この度、日本中央競馬会(JRA)で活躍されている福島県出身の田辺裕信(たなべ ひろのぶ)騎手から応援のメッセージを頂きました。
相馬野馬追には、中央競馬や地方競馬を引退した馬が多く参加しており、現役時代ファンだった馬に会うために相馬野馬追を見に来られる方もいらっしゃいます。現在現役で活躍されている田辺騎手も、競馬学校時代に相馬野馬追を見に来られたことがあるとのことで、今回応援のメッセージを頂きたいとお願いさせて頂きました。
ーー 田辺 裕信様からの応援メッセージ ーー
現役騎手になってからはタイミングが合いませんが、相馬野馬追は競馬学校在籍時に見る機会がありました。馬に乗る者として、その頭数や迫力、またスリルを目の当たりにして不思議な気持ちになったことを覚えています。
今年の相馬野馬追は、新型コロナウィルス感染症の影響で規模を縮小して開催されたと聞きました。
私の地元、福島県二本松市でも二本松提灯祭りというお祭りがありますが、今年は中止になってしまいました。感染症のことを考えると止むを得ないですが、やはりお祭りというものは「それがあるから頑張れる」という類のものだと思います。
今回、馬主の方を支援するクラウドファンディングを実施されるとのことですが、馬を飼い続けることの負担はやはり大きいものです。ハレの日の出番がなくなってしまった中で、さらに1年後のために飼い続けるには相当の覚悟が必要でしょう。
馬と関わるモチベーションを保っていくためにも、このような取り組みには意義があると思います。
相馬野馬追が、再び元の規模で開催されることを切に願うとともに、私もまた見に行きたいと思っています。
田辺 裕信
ご多忙中にもかかわらず、応援メッセージをいただきました田辺騎手には、心より感謝申し上げます。