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広島の伝統的工芸品、熊野筆の魅力をお届け‼

コロナに負けない‼ 筆作りの工場見学や体験を通して熊野筆の魅力を皆さんにお伝えしています。しかし、コロナの影響で皆様に広島まで足を運んでいただくことが難しい状況となりました。このような状況で、せめて僕たちが丹精込めて作った熊野筆を皆さんにお届けし、その魅力を少しでも知っていただければと考えています。

現在の支援総額

360,000

72%

目標金額は500,000円

支援者数

23

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/07/07に募集を開始し、 23人の支援により 360,000円の資金を集め、 2020/08/25に募集を終了しました

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広島の伝統的工芸品、熊野筆の魅力をお届け‼

現在の支援総額

360,000

72%達成

終了

目標金額500,000

支援者数23

このプロジェクトは、2020/07/07に募集を開始し、 23人の支援により 360,000円の資金を集め、 2020/08/25に募集を終了しました

コロナに負けない‼ 筆作りの工場見学や体験を通して熊野筆の魅力を皆さんにお伝えしています。しかし、コロナの影響で皆様に広島まで足を運んでいただくことが難しい状況となりました。このような状況で、せめて僕たちが丹精込めて作った熊野筆を皆さんにお届けし、その魅力を少しでも知っていただければと考えています。

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はじめに・ご挨拶

こんにちは、熊野筆の製造販売をしている晃祐堂です。日本に約230ある伝統的工芸品の一つである「熊野筆」は江戸後期からの歴史といわれ、現在でも大きな生産量を誇っています。もともと伝統的工芸品として認定されているのは書筆だけですが、近年ではその技術を使って化粧筆が生み出され、その柔らかな肌触りや艶のあるメイクができることで、世界的に名を馳せています。

山羊毛の中でも最高級の細微光峰という材料を使って作られた化粧筆

僕たちはその中でも「筆を通して世の中に笑顔と喜びと勇気を与える」を理念として、ハートやフラワーのカワいい形をした化粧筆などを生み出し、実際に使い勝手が良いだけでなく、お祝いの場でのギフトなどでもお使いいただいております。

「伝統は守るものであり、縛られるものではない」という考えのもと、既存の書筆、画筆、化粧筆のみならず、様々な異業種とのコラボを行い、筆の新たな可能性を常に探しています。

伝統的なもの以外にもカワいいものがたくさん!!

このプロジェクトで実現したいこと

コロナウイルスで0となったお客様(来館数)をコロナ前に戻したい。将来的に熊野まで来ていただくお客様に、今まで以上に満足していただきたい。そのためには工房の導線作りや更なる魅力的なコンテンツが必要です。熊野筆の魅力を世の中に広め、アフターコロナにおける旅先の選択肢の一つとしてしていただくためにも、まずは僕たちが丹念に一つ一つ手作りで作った化粧筆・書筆をお届けして、熊野筆の良さを感じていただこうと思いました。

「さらえ」と呼ばれる工程で、先のない毛を「半さし」と呼ばれる道具で取り除いていきます。

晃祐堂は熊野町で工場見学・手作り体験などの受け入れも行っています。書筆や化粧筆がどのように作られているのか、実際にどのような材料が使われているのか、また、実際にどれくらい使い勝手が良いのか・・・など、工房での見学体験を通して筆の魅力がお客様に少しでも伝わるよう活動しております。熊野筆の魅力を世の中に伝えることで、晃祐堂だけでなく産地の業者さんや、それを使うお客様が幸せになることを目指しています。

「コマ立て」と呼ばれる工程です。一番重要な毛先の形状が作られていきます。

ミニバラブラシの手作り体験は人気のコンテンツの一つです。

私たちの地域のご紹介

広島市と呉市の間にある山間の町、それが筆の町、熊野です。人口約24000人、企業数約700、そのうち筆関連の仕事をしている会社が約100あるため、日本一の筆の町といわれています。平和公園のある広島市、大和ミュージアムのある呉市、酒処西条からもそれぞれ車で30分ほどで熊野町につくことができます。ですので、近隣を含めた観光もまとめてできるのも熊野町の特徴です。

熊野町には町が運営する筆の里工房や様々な筆屋さんがあり、それぞれ筆屋さんによって特徴のあるものを見ることができる、書道好き、メイク好きの方にはたまらない町です。最近だと筆のうわさを聞きつけて、外国のお客様も増えています。


プロジェクトを立ち上げた背景

コロナウイルスの影響により、1月からの観光のお客様、来館数がほぼ0となっています。筆や化粧筆は実際に体験してもらわないと、その良さを100%伝えることは難しく、僕たちの理念を実現するにはやはり人が来てくれないと始まらない。旅先の一つとして選んでいただくため、少しでも熊野筆に触れてほしい。それが、このプロジェクトを立ち上げた理由です。        

資金の使い道・実施スケジュール

工房見学で熊野筆の魅力をより良く知っていただくためのPOP作成、導線作り、設備のバージョンアップや、手作り体験で使用する「こま」と呼ばれる型の作成に使用したいと考えています。特に手作り体験で作成する化粧筆の種類を増やしてより多くのコンテンツを有して、お客様に喜んでいただきたいと思います。


リターンのご紹介

晃祐堂で、人気商品の化粧筆と筆をお届けします‼

① 「おりづる」化粧筆2本セットと「IRODORI」をお届け

山羊毛で作られたチークブラシと、仮名筆にも使用されるイタチ毛で作られたリップブラシがセットになった「おりづる」は、日本伝統文化である畳の縁で作られたポーチ

また、「IRODORI」は顔彩と彩色筆がセットになったもので、水彩画の背景の淡い色やぼかしを簡単に表現できます。水さえあれば描くことができる、お子様にもお使いいただける水彩セットです。

