【ご報告】皆さまの温かいご支援のおかげで、7月15日、60万円目標を達成することができました!
ご支援者の皆様はじめ、様々な形で応援をいただいた全ての皆様に心より御礼申し上げます。
6月18日から本日7月15日までの間、たくさんのメッセージに励まされ、新しくセラピー犬とのふれあいを待ってくれている子どもたちへのご縁にも恵まれました。私たちが気づいていなかったもっと様々な場所の子どもたちへも、セラピー犬との活動は待望されているのだという喜びも、改めて感じることができました。
すべての皆さまに、感謝をお伝えしたいと思います。ありがとうございます。
皆さまとのこの貴重な場を、期間いっぱい31日まで継続させていただき、まだまだ私たちのセラピー犬を待ってくれている子どもたちへ1回でも多く、ふれあい活動をするため、さらなるゴールに挑戦したいと思います!80万円を次に目指して、引き続き挑戦を続けさせてください。
今後ともどうか応援をよろしくお願いいたします。
令和2年7月15日 NPO法人UKドッグセラピー協会を代表して 副理事長遠藤恭子
NPO 法人UK ドッグセラピー協会は
セラピー犬と一緒に、香川県内の高齢者福祉施設へ毎月訪問し、犬とふれあう動物介在活動をしています。他にも、幼稚園などで、犬とのやさしいあいさつのしかたや命のぬくもりを伝える動物介在教育を通じて、子どもの心を豊かにし、お年寄りや子どもたちに笑顔とぬくもりを届けています。
当協会のセラピー犬は、飼い主がまず家庭犬としてのマナーを教え、身につけています。そして、セラピー活動をする際のマナーも学んでいるので、高齢者も子どもたちも安心してふれあうことができます。犬たちもたくさんの人と交流することが大好きで、訪問をいつも楽しんでいます。HPはこちら
当協会はセラピー犬による訪問グループふれあい活動を通して、訪問先の皆さまは楽しい時間を過ごし、犬たちは生き生きと交流を楽しみ、飼い主はやりがいをもって社会貢献をしてきました。
「人が好き!皆に会いたい!」でも今は、感染症拡散防止の自粛要請を受けて、セラピー犬たちは待機中。活動の場を必要としています!
■ 新型コロナ感染症拡散防止のため、皆で施設に行くことができない…
3 月から高齢者施設訪問は停止になり、10 月まで訪問を控えることになりました。
その間、8 か月間…、犬たちは多くの人とのふれあいができずにいます。
人間でも長期間ですが、15 年ほどの寿命の犬にとって8 か月は人間の数年にも相当します。
キッキが見せた寂しさ…
キッキ(JAHA認定セラピー犬)は、活動休止に入って3か月、お散歩中にお店のお客様を見かけると、ふだんはしないリード引っ張りや尻尾ふりふり、「こんにちは!私をなでて、触って!」と目をキラキラさせてグイグイ行こうとしました。こんなにも、人とふれあいたがっています。人々とのふれあいが日常だった陽気なキッキには、誰とも会えない、交流できない毎日は、ことさら寂しいのでしょう。
新型コロナ感染症対策で、人と人は距離を取り、テレワークで在宅が増え、外出を控える今、心がどこか疲れている人々へ、今こそ、セラピー犬との癒しの時間を!
■ 今回募集の支援内容
★グループふれあい訪問が停止している期間中、「セラピー犬とのふれあい」を当協会にて個別に体験する支援で、セラピー犬に活躍の場をください!
★これから始めたい子どもたちへの個別ふれあい活動への支援をお願いします!
今回の支援金は、個別ふれあい体験実施費用のほか、「困難を抱える子どもたちへのセラピー犬ふれあい」活動にあてる資金として、60 万円達成を目指します!
