2021/02/05 16:58

クラウドファンディングをスタートしたのは1月8日でしたが、その時は「牛革トレイをフタにしたい」という意気込みだけで、実像がありませんでした。

その後、当たってみたのは、革小物作家の阿部深雪さん。

もともと革のカバンを作っていらっしゃって、若いけれど経験が長く、
前職(BAR)でのお客様だったことや、BARにお母様を連れて来て下さったこと、BARが雑誌に載る際に取材対応してくれたこと、

いろいろ蘇り、

最近 banya base craft という工房を立ち上げたことをSNSで拝見していました。

ぜひ深雪さんに作ってもらいたい!とお声がけして、一緒に革を選んで買うことからスタート。
栃木レザーという、地元のタンナー(皮を革に加工する会社)が製造する革をじっくり選んで、のっけから2種類の革に7万円使ってしまいました。おぉぉ。今できることを楽しもう!

深雪さんの作業部屋に皮が届きました。
ちょうど牛の体半分の形をしている革で、とても大きいです。
肉牛になった牛の皮が、このように加工されています。
ありがとうございます。大事にします。

今回は1枚分をトレイに使います。26点ほどトレイが作れるそうで、本当に1点ものの作品になります。
分厚すぎたので、皮を機械で薄くする加工をして、スタートしました。

最初のモデルは、今とは裏表が逆です。

金物屋さんに刻印も発注しました。

Tochigiの「o」の苺の粒は、小さすぎるので省略しようと思いましたが、金物屋さんが「苺の粒はあった方がいい!」とおっしゃるので、なんという自信!と驚きながら、じゃ、じゃあ、、と作っていただきました。ちなみに刻印サイズは縦3cmです。
粒、きちんと再現できていました!
1万円使ってしまいました!いいの。

深雪さんが革のハギレ部分に試し打ちしてくれました。
小さなデザインまでしっかり押せるのは技術です。
これはハンマー等でなく、面でプレスして熱もかけているそう。機材を持ってないとできません。

その後、トレイの辺が伸びやすいので、気持ち台形でカットをお願いし、

裏表もチェンジ。トレイ内側を革の表にしました。
赤丸は刻印予定箇所です。

フタにした時がフサフサの裏面。

さらに別モデルも作成。

使用するであろう人たちに投票をしていただいたところ、

意見に偏りがなく①11票と②12票に分かれ、

①は事業をやっている人が(お会計トレイか)

②は自宅で使う人が

選ぶ傾向があり、どちらも同量で作ることにしました。


左:革名「クリーク」は国産の牛革で、イメージしていた硬さはないのですが、希望される方もいらっしゃったので少量生産。アンティークな雰囲気。

右:今回のリターン商品となる「サマーオイル」は北米の牛革で、硬くてシックなダークブラウン色。こちらを半数ずつ作ることにしました。

いよいよ作業が始まります。
⬇︎こうした傷は生きている間についた傷で、取扱いの不具合ではないとのこと、これも含めることにしました。

⬇︎こうした穴につながるような傷は省くとのことで、承知しました。
よろしくお願いいたします。

裁断道具は、たこ焼きとお好み焼きを連想します。

目打ちで裁断ポイントに印をつけて、定規兼ナイフとして、お好み焼きで裁断していくイメージでしょうか。

短いスパンで何度も切って直線にするとしたら、とても器用なことです。
簡単に千切れないほど分厚いので、力も要りそうです。

しかし2時間ほどで大まかな裁断が終わったとのご連絡をいただき、

翌日、細かな裁断と、ど真ん中に刻印を打ってくれました。
お会いした時に刻印を打つ用の型も見せてくださり、とても手間がかかっていることがわかりました。


⬇︎こんな風に、フサフサの断面(下)も、磨くとツヤっとした断面(上)になります。糸を縫う箇所は、事前に目打ちで穴を開けていて、丁寧で細かい手作業ですね!
この他にも、裏面に折り加工を加えています。

正確に、美しく作ってくれるだけでなく、都度完成に対する確認を取ってくださるので安心して進めることができました。

革名「サマーオイル」を磨いた時のツヤ感は、深雪さんも楽しいと言ってくれました。
ちょっと高級な革を買ってみてよかったです!

三日後には納品できるので、出来上がりが楽しみです!
皆様へのお届けを楽しみにしています!

2/10(水)〜11(木)頃にお酒とセットでお届け予定ですので、どうぞお楽しみに!!!

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