ご支援金額 5,000円

(通常価格7,480円相当)

「おりづる」化粧筆2本セット

「IRODORI」

② 灰リスパウダーブラシとアイシャドウのセットと「IRODORI」をお届け

パウダーブラシにはふんわりメイクに最適な最高級の灰リス毛を使用しており、また、山羊毛も若干MIXすることで先は柔らかく根元には程よい弾力がある、使いやすいパウダーブラシが仕上がりました。アイシャドウはコシがあり、艶を出しやすいポニーを使用しています。

また、「IRODORI」は顔彩と彩色筆がセットになったもので、水彩画の背景の淡い色やぼかしを簡単に表現できます。水さえあれば描くことができる、お子様にもお使いいただける水彩セットです。

ご支援金額 10,000円

(通常価格12,760円相当)

灰リスパウダーブラシとアイシャドウのセット 

「IRODORI」

③ ボディブラシ(柄なしタイプ)と白鴻酒粕生石鹸をお届け

毛穴の汚れをスッキリ洗い落とす熊野筆ボディブラシ。山羊毛と化繊毛のMIXで作られており、肌あたりは柔らかで適度な弾力がお肌の汚れを優しく洗い流してくれます。

泡立ち抜群で濡らしたボディブラシを石鹸の上でクルクル回すだけでクリーミーな泡を簡単に作ることができます。

白鴻酒粕生石鹸は美白効果があるといわれ、ほんのりお酒の香りもする高級石鹸です。

ご支援金額 20,000円

(通常価格22,660円相当)

ボディブラシ(柄なしタイプ)

白鴻酒粕生石鹸
最後に

筆は飛鳥時代に仏教とともに伝来されました。そこから筆は日本で生まれたひらがな、仮名文化によって独自に進化してきました。僕たちが日々作っている書筆や化粧筆、その他いろいろな筆も努力を重ね、どんどん新しいものが生まれています。ぜひ熊野町にお越しいただき、ここでしかできない体験を経験してください。


<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


最新の活動報告

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  • こんにちは!先週末の2日間、東京の伝統工芸青山スクエアでのイベント、「書道に、メイクに。世界が恋する熊野筆。」にて筆制作工程の実演をしてきました。筆ってこうやって作られているんですね!という驚きや、書きやすい!とのお言葉をたくさんいただきました、ありがとうございます!書きやすい筆は、肌あたりが良く自然な表現ができる化粧筆になり得ます。最近、筆のような形状の化粧筆が多いこともそれを証明していますね。さて、こちらのイベント、明日23日(木)まで開催しており、バラの形をした化粧筆の手作り体験も実施しております。お近くの方は、ぜひ足を運んでみてくださいね! もっと見る

  • こんにちは!本日は書道筆と熊野化粧筆のつながりについてお話をしたいと思います。晃祐堂の創業は1978年、当初より書道筆の穂首製造を行ってきました。「穂首」とは筆で一番重要な毛先の部分のことを指します。この穂首製造で一番重要なのは、良い原材料を使用することです。僕たちが仕入れる原材料は天然の毛が多いのですが、これらの材料は仕入れの段階では良い毛と悪い毛が混ざっています。良い毛とは毛先が産毛のような柔らかな毛先があるもの、悪い毛とはその毛先が切れていたり擦れたりしているもののことです。熊野筆の先は、良い毛だけを使用しているため、広げてもまとまりが良く回転もしやすいのです。これが悪い毛だけだと、ほうきのように先がまとまりにくいのです。この、良い毛だけを集めて作られた毛先の部分を、「命毛」と呼びます。毛先の透明な部分が、「命毛」です。この「命毛」があるからこそ書道筆は書きやすいのですが、その技術を応用して作られたのが熊野化粧筆です。熊野化粧筆も良い毛だけを使用して作られているため、肌あたりが抜群で、ムラのないお化粧ができるのです。網に悪い毛をひっかけて取り除く、「さらえ」という作業です。ちなみに山羊毛1kgの中からどれくらいの良い毛が取れるかというと、約700gといわれています。つまり、30%は悪い毛として選別され、毛先の部分に使用することはありません。手間暇がかかる作業ですが、お客様の手元に筆が届くのを楽しみに、今日も職人が良い毛を選別し続けています。 もっと見る

  • こんにちは!本日は、大人気の「熊野筆ボディブラシ」の秘密をお話したいと思います。晃祐堂のボディブラシは猫の肉球のようにポコポコとした形になっており、お肌に触れた時の弾力や泡立ちを良くするよう考えて作られています。「どうやって作られているの?」といったご質問も多くいただきますが、すべて手作りで「穂首」と呼ばれる毛束の形を作り、それを持ち手に一個一個接着していきます。下の写真を見ていただくと、小さい穴が8つ、大きい穴が1つ開いた木(ウォールナット)の持ち手の左側に、大きい穂首と小さい穂首がずらりと並んでいますね。こちらを一つ一つ持ち手に接着していきます。白い穂首がフワフワで、まるでお餅のようですね!この小さいほうの穂首の大きさは大体チークブラシと同じくらい。そして、大きいほうの穂首はパウダーブラシと同じくらいの大きさです。つまり、この「熊野筆ボディブラシ」は、チークブラシ8個分、パウダーブラシ1個分の材料が使われているということです!このように毛量たっぷりのボディブラシ、泡立ち抜群で気持ち良い肌あたりも納得ですね! もっと見る

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