オールハンドメイドで製作したキーケース
これまで財布から鞄まであらゆるものを一点一点手縫いで製作してきました。
今回のキーケースももちろんオールハンドメイドによる製作です。
革の裁断から縫製まで全て手作業で行っています。
生産効率重視の量産品が出回っている今だからこそ手に取っていただきたい温かみのある一品です。
【キーケース採寸】
縦:11 × 横:7.5 × 厚さ:2.7 (cm)
鍵収納だけではないプラスαの要素
鍵だけを収納できるキーケースであれば市販のものでも十分手に入ります。
このキーケースの良いところは鍵収納に加えカードが入れられるようになっていることです。
電車やバスを利用される方であればsuicaやpasmoのようなICカードを入れていただいて、
改札でのタッチもキーケースに入れたまま行えます。
また、現金を持たない派の方であればこのキーケースに鍵とクレジットカードだけ入れて外出するということもできます。
今使っているキーケースの機能性に満足のいっていないという方もぜひご検討ください!
タンニンなめしのヌメ革を使用して製作したキーケース
※画像内の作品は革の経年変化の見本です。左側が新品で右側が1年ほど使用したものです。
革製品好きなら知らないはずのないヌメ革。
使用していくごとにアメ色に変化していく過程と独特な光沢が出てくることが特徴でこの魅力に惹かれる方は多いでしょう。
クロムなめしとの圧倒的な違いはその味わい深さにあります。
多少傷がついたとしてもヌメ革であれば使い込むごとに馴染んでいき、傷跡も作品自体の味になっていきます。
汚れ対策には日焼けが有効!
販売をしていく中で様々な意見を耳にしますが、ヌメ革については汚れやすいのではないかという意見がダントツで多いです。
確かに他の革製品と比べるとヌメ革は汚れが目立ちやすいです。
ただ、あくまで色が明るいがために汚れが目立ってしまっているだけです。
ヌメ革は使っている過程で徐々に色がアメ色になっていくのでそれと同時に汚れも目立ちにくくなっていきます。
それでもやっぱり汚れが気になるという方は日焼けをさせることをおすすめします!
牛革も人の肌と一緒で日焼けします。そのため日の当たるところに1日置いておくだけでも色が濃くなっていきます。
また、オイルなどを手作業で塗るのとは違い、ムラにならないため、綺麗に経年変化をさせたい方にとってもおすすめの方法と言えます。
触り倒すことが一番の手入れ!革製品のメンテナンス
革製品のアフターケア用品はいろんなメーカーから出ています。
タンニンなめしの革製品の場合、状態を良好に保つには油分補給が必要です。
市販のレザーオイルをクロスで塗り込んでいただくのもいいでしょう。
しかし、人の手も油を含んでいます。
自分の手で触り回すことで手についている油分がそのまま革に吸収されるため油分補給になります。
革製品の手入れで何をどうしていいのかわからないという方はぜひ試してみてください!
最後に
今回のコロナウイルスの影響によりこれまで活動の主軸だった野外のハンドメイドイベントは軒並み中止になってしまいました。
徐々に外出へのハードルも下がっていってはいますが、まだ油断はできない状況です。
そのため今回はこのCAMPFIREを新作発表の場としてお借りすることにしました。
ここで得た収益は今後、新型コロナウイルスの事態が終息後、野外イベントの活動範囲を拡げる資金として役立てたいと思っています。
これまでは都内を中心に関東圏で活動をしてきました。
直近の目標は全国的に活動を拡げ、より多くの方に作品を手に取っていただくことです。
未熟ではありますが、応援をしていただけますと幸いです。
よろしくお願いします。
【作家情報】
鼓吹-kosui- 諸田 琢磨(モロダ タクマ)
独学で革製品の製作を学び、現在は都内を中心に様々なハンドメイドイベントに足を運び直接お客様に販売させてもらってます。
屋号の「鼓吹」とは〝意見を盛んに主張し相手を共鳴させる〟という意。
これには製作・販売活動を通して出会う多くの人と意見を主張しあい生まれるアイデアから更にクオリティの高い製品を生み出していきたいという思いを込めています。
作品づくりにおいて目指すところは完成ではなく今よりも更に高い次元にプロダクトを昇華させていくことだと考えています。
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