2021/04/01 12:20

久しぶりの報告で失礼いたします。今年の1月、JICA(独立行政法人国際協力機構)が支援する事業に応募いたしました。「ガーナのカカオ農家全てがカカオ豆からカカオニブに加工することができる事業計画」です。これが実現しますと、カカオ農家は、加工賃金を得られるのです。農家の手元にカカオニブがあれば、ドラショコラを作ることも可能になります。この他にもメリットがたくさんあります。豆から皮を取り除いたものを輸送するので、その輸送コストが下がります。もちろんガソリンの使用量も少なくなり、地球環境にも良いのです。ガーナ国内の輸送にとどまらず、海外への輸送でも同じことが言えます。また、チョコレートメーカーにとっても、皮の処理は各社で考えなければならないのですが、これが産地で行われれば、まとまった量を質のよい肥料や、繊維などに加工することが可能になるのです。ガーナ政府と12月から毎月1回この件につき、zoom会議を開き話合いをしております。 なかなか思い通りの回答を得られない状況です。  JICAの採択の結果は今月中に発表されます。その時にまた報告いたします。