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総勢130人を超えるEarth Light Project。
メンバーインタビュー企画「130のストーリー」では、メンバーそれぞれの宇宙への情熱やプロジェクトにかける熱い想いをお届けします。
記念すべき第1回目は、本プロジェクトの技術リーダーである東京理科大学工学部工業化学科2年の杉本圭吾さんにお話を伺いました。
今回のインタビューは、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点からオンラインで行いました。杉本さんの宇宙への愛や、ロケット作りへの情熱、そしてこのプロジェクトへの強い想いが画面越しに伝わってきました。
そんな杉本さんの熱量に、心に火を灯された気がします。
漠然とした宇宙への好きから…
ーそもそも、宇宙やロケットが好きになったきっかけは何だったんですか?
父親の影響で、バックトゥザフューチャーやスターウォーズなどのSF映画が幼少期から好きでした。その中で、「宇宙ってかっこいいな」「物づくりって面白そう」という想いを漠然と抱くようになりました。そして、高校で進路選択するとき、「やっぱり宇宙に携わりたいな」という想いが爆発し、「宇宙飛行士になりたい」と理系を選択しました(笑)
ー大学ではロケットづくりを?
関東の大学生で構成されたCOREというサークルに加入し、ハイブリッドロケットやCanSat(缶サイズの模擬人工衛星)の製作・打上実験などの活動をしています。私は構造班と燃焼班に所属し、今までに3回のロケット打ち上げを経験しました。サークルメンバーで試行錯誤をしながら、今までにないロケットを作る。そんなロケットづくりの魅力に惹きつけられました。
力のある熱い想いを持ったこのメンバーとプロジェクトを達成したい
自分が得意なフィールドで支えたい
ーEarth Light Projectに関わることになったきっかけは?
新型コロナウイルスの影響で、出場予定だったスペースバルーン大会がなくなってしまったんです。そんな時、SDF(※)の石橋さんと都築さんから、このプロジェクトについて聞きました。
このプロジェクトには、クラウドファンディングの成功に全力を捧げている人や、常に最高のウェブサイトについて考えている人、ムーブメントを起こすためにはどうすればよいか考えている人など、100名以上の学生が集まって、様々な活動を行っていることを知りました。その活動を指をくわえてみているのはどうなんだろうか、自分が手助けできるところはないのだろうかと思いました。
ー大きなプロジェクトですが、技術リーダーとして参加する事に不安はありませんでしたか?
多少の不安はありました。しかし、炎を打ち上げるというゴールに向かってただひたすらに挑み続ける環境や、収益や合理性を一切排除して自分たちのやりたいことを実現させる機会というのは、決して沢山あるわけではないと思いました。この機会を逃したくないという想いが強く、迷うことなく参加を決めました。
ー打ち上げに向けて準備はどうですか?
打ち上げ成功に向けて、解決しなければいけない問題がいくつかあります。自分が持っている知識や経験を基に、解決したいと思います。
いい意味でも、悪い意味でも怖いもの知らずだと思います
ー技術面でプロジェクトを支えている杉本さん。自身の強みはどんなところですか?
僕は、勢いを大切にしています。何をするにもやってみたいと思ったことには、思い切って飛びこみます。考えるより先に行動しているタイプです!
ー最後に一言!
打上げられた炎が分断された今の社会を明るく照らし、みんなの心にある炎を灯すようになればと思っています。そして、「これは私たちが作ったんだ!」と胸を張っていえるように、全力取り組んでいきます!
※宇宙開発フォーラム実行委員会