はじめに・ご挨拶
ページをご覧いただきありがとうございます。自分は大学生の藤村といいます。オレオは私の実家で飼っている生後9ヶ月の元保護猫で、先日、FIP(伝染性腹膜炎)と診断されてしまいました。
このプロジェクトで実現したいこと
FIPは不治の病と言われており、発症すると治療をしなければほとんどの猫が2ヶ月以内に死んでしまうと言われている恐ろしい病気です。治療として、国内未認可で保険適用外の薬「MUTIAN」の投与は効果が期待できるとされています。価格は12週間で約84万円です。通院を含めるとより多くの費用がかかります。我が家は私と妹が大学に通うため一人暮らしをしており、治療費を全額負担することは厳しいです。私と妹でアルバイトをするなどして少しでもお金を稼ぐつもりですが、両親は既に時間いっぱい仕事をしており、これ以上収入を増やすことはできません。そこで、オレオをFIPから解放するため、皆様からのご支援をいただきたいと思っております。
【ご注意】MUTIANは日本において動物医薬品として承認されていません。オレオの飼い主として、個人的な自己責任と判断のうえで投与が必要と考えていますが、全てのFIPの猫にMUTIANが有効であるという趣旨ではありません。
プロジェクトをやろうと思った理由
オレオは2019年の年末に保護団体から譲り受ける形で家族になりました。オレオは生まれてすぐに他のきょうだいと一緒に段ボールに入れて棄てられていたそうです。保護されたときはかなり衰弱していて、
自力でミルクを吸う力がなく、カテーテルを胃まで挿入してミルクを飲ませてもらっていたそうです。しかしその後は元気に成長し、我が家に来た後は同じく譲り受けたこむぎと一緒にのびのびと過ごしていました。この頃はこむぎよりもとても元気がよく、猫じゃらしに果敢に飛びついて遊んだりしていました。
しかし、4月10日ごろから粘液状の下痢の症状が出始めました。動物病院で抗生剤などを処方してもらい、その後薬を変えながら通院を続けました。しかし効果が出ず、5月頭ごろから下痢に加えて嘔吐も見られ、毛布などにうんちを付けてしまったりして、その間も薬や餌を変えながら週1回ほど通院していました。
4月以降はすっかり大人しくなり、猫じゃらしにも興味を示さず、性格が変わってしまったように思います。こむぎが「遊ぼう!」と呼んでも無反応でした。
5月末にうんちの検査を行った結果、クロストリジウム性腸炎(細菌による下痢)と診断され、薬を投与すると調子が良くなったように見えましたが、やはり4月以前と比べると元気がなく、身体が熱っぽくて、ご飯以外は一日中寝ているような状態でした。こむぎの呼びかけにも相変わらず応じず、お腹がブヨブヨしていて、ジャンプができなくなっていました。家族は、何か別の病気にかかっているのではないかと心配していました。
そして6月24日、再び病院で診察してもらったところ、FIPの疑いがあると診断されました。腹水が溜まっていて、発熱と貧血も確認され、危険な状態と言われました。当日中に私が2週間分のMUTIANの個人輸入を行いました。
6月29日、病院からFIP確定の連絡がありました。
6月30日、MUTIANの投薬を開始しました。
オレオは家に来てからこれまでずっと、家族の癒やしになってくれていました。ぶっきらぼうそうに見えて実は甘えん坊で、放っておくと家族のそばに寄ってきてスリスリします。私は気持ちが落ち込んでいるときも、オレオとこむぎのかわいい姿を見て励まされてきました。生まれてすぐに棄てられ、ミルクも吸えないほど弱っていたオレオ。その後せっかく元気に育ったのに、FIPと診断され、「治療をしなければ数週間で死んでしまう」と言われてしまいました。そんなオレオがかわいそうでなりません。オレオを助けるために、どうかお力をお貸しください。
これまでの活動
6月24日、FIPの疑いがあると診断され、血液検査を行いました。
同日、約12日分のMUTIAN $1100(¥122845)を購入しました。
6月29日、病院からFIP確定の連絡がありました。
病院から頂いた検査結果です。
6月30日、MUTIANの投薬を開始しました。
7月2日、約22日分のMUTIAN$2200(¥247431)を購入しました。
7月11日、2度目の血液検査を行いました。
7月26日、約7日分のMUTIAN$660(¥73487)を購入しました。
7月29日、3度目の血液検査を行いました。
8月6日、約33日分のMUTIAN$3300(¥363894)を購入しました。
8月16日、4度目の血液検査を行いました。
9月2日、5度目の血液検査を行いました。
資金の使い道
集まった資金は全額FIPの治療薬MUTIANの購入に使用させていただきます。