人との交流ができないとセラピー犬は …
★シニア期にさしかかったベテランセラピー犬は、定期訪問での楽しさや刺激を失い、あっという間に心身が衰えてしまいます。
★若く育成中のセラピー犬は、経験から学び始めた機会を失い、レベルダウンしてしまいます。
どうかボクたち・わたしたちに活躍の場をください!
→「これまでのところ、新型コロナウイルスがペットから人に感染した事例は報告されていません。」(R2年4月15日 厚生労働省動物を飼育する方向けQ&Aより)
当会獣医師のもと、各家庭で飼い主は日頃から犬の健康管理(ワクチン、検便、歯磨きなど)を行い、ふれあいの前日にはシャンプーし、ふれあい前には動物に無害な消毒液で脚などを清拭するなど衛生管理を徹底しています。
当協会はこれまでも児童の心に思いやりを育てる動物介在教育にも力を入れてきました
幼稚園での動物介在教育訪問活動
ふれあい訪問は3 年が過ぎ、のべ500 名の園児にやさしい挨拶のしかたなどを紹介し、年長児はふれあいの時間をもちます。犬を触ったことがない園児でも、安心しておだやかで楽しい時間を過ごします(事前アレルギー調査や犬への経験値などを保護者アンケート等安全に配慮して実施)。
「犬が苦手だったのが、優しい犬に触れて好きになったようです」「犬に優しいあいさつをご近所のワンちゃんにしました」「動物にも命や気持ちがあるから、考えてあげると言っていました」「フリスビーを上手に取って持ってくるんだよ!と興奮して話してくれた」など保護者アンケートでもご好評いただいています。
■ 今回のプロジェクトでは
リターンふれあい体験で、家庭の子どもたちにぬくもりや優しさを体験してもらいたい!
さらに皆さまのご支援で、困っている子どもたちへもセラピー犬とのふれあいを届けたい!
当協会では、「心に元気をなくしている子どもたち」や「困難を抱えた子どもたち」へのふれあいにも力を入れており、今後の個別ふれあいについて、関係先と具体的な協議が進んでいます。
人と動物が支え合う力になりたい。
不登校児童へのアニマルセラピーの効果
動物にふれあうことで「そのままの自分で」いられ、受容感や安心感を得られ、自信を取り戻していく。不登校や心の元気をなくした子どもたちと動物のふれあいの効果も研究発表されています。
当協会は会員会費と訪問先他からの寄付で運営されています。このプロジェクトによる皆さまからのご支援で、心に元気をなくした子どもたちへの個別ふれあい活動実施へ大きく前進ができます。
高齢者施設訪問での多くのよろこび
これまでの訪問活動で、のべ2千 人を超える高齢者の皆さまとふれあいました。セラピー犬を連れて会場に入ると、皆さん笑顔でいっせいに声をあげ、早くこっちへと手招きするなどして、大歓迎してくださいます。➡活動ブログはこちら
・「ぬくいなあ」「じっと抱かれとるな」「手触りええなあ」と感覚を体感
・「うちにも犬がおってな」とセラピー犬からご自身の暮らしを回想して話がはずむ
施設の皆さんも、私たちも再開を待っています。しかし、まだ再開の見通しはつかないまま、セラピー犬たちは待機の状態が続く…。
今、私たちのセラピー犬たちを必要としている人が、他にもいるはず!
