こんにちは!
アース・カンパニーの小松です。
今日は、気候変動による海面上昇が、マーシャル諸島にどんな影響を及ぼしているのか、わかりやすくまとめられた動画のご紹介です!
日本ではあまりマーシャル諸島がニュースになることはありませんが、気候変動の被害を最前線で受ける島として、海外メディアはその状況を報じています。
なかでも、今マーシャル諸島が抱える現状と問題をとてもわかりやすく動画にまとめているのがこちら、イギリスのガーディアン紙の記事です。
「誰も逃れることはできない~気候変動の代償」(the gardian)
全編英語で、字幕はついていないのですが、、、気候変動によってマーシャル諸島がどんな課題に直面し、それに対してマーシャル諸島の人びとはどう立ち向かおうとしているのか?が短いドキュメンタリーとして紹介されています。
12分の動画なのですが、音声なしでもざっと流してみていただくと、マーシャル諸島はどんな場所で、どんな人が住んでいて、どんな文化があるのか、その雰囲気だけでも感じられるような内容になっています。
ここでも画面のスクリーンショットで一部をご紹介します!
‟もし世界の気温が1.5℃以上上昇したら、マーシャル諸島は消えてしまうだろう”
‟(マーシャル諸島の)ほとんどの環礁は、海抜わずか6フィート(約180センチ)で
島の幅は1マイル(1.6キロ)もない”
‟最近の気候変動による研究によれば、2025年までに気温は1.5℃上昇してしまうとも言われている”
同紙によると、マーシャル諸島の国民の約3分の1が国外に移住。
(これは気候変動による海面上昇だけではなく、失業率36%という国内の産業の状況にも一因があります。)
アメリカのアーカンソー州のスプリングデール市には約4,000人のマーシャル諸島出身者が住んでいます。
多くの国民が移住しても、国が水没する危機に直面したとしても、長い間受け継いできた伝統文化を守りたいー。
そんな思いが伝わるこの動画。
日曜のひとときに、よろしければぜひどうぞ!