こんにちは!こんにゃく座歌役者の鈴木あかねです。
このたびはこんにゃく座クラウドファンディングへのご支援、ご協力、あたたかいコメント、本当にありがとうございます。
現時点で目標の56%、1100万円を越えました!本当にありがとうございます!期限まであと20日あまり、最後まで応援、ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
私とこんにゃく座の出会いはもう30年以上前のこと(!)。俳優座劇場で観た『十二夜』でした。「これがオペラ⁉︎変わってる…でもおもしろい!」それからずっと観続けて、いつか一緒に歌いたいと念願かなって入座しました。現在は『タング-まほうをかけられた舌-』、『森は生きている』、『遠野物語』などに出演しています。
学校公演やおやこ劇場の公演などで地方に行くと、「こどもの頃学校で観ました!」「おやこ劇場で20年前に観ました!」と大人のお客様が声をかけてくださることもあり、こんにゃく座約50年の歴史を感じます。
今回の新型コロナウィルスの脅威により、世界中の人々がこれまでに体験したことのない閉塞感に襲われました。こんな中、歌をうたい続けること、舞台に立つことの意味や大切さを、私たちも日々考えています。生きるために、前を向くために私たちの中から発せられるうた、お芝居がどんなものか。待っていてくださるお客様がいて、一緒に歌う仲間たちがいて、決して食べ物やお金には変えられないけれど、間違いなく心の栄養であり、かけがえのない財産であるうた、そしてオペラ。この楽しさを、すばらしさをもっともっとたくさんの人に聞いてもらいたい!ここで、こんにゃく座の〝日本オペラの夢”の灯火を消すわけにはいかないのです!
オペラ『末摘花』が、先日無事に千秋楽を迎え、すべての公演を行い、無事に幕を下ろすことができました。出演者はもちろん、座員一同一丸となって、感染拡大防止対策を始めとするすべての面において、いつも以上に全力で取り組むことができました。ご来場いただいたみなさま、応援してくださったみなさま、本当にありがとうございました。
クラウドファンディングは、目標の2000万円まであと800万円あまりとなりましたが、ここのところ少し足踏み状態が続いております。今一度、どうか周りの方にお声かけいただき、私たちの活動を知っていただき、支援の輪を少しずつでも広げていっていただけたらと思っております。厚かましいお願いではありますが、どうぞよろしくお願いいたします。
鈴木あかね
舞台写真:喜歌劇『天国と地獄』ユリディス役