こんにちは、三代目赤坂兵之助でございます。
みなさまに『[cocur] fuku(コクール・福)』や『曼荼羅』をお届けできるのも、あと2日になりました。
初めての挑戦は無我夢中で進んで来たら、あと数日になっていたというのが今の想いです。
クラウドファンディングという場所で、みなさまとご縁をいただけたことを心から感謝しております。
さて今日は二代目兵之助、私の実父のことを少し書かせて頂きます。
父はそもそも、「アカサカを継ぐ」ということは考えていなかったと思います。
父は大学の卒業後、塾の先生をしておりました。
英語と数学を教えていたそうで、たぶんそれを続けていた方が、これまでよりも安定していてやりやすい人生を送っていただろうな、と私は想像してしまいます。
祖父が左手を無くして隻手になってからも、自分自身を「職人」であることを守り続けたことは以前にもお話しましたが、その「事故」の後、父はアカサカに入門することを決断したそうです。
自身の父を支えるために。
私が今、大阪工業大学で次代の「ものづくりの担い手」を送り出すお手伝いをしていて思うことは、「この子たちを置いたまま、自分はどこへ行こうとしているんだろう?」・・・父はそんな後ろ髪をひかれながら、きっとその英数塾を後にしたのだと今なら分かる気がします。
「仕事は『盗んで』覚えるもんや」・・・職人の世界はこれに尽きます。
だからそんな風にしてこの世界に飛び込んだ父は、仕事を覚えて生活ができるようになるまで相当の苦労としたと思います。
その証拠にこれといった趣味も持たず、質素倹約・質実剛健ばかりがイメージされる私の父は、様々な世間の『風』・・・これを十二分に受けながら前を進もうとした、そんな職人像がたやすく浮かんでしまいます。
不思議ですね。
三代目の私は初代を引き継ぎ、二代目の跡を取ろうとしている・・・二つの意味で・・・。
私の「未来への責任」は、それらの想いの分だけ、きっと「ワクワクの未来」なんだと信じています!!!
父も、私のクラウドファンディングへの挑戦を応援してくれております。
初代、そして二代目、その想いを引き継ぐ三代目の私の想いの結晶である『 [cocur] fuku(コクール・福)』をみなさまにお届けできることを心から願っております。
みなさま、どうぞご支援よろしくお願いいたします。