き続き、KAGO食スポーツをよろしくお願いいたします。 KAGO食スポーツ 一同 もっと見る
管理栄養士でも感じる「食」の難しさとだからこそ必要なウーマンヘルスキット
2019/06/15 13:12わかるとできるは違う 私長島は今、2児の子育てをしています。 小さい頃は食べる量が分からず、余るのも嫌なので、子どもたちの余りを食べる。という食事。 (子どもたちにはしっかりと) 私はというと、メインはほぼなく(笑)サラダとスープとごはん。そんな日もありました。 また、せっかく頑張って作っても子供が食べないなら、食べてくれるものを作るようになり、そうなるとお休みの日は、だいたい麺類かチャーハン… そんな日が続き、約1年前採血をしたところ、「タンパク質」の栄養状態は悪いし、鉄(フェリチン)も低くなってました。 ※一応、管理栄養士です。。。 そうなんです。わかるとできるは違う! (よ~くわかっています) しかし、できないままで放置していると良くない (これも、よ~くわかっています) 食べ物の必要性・重要性をどう伝えるか、どうしたら伝わるか 日々考えていく中で、現時点の私の見解としては「自分事として捉えられるか」ではないかと考えています。 では、どのようにして自分事として捉えてもらうか。 それは自分を可視化する事ではないかと思っています。 サポートする選手に血液検査結果を見ながら食事の話をすると、目の色が変わるのがよくわかります。ただ食事の話をしているのとはわけが違う 食べ物の事、身体の事、知るととっても面白い 自分の身体と向き合うための時間を少しだけこのキットに作っていただけたら。 また食事や生活について振り返る時間が数秒でもあったら。 病気の予防だけでなく、何かが変わる。 そう思います。 プロジェクトへの挑戦を通して感じたこと 今回のプロジェクトをきっかけに、 世の中に浸透していないもの伝えることの難しさ 分かりやすい、けども的確な言い回し 専門家ばかりで考えるからこその見落とし たくさんの気づきがありました。 本日が最終日となりますが、届けたい思いは1つ 「多くの方に自分の身体に興味を持ってほしい」 現段階では、貧血は、病気になってからしか気が付く術がありません。 たかが、貧血 されど貧血 病気の域まで達すると本当に日常生活もきつい・・・ だからこそ、「だるい」「朝起きられない」と思ったらこのキットを思い出してほしいです! いただいたご支援はキットを開発し、女性の健康啓発のために活用させていただきます。 23:59まで、どうぞよろしくお願いいたします! もっと見る
ウーマンヘルスキットで何をしたいのか
2019/06/14 21:37ウーマンヘルスキットでわかること ウーマンヘルスキットは、指先からの微量の血液で検査ができます。 この検査で何が分かるかというと「栄養状態」です。 タンパク質、糖質が自身の身体に足りているか 鉄が減り始めていないか その他、肝機能の状態を知ることもできますので、お酒をよく飲む方もチェック可能です。 健康診断で血液検査を受診していれば、肝機能や栄養状態については確認することができますが、 「鉄が減り始めていないか」がわかる項目=フェリチンは含まれていません。 このフェリチンは「貧血」の初期段階を知るために確認をします! 「貧血」とは何か? 人は、食べ物の栄養素を元に酸素を使ってエネルギーを生み出します。 この酸素を運んでくれているのが、血液中の「ヘモグロビン」です。 赤い車が「赤血球」、車の座席が「ヘモグロビン」です。 座席に酸素「人」が乗って身体の隅々まで運ばれます。 「貧血」と病院で診断されるのはこの座席「ヘモグロビン」が少なくなっている状態を指します。 貧血になるとどうなる? 貧血の兆候として見られるのが 疲れやすい、疲れが中々取れない だるい イライラする 朝起きられない 頭痛、肩こり 氷をがりがり食べる 等があり、このような症状を不定愁訴と言います。 定まらない、秋の心。。。いろんな症状がある事を文字からお察しいただければ。。。 この不定愁訴の何が厄介かと言うと、発熱や咳が止まらないなどのように”病院に行かないとつらい”という状況ではないので、多くの方が放置してしまうこと。 女性の2割弱が貧血!? 神奈川県の献血センターでは、H25年度献血者実施者のうち受付をした女性112,362名のうち約16.6%に当たる18,600名が、ヘモグロビンが規定以下という事で献血できなかったと報告されています。 ヘモグロビンが低くて献血できなかった~(という話はよく耳にしますが… 実はヘモグロビンが減るにも段階があるんです。 貧血になるまで お金のやりくりと似ています。 ヘモグロビンは「財布の現金」 フェリチンは「貯金」 と考えてみると下図のような状態です。 つまり、ヘモグロビンが低い状態は現金がカツカツの状態… こうなると貯金をしながら現金のやりくりも必要になるため、相当な時間と努力が必要になってしまいます。 ウーマンヘルスキットでは、財布のお金が底をつく前に貯金の残高を確認することができるんです! ココがミソ! 改善・予防は第1に食事 重症化すると日常生活にも支障をきたす貧血 その最初の対策は何と言っても食事です。 早めに気が付き、早めに手を打つ! そのための予防策が食事だからこそ、私たち管理栄養士が一手を打ちたい!と思っています。 (残高によっては、早めに病院受診を勧めます。) ウーマンヘルスキットを知らせてほしい 最近では女性活躍推進の言葉をよく耳にします。 女性の社会進出とともに間違いなく女性一人一人の役割は増えています。 時間に追われる中、自分自身の事は後回しになりやすい… だからこそ、周りの男性、子育ての落ち着いたお母さん世代の方、女性社員を抱える経営者の皆様から身近な女性にキットの存在を知らせてほしい。そう願っています。 今回いただいたご支援は、ウーマンヘルスキットを開発し、日本の貧血問題対策、女性の健康教育普及に活用できるツールとして、すすめていきます。 プロジェクトは残り1日。 よろしくお願いいたします! もっと見る