おいしい。たのしい。ほっとする。

 

まろやかな味で、人と人をつなげてしまう魔法の料理。それが「芋煮」。

 

皆さんは、「芋煮」という料理を食べたことがありますでしょうか。

芋煮は東北地方の郷土料理で、里芋や肉（豚肉、牛肉、鶏肉など地域によって異なります）などを入れる鍋物。「芋の子」「鍋っこ」「きのこ山」などと呼ばれる地域もあるとのことです。

私が芋煮と出会ったのは、生まれ育った山形にて、小学生の頃。学校の行事の「芋煮会」がきっかけでした。それからは秋になると毎年食べるようになり、私にとって当たり前な存在でもあるソウルフードです。

山形県では、山形市内の河川敷を会場として「日本一の芋煮会フェスティバル」が毎年９月に開催されています。

↑このような直径6メートルの鍋に何万食もの芋煮が作られ、20万人もの人が来場した年もあったそうです。

このように、芋煮という食べ物は、東北ではこれほどまでにたくさんの方々を集めて魅了している郷土料理なのです。

色んな味があり、どれも美味しい。それが、芋煮。

↑山形県の日本海側である庄内地方では、こちらのような豚肉で味噌味の芋煮を食べます。

↑ですが、山形の内陸の芋煮は牛肉で醤油味。

私は、山形県の庄内地方で育ちましたので、高校卒業までは、豚肉＆味噌味の芋煮しか食べたことがありませんでした。牛肉＆醤油味の芋煮は、東京に出てきてから初めて食べましたが、それもまた違った味わいでとても美味しく、芋煮の新たな魅力に気づくきっかけとなりました。

山形以外も含めた各地域で色んな味があるのも芋煮の面白いところ。それぞれに個性がありますが、総じて、芋煮はどんな味でも美味しいのは間違いありません。

芋煮の力で、人と人が自然とつながってしまう「芋煮会」。

首都圏でも大小さまざまな「芋煮会」が開催されています。その中でも最大の規模を誇り、毎年200人を超える参加者が集まるのが、ヤマガタ未来ラボ主催の「東京一の芋煮会」。

↑2015年に新木場・若洲公園で開催された時の「東京一の芋煮会」集合写真。

この「東京一の芋煮会」には私も参加したことがありますが、ほとんど初対面の方々と一緒に10人ぐらいの班になり、具材を洗って切ったり、薪で火をおこしたりするところから芋煮を作っていきます。そして、完成した芋煮を皆で食べながら語り合うことで、まろやかに親睦を深めていくことができるのです。

↑このように班の皆さんと協力しながら芋煮を作り上げていきます。

芋煮の魅力は、美味しいという要素ももちろんあるのですが、私が思うに最大の魅力は、このような「芋煮会」を通じて、人間のインサイド（内側）とアウトサイド（外側）の境目を、いい意味で曖昧にしてしまうところにあると考えております。複数の人と一緒に、同じ鍋を美味しくするために皆で協力する精神や、芋煮が完成した後にそれを食べている時の幸福感と共有しているその空間。そこにおいては、境目なんて関係ないんです。

そんな、おいしくて、人と人とを自然につなげてしまう芋煮。

東京で芋煮会に参加するようになって、さらに私は芋煮が大好きになってしまいました。

でも、私が東京に出てきてから、芋煮を食べたことの無い人や、「芋煮会」に参加したことの無い人が世の中の大部分であることに気づき、この芋煮の素晴らしさを、もっとたくさんの方々に知っていただきたいという思いが強まったのです。

このプロジェクトの起案者、実現したいこと

ご挨拶が遅れてしまいましたが、私は山形県酒田市出身の阿部彩人（アベアヤト）と申します。1980年6月生まれで、大学進学から東京に出てきて今年で18年目になります。現在は音楽系Webサイト企画・運営・制作の会社に勤めながら、プライベートな活動として、YouTubeでシリーズ合計再生数10万回を突破している庄内弁ドラマ「んめちゃ！」を企画したり、ミュージシャンとして作詞・作曲も行っています。

「んめちゃ！」第1話は、東京から庄内にやってきた主人公のアキちゃんが、魔法の芋煮を食べることによって庄内弁の意味がわかるようになるというストーリー。アキちゃんが訪れる実家は、私の酒田の実家ロケで撮影し、ばさま役は私の実母だったりします。

「んめちゃ！」第2話には、私もギタリスト役でも出演しており、ラストシーンは酒田のライブハウスhopeで撮影。そこで歌われる「酒田でアクション！ ～時には起ごせよサガダクション」は、私が作詞・作曲した楽曲です。

このような自分自身の活動・経験から、音楽や映像には非常に大きな伝播力があることを知りました。その音楽と映像の力でもっともっと多くの人に「芋煮」を知っていただけるきっかけを作りたいと思い、私が作詞・作曲した芋煮アンセムが「芋煮 de ハーモニー」という楽曲。この曲のMusic Videoを制作し、芋煮の魅力を国内そして世界へと広めていきたいと考えているのです。 

