人形劇団むすび座クラウドファンディングプロジェクト「人形劇団むすび座支援のお願い~子どもたちに人形劇を届け続けるために~」へのご支援ありがとうございます。おかげさまでこれまでに550万円を超える支援が集まっています。
人形劇団むすび座では、6月中旬あたりから少しづつ幼稚園や保育園などへの出張公演が始まっています。最初の頃こそ、これまで通りの上演スタイルで演じさせてもらえることもありましたが、多くの場合は密を避けるために人数を半分にしての二回公演、あるいは二本立ての演目のうちの一本だけを見る時短公演など、これまでとは違った公演スタイルで対応しています。人形劇を楽しみにしていてくれる子どもたちですが、ふだんの園での生活とは違って友達と距離をとって座っている様子は、やはりとても不安げです。年長児などは「コロナだからね」と口では納得している素振りですが、時折左右を見まわしては、膝を抱えたりして、体では寂しさを隠しきれないようです。
7月に入ってからの東京をはじめとする感染再拡大を受けて、首都圏での公演が新たに延期となったり、さらに愛知県でも感染者が増加し、隣県からの移動自粛要請によるキャンセル、愛知県独自の緊急事態宣言の発出に伴う他県での公演がキャンセルになるなど、再び公演数減少の波が訪れつつあり戦々恐々の日々を過ごしています。
むすび座の劇団員は全員、休業日であっても日々の検温を欠かさず、わずかな体調の変化も報告し、体調に関しての情報を共有しています。出勤時には検温はもちろん、こまめな手洗いの励行。稽古でのマスク着用。昼食時に集まらない。PCのキーボードに直接指を触れない。など、出来る限りの感染防止策を講じて、みなさんにお会いできるように準備をしています。
ふんばっていきます。このクラウドファンディングが大きな支えになりますよう、何度もあちこちで訴えさせていただいて恐縮ですが、周りの方々への拡散を繰り返しお願い申し上げます。
お会いできるのを楽しみにしています。どうかみなさんもお元気で。
藤中智光