この度は、ご支援を頂きまして誠にありがとうございました。 この度映像の取りまとめも終了し、先日、ディスクをお受け取りのみなさまには発送も完了いたしました! また、完成まで大変お待たせしてしまった事をお詫び申し上げます。 制作した映像には、堤防の建設が予定されている、旧北上川の曽波神大橋付近から、日和大橋先の灯台までの区間の両岸の映像が収録されています。 灯台に出るまでの区間を淡々と下って行きますが、その映像の中に見える、既存堤防を利用する人たちの姿や、歴史のある護岸、そして他の地域では見られない、護岸越しに見える道路や建物などの情景。また撮影する日によって状況の違う水面も回想できることでしょう。 また、映像を観たあとに、実際に川岸を歩いてみると、矢板(堤防の基礎に使われる防水用の鋼板)などが既に打ち込まれているところもあれば、当初の計画よりも大分進度が遅い区間もあるように見えます。そして、街の中から聞こえて来る声を聞いていると、周辺住民の意識にも変化が生まれてきたなと感じています。 その一方で2015年になり、街の中からは建物を取り壊す音から、新しく建物を建てている音が聞こえるようになりました。ようやく具体的に街が再編成され始めている様子です。 あと数年経った時にどういった変化が起きたのか。堤防を建てる事が良かったのかどうなのか。作られた物が愛玩されているだろうか。それを比べる材料にこの映像が寄与できる事を期待しています。 改めまして、この度は皆様からのご協力を頂きまして、ありがとうございました。 増田拓史
こんにちは。 お盆が明けた石巻は冬の寒さが信じられないくらいに暑いです。 昨日17日は30度近くまであがったのでは。。 湿気と気温で空気が霞がかってしまい、今月は撮影やリサーチが思うように進んでいませんが、お盆の間にボートや船外機のメインテナンスをしていました。(こちらの画像はメーリングリストの方にお送りいたします) さて、リサーチや撮影は絶妙なタイミングで行われます。 ここに添付してある写真は潮位表で毎時間ごと潮位が示されています。 なぜこれが必要かというと、河口付近は潮の満ち引きで1.5M程度の潮位差が発生します。ですので日をまたいでの部分撮りをするときなどは、潮位をあわせないとおかしなことになってしまうのです。 また、満ち潮に向かうときは、川から海に向かう流れと海から川に遡る潮がぶつかり水面がかなりうねってしまい、小さなボートで安定して撮影する事は難しくなります。 そこで、写真の潮位表に赤く塗られた時間が適している時間帯になります。さらにその中でも日中である事と天候を加味すると・・・ という訳で、長期戦への備えをはじめています!
こんにちは! 今日の石巻は雨。 でも、涼しくて過ごしやすいです。 雨の中の旧北上川はカモメが群がっていてなにか魚群を追っているようでした。 只今、今後のスケジュールを組み直しております。 全体のスケジュールが出来上がり次第、皆様にもご連絡差し上げます。 また、メーリングリストによる配信は、来週以降からを見込んでおります。 今日は、撮影で使う特殊なジグの為の図面を引きました。 ジグの制作は石巻の地元鉄工所と協同制作。 こうやって、地元の方々や企業さんを巻き込んでプロジェクトは進行していきます!!