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起案者:NPO 法人UK ドッグセラピー協会を代表して
遠藤恭子(副理事長、英国家庭犬トレーナー協会認定トレーナー、香川県動物愛護推進委員)
イギリス在住中に、現地で動物福祉に則ったトレーニングを学び、愛犬とPet As Thearapy ボランティア団体に認定を受け、老人ホームへ訪問という経験をもとに、2011年にJAHA㈳日本動物病院協会 CAPP(Companion Animal Partnership Program)ボランティア香川支部を獣医師と共に立ち上げました。2016 年より活動を広げるため、家庭犬飼い主の教室UK ドッグアカデミーで育った犬たち&飼い主チームと当協会を設立しました。JAHA 認定セラピー犬として、様々なテスト項目に合格した四国初の3頭は、当協会でも活動中です。
1 頭の犬、1つの命が多くの人の気持ちを癒すアニマルセラピー活動を通して、人と動物の共生の一つの姿を知っていただきたい。グループ訪問活動休止中の今、ぜひ、個人・家族で実際にふれあい活動を体験してご支援いただけると幸いです。犬たちは大喜びで歓迎いたします。
今回初めての試みとして、オンラインでセラピー犬とつながって交流するリターンを、遠方在住者(県外含む)向けにご用意しました。画面越しに、犬といっしょに笑顔の楽しい交流ができればと思います。
オンラインふれあいは、家から出づらい子どもとセラピー犬がオンラインでつながりをもって交流を始める新しい取り組みのモニターとして、大きな意味をもってきます。ぜひとも体感いただいての感想やアドバイスもいただきたく、ご支援をお願いいたします。
※「セラピー犬」の呼称について:日本では人とふれあう活動をする犬として、一般的に「セラピー犬」と呼ばれ、認知されています。厳密には「セラピー(療法)」の言葉にあるように、リハビリなどの目的をもって医療従事者と共に働くことを「動物介在療法」と言い区別されるべきで、私たちのふれあいは「動物介在活動」にあたります。当協会の「セラピー犬」の意味付けは「多数の方とふれあって楽しんでもらうためのトレーニングを飼い主が行った犬と、飼い主がチームで活動する」と考えています。動物福祉にのっとり、犬のストレスや安全面に配慮する知識と技術、当然ながらふれあう対象者の安全や場の雰囲気作りなど、双方が無理なく安全にその時間を楽しめるように、飼い主が勉強を続けています。
企業・施設の方もセラピー犬の癒しにふれてみませんか
訪問が可能になった際に、セラピー犬のお試し訪問のご相談もいただけます。セラピー犬2頭と、働く皆さまの癒しとなるふれあいに約1~2時間お伺いします(香川県内限定)。
「子どもたちへのセラピー犬ふれあい活動」 当協会の社会貢献活動を支援くださる企業として、HP やニュースレターに掲載させていただきます。
■ プロジェクトで支援していただいた資金の用途
1. セラピー犬と飼い主(ハンドラー)の個別ふれあい活動にかかる交通費や会場費など
2.「困難を抱える子どもたちへのセラピーふれあい活動」に向けた勉強会や準備、活動費
に利用させていただきます。
■ 実施スケジュール
2020年
8月後半~10月予定(状況により時期は変更することがあります)個別ふれあい体験リターンの方と順次、セラピー犬ふれあい体験
8月 困難を抱える子どもたちへのセラピー犬ふれあい活動実施に向け、関係先と調整。勉強会
その後 子どもたちへの個別ふれあい実施開始予定
9月 リターン品送付開始
2021年
3月 年度事業終了(子どもたちへのふれあいは複数年度実施予定)
4月 ニュースレターにて報告送付
※募集方式についての説明
<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る子どもたちへのセラピー犬ふれあい活動報告
