2020/07/26 17:39

(写真は寝台に横になる方に、そっと寄り添うファラ。写真と本文は関係ありません)

毎月楽しみにしている アニマルセラピーの犬達がやって来る日のことです。

最近入所したMさんは初めてのこの日、
ふだん関わっている施設職員は、参加いただくかどうか悩んでいました。というのも。。。

Mさんについて、車イスであちこち動き回ること、職員でさえ予想が難しい動きをすること、意思疎通が困難なこと…。

少し不安でしたが、職員が1名そばに付いて、参加を試みました。


30分程度の交流の中で、Mさんは落ち着いて車イスに座り、満面の笑みで犬を膝に乗せて、優しい優しい手でなでてあげていました!「かわいい」としっかり発語もあり、隣の人とも犬をきっかけに会話もはずみ、職員も驚きました。
その後、セラピー犬と映った写真を部屋に飾ったところ、その写真を見ながら穏やかな表情で過ごす時間が増えています。

コロナの影響でストップしているセラピー犬との交流。1日も早い再開を誰よりも楽しみしているM さんです。

セラピー犬は、みんなの心に温かい足あとを残してくれています。