こんにちは。
越前海岸盛り上げ隊の髙橋要です。
早いもので、激動の2020年も終わりを迎えようとしています。
新型コロナウイルスの感染拡大という未曾有の事態に世界中が翻弄された1年でしたが、コロナ禍が私たちにもたらしてくれたことも確かにあったのではないかと思います。
私たちのクラウドファンディングも例外ではなく、このような状況に遭遇したからこそ大きなチャレンジに取り組むことができました。
それぞれが大変な状況にあるなかで、ご支援をいただいたみなさんには改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
この年の瀬に、クラウドファンディング終了以降の越前海岸の様子について、簡単にですが報告させていただきます。
≪はりいしゃの現在≫
「人の駅」の拠点となる「はりいしゃ」は、みなさんのご支援のおかげでキッチン、浴室、トイレの改修を無事に終えることができました。
ギャラリースペースについては、もう少し時間をかけて整備を進めていく予定です。
DIYで仕上げたアイランドキッチン
●オープニングパーティを開催しました
去る10月31日、大方の改修を終えたはりいしゃにて、オープニングパーティを開催しました。
パーティの参加チケットを支援していただいたみなさんもお招きし、地魚の鍋を囲みながら越前海岸の未来について思いを交換。
地元の盛り上げ隊メンバーと、よそ者である支援者のみなさんが混ざり合うこの日の夜の光景は、私たちがこの場所で生み出したい景色のひとつでもありました。
こんな夜をもっともっと増やしていければと思いますので、ぜひみなさん越前海岸へお越しください。
パーティの様子
●ワーケーションの受け入れも行いました
新しい視点から社会課題に向き合おうとJT福井支店が推進する「Rethink PROJECT」の一環として、地域密着型のスタディワーケーションが越前海岸を舞台に開催されました。
レクチャーの拠点として「はりいしゃ」を活用していただき、海洋環境問題や越前海岸での地域づくりの取り組みについてお話しをさせていただきました。
「はりいしゃ」でのレクチャー
ワーケーションの一連の様子は、後日福井新聞の一面広告として大々的に掲載されました。
2020年12月25日(金)福井新聞
≪リターンの発送・対応状況≫
今回のクラウドファンディングでは越前海岸盛り上げ隊の個性を生かしたリターンを取り揃えました。すでに多くの方の手元に届いているかと思います。写真が届いているものもありますので、いくつかのリターンを改めてご紹介させていただきます。
●越前海岸のさしすせそセット
盛り上げ隊に加入する5つの事業所の商品を詰め合わせた「さしすせそセット」は、今後の盛り上げ隊内の連携にも大きな期待を持つことができたリターンでした。先日開催された盛り上げ隊のフォトコンテストの景品としても採用されています。
●まつ田せいこ丼
この時期、お店で食べようと思っても予約がいっぱいでなかなか食べることのできない「まつ田せいこ丼」が自宅に届くというリターン。今年はセイコガニの値段が高騰しているということもあり、このリターンを選ばれた方はとってもお得だったかもしれません。
●海鮮丼ツアー
海鮮丼を食べるのに必要なガラスの器、お米、お刺身、お醤油まですべて越前海岸で調達する「海鮮丼ツアー」。今回はご支援いただいた方のご両親に体験していただきました。越前海岸の名物ツアーとして定着させていきたいプログラムです。
●潮香にしよか!クラフトグラスでオンライン飲み会
盛り上げ隊が活動する越前海岸エリア唯一のスナック「潮香」にて、支援者の方とのオンライン飲み会を実施。支援者の手元にはワタリグラスのクラフトグラスが届いており、互いにそのグラスを使ってお酒を楽しみました。
ほとんどの方にリターンが届いていると思いますが、万が一まだ手元に届いていない!という方がいらっしゃいましたら、メールにてご連絡いただければ幸いです。
今回のクラウドファンディング後、越前海岸の動きを気にかけてくれる方がとても多くなったと感じます。「はりいしゃ」という拠点をつくることができたということはクラウドファンディングの大きな成果でしたが、それ以上に、越前海岸に思いを向けてくれるみなさんが増えたということが私たちにとってはとても大きな財産になったと感じています。
大きなチャレンジの年だった2020年を乗り越えて、2021年もまだまだ走り続けて行きたいと思います。越前海岸盛り上げ隊らしく、無理しすぎず、一つひとつのチャレンジを面白がりながら。
これまでもつながりのあったみなさん、今年新たに越前海岸と縁のできたみなさん、そしてこれから越前海岸と出会う日本中のみなさん。また来年も、越前海岸と私たち越前海岸盛り上げ隊をどうぞよろしくお願いいたします。