2020/11/01 21:16ご支援、応援をいただきました皆様、ありがとうございました。おかげさまで、子どもたちへのふれあいの機会を得ることができ、その後の活動経過をご報告させていただきます。8月 リターンとして、子ども食堂・学習塾へ、ふれあい訪問しました。学習塾では10数名ずつ3回に分かれて、ダックスフンドのピーチ&キッキ姉妹、ボーダーコリーアローと楽しい時間を過ごしました。9月 休校後に学校に行きづらくなっているお子様ご家族と個別ふれあいを、当事業所にて実施。ゆったりしたコリーのファラの長い毛を丁寧にブラッシングして穏やかな時間を過ごしていただきました。10月 県内A自治体の運営する教育支援センター(不登校生徒の通う場)を訪問し、中学生たちとふれあいの時間を持ちました。県内では初の試みとなり、生徒の皆さんは、元気なコーギーのメリーと楽しい技を体験し声をあげたり、小さなトイプードルの姫を抱っこして静かになでたり、思い思いの時間を過ごしていただきました。姫も9か月ぶりのふれあいを喜んでいました。11月予定 14日:画像のとおり、入院中の子どもたちを支援しているNPOと連携し、オンラインで病院と当事業所をつないでの交流に初挑戦します。活発なボーダーコリーのアローと遊ぶのを今から楽しみにしてくれているそうです。15日:B市内子ども食堂へ訪問予定。20日:県内C自治体の教育支援センターを訪問し、小中学生とふれあい予定。皆様の想いを大切に、子どもたちのもとへ届け続けていきたいと思います。今後とも応援をどうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る
リターン個別ふれあいを実施しました
2020/08/25 11:228月9日10日と5組の支援者様ご家族と、順次個別のふれあいを実施しました。皆さま暑い中お越しいただき、ありがとうございました!写真とコメントの一部をご紹介いたします。☆ 「立派な活動もさることながら、実際に犬と触れ合える幸せ=喜びは理屈抜きに楽しゅうございました。 」久しぶりのふれあいに、おひざに甘えるアロー、くっつくファラ。☆ 「セラピー犬とのふれ合いははじめての体験で、とても楽しい時間を過ごせました。息子は動物好きで、将来動物に関わる仕事がしたいと考えているようです。今回、新聞で企画を拝見し、こういった仕事もあるんだと言うことを教える良い機会でもあると思い、参加を決めました。息子にとってしつけられた犬とのふれあいは初めてで、一緒に遊べる楽しさや可愛がることの幸福感、大きい犬でも怖くないことを体験しました。また、しつけることの大切さや難しさも感じたようです。とても貴重な体験をさせていただきありがとうございました。今後の活動も、陰ながら応援しています!」メリーと足くぐりをしたり、アローと風船バレー遊びもしていただきました☆ 「娘たち、『チャッピーが優しかったから、わたしも優しくしようと思った。優しい気持ちになれた』『もっと一緒にいたかった。また会いたい』。そして昨夜、娘たちが私たち親と自分たち姉妹にアンケートを作ってました。その内容は『犬を飼うなら犬種は何かいいですか?』笑。ミニチュアダックスフンドがダントツ1位でした!」チャッピーとお散歩体験☆ 「息子が『可愛すぎて泣きそう』と興奮しておりました。私自身もとても癒され、少しですが支援させていただき、素晴らしい活動の様子を拝見することができとてもよい機会になりました。主人も娘もみんな笑顔になりました。 」ファラとふれあいの最後に見習いクルミも合流させていただき、お散歩 もっと見る
8月5日子ども食堂へセラピー犬と訪問しました!
2020/08/11 16:55(株)エスレーヴ様からのご支援により、高松市内の子ども食堂へのセラピー犬の訪問を贈っていただき、マー君&キッキの2頭とふれあい訪問に伺いました。密を避けるために2グループの少人数でゆっくりとふれあいの時間。メンバー獣医師の補助で、犬の心音を聴いてみよう!始めに「犬と友だちになろう」やさしい挨拶の仕方をご紹介する間も静かに落ち着いて聞いてくれました。少し照れているBoys, 少し恥ずかしそうに見ているGrilsも、あいさつをしてから、抱っこするとふわーっと優しい顔になってなでてくれます。なでているうちにリラックス?して目がとろんとしていた3歳の子も。子どもたちの目が柔らかく優しく、なでてくれる手も優しく、犬も落ち着いていました。帰り際には、暑い中、皆で見送ってくれた姿が可愛く、「またね~!」とお別れしました。当協会では、これから県内子ども食堂始め困難を抱える子どもたちへ、穏やかで優しいふれあいの時間を届けていきます。 もっと見る
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