2020/04/07 00:31
ご支援いただきました皆様
 
この度は、QUIT.Sリニューアル版クラウドファンディングプロジェクトにご支援いただき、誠にありがとうございます!
皆様の温かいご支援のお陰により、本日20%進捗しております。
このプロジェクトのスタートからご支援いただきました皆様に、心より感謝いたします。
 
今回、初回レポートでは、QUIT.Sの開発秘話を一部ご紹介いたします。
 
QUIT.Sは、禁煙にフォーカスして作られた香り商品ですが、様々な方法論が組み合わせられてできた商品でもあります。
 
喫煙は、喫煙者の多くが毎日行う行為であり、習慣ともいえます。
現代の慢性疾患は非感染性疾患=NCDs、Non Communicable Diseaseと呼ばれており、人の生活習慣に起因して起こります。
死因の多くがこのNCDsにあたる疾病で占められています。
ただし、今年の新型コロナウイルスの出現でガラッと様相は変わり、感染症のプレゼンスが一気に上がっています。
この状況は、世界レベルの健康問題へも非常にインパクトがあります。
 
とはいえ、NCDsに苦しめられている状況は変わりなく、NCDsを改善する、未然に予防する、ということを考えれば、生活習慣を変えることでより健康になれる、そう考え、生活習慣に着目しました。
 
特に喫煙は、あきらかな悪習慣であり、これを変えれば、健康に一歩近づくという仮説の元、行動変容を促す商品づくりを行いました。
 
では、どう行動変容を起こすか、ということを検討した時に、
3つの特徴に着目いたしました。
 
1つ目は、喫煙の依存症が、ニコチン依存だけではなく、心理依存(行為依存)にもよること
2つ目は、喫煙した時に「喫煙した」と思える行為がいくつかある、ということ。
3つ目は、行動変容を促す手法の一つである、仕掛学の考え方を採用すること。
 
これらをかなえる商品を作ることといたしました。
1つ目の心理依存に関しては、プロジェクトページでもご紹介の通りですので、3つ目の仕掛け学について、今回のレポートではご紹介させていただきます。
 
行動変容を考える際に、参考にした考え方が、大阪大学の経済学部 松村教授が提唱された、「仕掛学」です。
「人々がついやりたくなるからくり」を仕掛けることで、行動変容を促す、というものです。
行動経済学ではナッジという、手法もあるようですが、どちらかというと、その対極にある方法論かと思います。
 
QUIT.Sに仕掛学を採用しよう、と思い、それを「香りのよさ・美しさでかなえること」を目指しました。
 
今回は、世界でもご活躍なさっている調香師の方に監修いただくというご縁を恵まれたことで、これを実現することができました。
 
次回のレポートは、喫煙の行為自体に少しフォーカスして、お話をお届けします。
 
引き続き応援どうぞよろしくお願いいたします!
 
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