体重4kgのオレオは一日あたり400mgのMUTIAN(10000円)を摂取する必要があります。
MUTIAN 10000円/日 × 84 / (1-0.17(手数料)) = 1,012,000円
万が一、オレオの容態が悪化し、治療の継続が難しくなった場合には、他に猫のFIP治療をしている方に残りの金額を寄付いたします。【追記】おかげさまで、投薬期間を満了できそうです。ありがとうございます。
リターンについて
母は洋裁が得意なので、普段からオレオとこむぎの首輪やおもちゃを手作りしたり、洋服や小物を作ったりしています。それを生かして、手作りの猫ちゃん用の首輪や、首輪とおそろいの飼い主さん用のポーチをリターンとしてお返ししたいと考えています。
【猫用手作り首輪】
写真はイメージです。デザインおまかせでお作りいたします。簡単に長さの調節ができるようになっています。
【飼い主さん用ポーチ】
写真はイメージです。「猫ちゃんとおそろいセット」をお選びいただいた場合、首輪とおそろいのデザインでお作りします。
【リバーシブルエコバッグ】
写真はイメージです。デザインおまかせでお作りいたします。表裏どちらでも使えるようになっています。
実施スケジュール
MUTIANを購入した際には、毎回PAYPALの明細を掲載します。
約一週間ごとに治療の経過を支援者様限定で報告します。
血液検査の結果を支援者様限定で報告します。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。私達は必ずオレオのFIPを完治させます。そのためにも、皆様どうかご支援よろしくお願いいたします。
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るあけましておめでとうございます
2021/01/06 01:39あけましておめでとうございます。年末年始は実家に帰省し、オレオとこむぎがとても元気なことを確認できました。帰省する前にも、オレオが元気なことは母から聞いておりましたが、実際にどうなのか、また元気がなくなってしまっているんじゃないかと不安でした。しかし、こむぎと一緒に走り回り、おもちゃで遊び、両親に甘えるオレオの姿を見て安心しました。前に、薬のせいなのか食欲が有り余ってこむぎの分までがつがつ食べていたと書きましたが、だいぶ収まったようでこむぎと同じように少し食べては席を外していました。オレオに会うのは3ヶ月半ぶりでした。私のことを、赤の他人が来たとき程には警戒しなかったものの、目を丸くして見つめたり近づくと逃げたりして、誰だか分かっていない様子でした。それでも、2、3日もすると擦り寄ってきてとてもかわいかったです。オレオは他の猫の例に漏れず、甘えたいときに甘え、飽きたらすぐ逃げてしまうので、もっと撫でたいのに、、、と少し寂しく思いました。冬休みが短く1週間ほどしか居られませんでしたが、オレオとこむぎの気ままな様子をたくさん見ることができました。テレビで猫向けの動画というのを少し見せたのですが、興味津々のこむぎに対して、オレオはこむぎにちょっかいをかけていました。こむぎに抱きついた後、ずっとお尻の匂いを嗅いでいました。 もっと見る
ご無沙汰しております
2020/11/05 20:07こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
プロジェクト終了いたしました
2020/09/19 11:14いつもお世話になっております。9/18付で、プロジェクトの終了をむかえました。291人もの方から、1,134,320円(112%、目標金額は1,012,000円)ものご支援と、温かいお言葉をいただきました。プロジェクトは7/8から開始し、7/27に目標金額を達成しましたが、その後もたくさんのご支援をいただきました。MUTIANの投薬は9/21に満了できる予定です。こうして安心してその日を迎えられるのも、ご支援くださった皆様のおかげです。本当にありがとうございまいした。リターンですが、9月中に発送となっているものはもうすぐお送りできる予定です。ポストカードは業者さんに発注し、きれいに印刷していただきました。10月中に発送予定の首輪、ポーチ、エコバッグもほぼ全てできあがっています。首輪については、これから皆様にメールで猫ちゃんの性別や毛の色、ご希望の首輪のサイズ(LまたはM)を伺います。ご返信がなければデザインはおまかせで送らせていただきます。オレオは最近の血液検査があまり良くなく、投薬期間満了後も気を抜かず経過観察する必要があります。今後もオレオの様子や血液検査の結果などを報告していきます。 もっと見る
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