2020/08/16 06:29

山椒は春播きか秋播きです。

日当たりがいい場所を好みますが、半日陰の場所でも育ちます。

ただし、少し湿っている土の方が良いので、日当たりが良くて乾燥し過ぎの場所だと、うまく育たないことがあります。そのため直射日光のきつい、西日が差し込む窓際やお庭などは、育てる環境に適しません。

冬の寒い気温に対しては強いので、防寒対策をしなくても育ちます。

山椒の水やりには、気を使う必要があります。

夏の季節はすぐ水が切れますので、用土が乾いていないか注意して下さい。

特に鉢植えはすぐ水が乾くので、乾燥してきたことが確認できたら、たっぷり水を与えてあげましょう。

梅雨の季節は、水がたまり、水はけも悪くなってくるので、湿度が高くならないように気を付けて下さい。

アゲハチョウの幼虫が葉っぱにつき、葉を食べますので、見つけましたら手で取り除いて、駆除するようにして下さい。触ったり駆除が苦手な場合は、最初に防虫ネットを張って、アゲハチョウが葉に卵を産みつけるのを防ぐといいでしょう。

かかる病気としては、白絹病があります。

白カビが株元に生えてきて、枯れる原因になります。

湿度が高すぎることにより、発生した病気ですが治療が難しいため、切ってしまうのは残念ですが、株を処分する方法で対応して下さい。


山椒は日当たりと水やりにさえ気をつければ、実をならせることができます。実がなると栄養不足になるため、肥料を与えてあげましょう。

伸びすぎの枝は剪定した方がいいですが、花が咲いている枝は切らないように、日頃より注意して観察しておくいいです!