そのためのステップを、以下の３つの段階で考えております。

【STEP 1】芋煮に興味を抱く「芋煮フォロワー」を増やす

【STEP 2】芋煮会に参加する「芋煮ファン」を増やす

【STEP 3】芋煮とともに人生を歩む「芋煮人」を増やす

最終的な目標は、STEP 3の毎年芋煮を食べて芋煮とともに人生を歩む「芋煮人」を増やしていくことですが、今回のプロジェクトで目指していくのは、STEP 1からSTEP 2までの段階。

まずは、「芋煮」という食べ物をより多くの方々に知っていただき、興味を抱いていただくこと！
それが今回の主眼となります。

数字としての目標は、このMusic VideoをYouTubeにアップして再生数100万回を突破すること。動画を視聴した人たちが思わず笑顔になり、STEP 1の段階である、芋煮に興味を抱く「芋煮フォロワー」の方々を増やしていきます。YouTubeで全世界に向けて公開し、英語でも歌詞英訳の字幕を入れる予定ですので、海外の方も日本の「Imoni」を知るきっかけとなります。

そしてその方々の中から、芋煮を食べてみたくなったり芋煮会に参加したくなった人を動画からリンクなどで誘導し、STEP 2である「芋煮ファン」となる素地を作ることも、この動画の目的です。 

最終的に、STEP 3の段階である「芋煮人」が増えていった暁には、人間と人間、地域と地域、国と国の境目など関係なく、より平和で楽しい世界が生まれていくのではないかと私は思うのです。これは、今回のプロジェクトが成功した後の、次の段階になると考えています。

このプロジェクトのスタッフ・協力者

■音源制作（アーティスト・アレンジャー）

アーティスト：waSureMono（山本ハテナ・ちばゆき）
アレンジ・プログラミング：藤田卓也（水樹奈々シングル曲「STARTING NOW!」作曲者）
作詞・作曲：阿部彩人

まず、この曲を歌ってくださる方を探す中で相談したのが、以前から知り合いであった東京で活動する大阪出身のアーティスト・山本ハテナさん。ハテナさんはこの「芋煮」という料理や文化に深く興味を抱き、新木場の若洲公園で開催された「東京一の芋煮会」にも参加。芋煮の美味しさはもちろん、地域によって具材や味が違うことや、「芋煮会」というイベントが生み出す人と人の輪・和を非常に面白いと感じ、この「芋煮 de ハーモニー」プロジェクトに参加してくださいました。

waSureMono（山本ハテナ・ちばゆき）

その後、ハテナさんにご紹介いただいたのが、ハテナさんとwaSureMonoというユニットで活動されている、宮城県出身の元演歌歌手・ちばゆきさん。ちばさんは宮城に在住していた頃に芋煮会に参加したことも何度もあったそうで、歌い手としてのご参加を二つ返事で快諾。今回、このwaSureMonoというユニットにて、「芋煮 de ハーモニー」を歌っていただけることになりました。

そしてもう１人、ハテナさんにアレンジャーとしてご紹介いただいたのが、藤田卓也さん。若干23歳にして、水樹奈々さんの34thシングル「STARTING NOW!」（オリコン週間ランキング3位）の作曲を手掛けるなど、新進気鋭のクリエイター。藤田さんにはアレンジ・プログラミングを担当していただいております。

■映像監督・制作

株式会社オリーブ
監督・制作：橋本道春

今回、Music Videoの監督・制作をお願いするのが、山形県酒田市の映像制作会社「株式会社オリーブ」の橋本道春さん。アンダーバー短編映画制作実行委員会による庄内発の短編映画自主制作プロジェクト「庄内が持つ可能性を体現！様々な庄内人の力で短編映画を創り上げ、賞をとる！」 で監督を務めているほか、朝倉さやさんのMVも制作しています。

 

オリーブ株式会社　代表取締役社長
橋本　道春
2011年、映像制作会社（オリーブ）を企業。自治体やアーティストのプロモーションビデオ、企業CM、テレビCM、ウェディング映像などを手掛ける。2016年末には「山形ふるさとCM大賞」を受賞。将来はカンヌ国際映画祭で最高賞を取得すると公言する。

■後援・協力

日本西海岸計画

山形県庄内地方が属する“日本海側“を日本の“西海岸”とし「起業するなら日本の西海岸、日本版シリコンビーチ」と国内外の起業家が訪れてくるような文化・環境作りのコミュニティである『日本西海岸計画』が、今回のプロジェクトを後援・協力してくださっております。

このような皆さんと一緒に、「芋煮 de ハーモニー」の音源制作とMusic Video制作を進行していきます。現在、音源制作ではレコーディングとMixを進めておりまして、進行中の段階ではございますが、DEMO音源の試聴用動画と歌詞をこちらで公開します！

