こんにちは!
アース・カンパニ―の小松です。
気候変動問題はあまりにも大きく、一人の人間の訴えはあまりにも小さいかもしれませんが、でもできることはある。
そう信じるキャシーは、マーシャル島国内で、NGOジョージクムを設立。
その活動の中で、1)地域の環境課題解決のためのプロジェクト運営スキルを持つ環境リーダーの育成、2)気候変動問題や環境問題に関する教育、3)万が一国が水没しても、文化を継承できるように伝統文化を学びなおす活動を行っています。
教育環境が乏しいマーシャル諸島の最高学府は短大しかなく、高校の中退率の高さなども問題になっています。
さらに、マーシャル諸島は国土の全てが私有地のため、大学に進学できるような学力と資金がある人のほとんどは、その地主等の有力な家系出身者だけという状況です。
こうした階級があり、有力な家系かそうでないか、「生まれた家」によって若者に与えられる教育の機会は異なります。
たとえ能力があっても、有力な家系に生まれなければその能力を活かす機会を得ることが難しいマーシャル諸島で、キャシーは有能な若者に教育機会を創出し、気候変動に脅かされる自国の未来に自ら変革をもたらせるよう育成することに力を注いでいます。
NGOジョージクムが活動する前、なぜこんなに高潮や干ばつが頻発するようになったのか、正しい知識を知らない若者も多くいました。
しかし今、NGOジョージクムの活動を通じて、マーシャルの若者たちの気候変動問題に対する知識や意識は確実に変わってきています。
次回は、実際にNGOジョージクムで活躍するマーシャルの若者にインタビューした内容をご紹介します!