芋煮 de ハーモニー
作詞・作曲：阿部彩人

芋煮モニモニモニ芋煮モーニングも芋煮で
グッドモーニング芋煮モニ芋煮 Wa でハーモニー
×２

芋に、ごぼうに、こんにゃぐ、しめじ、ネギ
庄内は豚肉・味噌味で

芋煮モニモニモニ芋煮モーニングも芋煮で
グッドモーニング芋煮モニ芋煮輪でハーモニー

芋煮で　安堵したんで談笑したんです
素敵味ですけれども　さんざん呑んで騒いで食わいね
芋煮で　煩悩なんて見えにぐい格好で
のりのりですけれども　だんだん腹くづ　あど食わいね

森＋もみじ＋芋煮（大）盛りでハーモニー
豚も牛も　ワイヤイヤ　素敵でしょう
苦労人ストーリーでも素通りさねで来い
囲め呑め　んめさげ

芋煮モニモニモニ芋煮モーニングも芋煮で
グッドモーニング芋煮モニ芋煮 Wa でハーモニー
×２

芋に、ごぼうに、こんにゃぐ、しめじ、ネギ
内陸は牛肉・醤油味で

芋煮モニモニモニ芋煮モーニングも芋煮で
グッドモーニング芋煮モニ芋煮輪でハーモニー

芋煮で　安堵したんで談笑したんです
素敵味ですけれども　さんざん呑んで騒いで食わいね
芋煮で　煩悩なんて見えにぐい格好で
のりのりですけれども　だんだん腹くづ　あど食わいね
添い寝で救わいね暗い根っこで　牛肉さんの内陸味は
ちょい残し具ど一緒に　カレーうどんで締めで美味いね
豚汁ど混同さねでよ　豚さんの庄内味も
盛り盛りですけれども　呑んでで　いあんべ楽しいね

一人ひとり芋煮モニでハーモニー
豚も牛も　ワイヤイヤ　素敵でしょう
浪人ローリングでも素通りさねで来い
囲め呑め　んめさげ
芋煮ど人がいればそれでいい
インサイド　アウトサイド　関係ねっしょー
ロンリー芋煮　でものりのりで楽し
茂庭さんも芋煮モニ

インサイド　アウトサイド
アウトサイド　インサイド

森＋もみじ＋芋煮（大）盛りでハーモニー
豚も牛も　ワイヤイヤ　素敵でしょう
苦労人ストーリーでも素通りさねで来い
囲め呑め　んめさげ
芋煮ど人がいればそれでいい
インサイド　アウトサイド　関係ねっしょー
ロンリー芋煮　でものりのりで楽し
みなさんも芋煮モニ

▼資金の使い道

・「芋煮 de ハーモニー」Music Video 制作費用
・「芋煮 de ハーモニー」楽曲制作費用
・リターン品 調達費用・発送費用

▼リターンについて

3,000円
・「芋煮 de ハーモニー」Music Videoにクレジット掲載
・「芋煮 de ハーモニー」ステッカー
・「芋煮 de ハーモニー」完成音源 Mp3データ

6,020円
上記すべて
・「芋煮 de ハーモニー」Music Video DVD
（アーティスト・制作スタッフからのメッセージカード付）
・2017年秋に首都圏で開催予定の「東京一の芋煮会」参加権、もしくは2017年9月17日に山形県山形市で開催の「日本一の芋煮会フェスティバル」協賛チケット（芋煮５杯分引換券付き）、もしくは「米沢牛肉入り芋煮 惣菜セット(２人前)」
※万が一、「東京一の芋煮会」もしくは「日本一の芋煮会フェスティバル」が開催中止となった場合、開催中止となった芋煮会の参加権を選択された方には「米沢牛肉入り芋煮 惣菜セット(２人前)」をお送りさせていただきます。

10,000円
上記すべて
・「芋煮 de ハーモニー」オリジナルTシャツ
（※画像はサンプルです。デザインは変更になる場合がございます）

16,020円
上記すべて
・芋煮セット（4人前）（山形内陸味、庄内味のいずれか）

30,000円
上記すべて
・山形県酒田市の阿部彩人の実家にて芋煮を食べられる権
（遠方にお住まいの方の交通費・宿泊費は自己負担となります）
・「芋煮 de ハーモニー」オリジナルお椀＆お箸
・芋煮セット（4人前）×2（山形内陸味、庄内味の２種類）

60,200円
上記すべて
・山形県酒田市の阿部彩人の実家にて芋煮を食べられる権
（遠方にお住まいの方は交通費・１泊宿泊費込、※宿泊先は後日ご連絡させていただきます）

▼最後に

なぜ、私がこんなにも芋煮に惹かれて、芋煮をもっとたくさんの人に知っていただきたいと思ったのか。改めて考えてみますと、私自身が芋煮会に参加することによって、今まで知らなかった人と新たにつながることで、より楽しい人生が送れていると思うからです。

人生が芋煮とともにある人たちの「芋煮人口」がもっと増えていき、人と人、地域と地域のインサイド（内側）とアウトサイド（外側）を飛び越えた交流がより活発になってくれば、日本や世界がもっともっと豊かになっていくように思います。 

ぜひ、皆さんも「芋煮 de ハーモニー」Music Video制作プロジェクトに参加して、「芋煮人」になりませんか。そしてそこから、もっと面白い日本、もっと面白い世界が生まれていくような気がしています。