アソビ社代表の山内大輔です。
クラウドファンディングも残すところ24時間になりました。(9月28日23時59分まで!)
皆様のおかげで、
最初に掲げた目標も達成し、次なる目標を掲げることがでいたことを嬉しく思います。
そして、最終完成!!とまではまだまだ言えない状況ではありますが、
『ゲストハウス内子晴れ』は10月1日よりテストオープンいたします!
(バー営業はもう少し先になります。そして大きなトラブル等なければですが。。。)
ここ最近は、
朝起きてから、寝るまでずーーーっとゲストハウスの作業をやる、開業するための手続きや段取りをする、そんなゲストハウス漬けな毎日。
何かをはじめることの大変さと、それでなきゃ味わえないだろう何とも言えない焦り、問題を知恵を出し合いながら解決していく喜びと安堵感。そしてまた訪れる焦り。
そんなことを日々日々繰り返すうちに、
ようやくようやく今になって腹をくくれるようになった気がします。遅いですよね(笑)
とてつもなく長い時間であり、あっという間の時間のながれ。まだオープンはしてないですが、なんとかスタートラインに立てそうな気がしています。
いっぱい活動報告をしてみなさんにいろいろなことを紹介していくつもりが、なかなかアップできずに申し訳なく思いますし、悔しい気持ちでいっぱいです。
『何かを始めるって本当に大変だ。』
自分じゃなければもっとうまく早くスムーズにオープン出来てただろうな~。そんなことをよく思っています。準備にもある程度時間をかけたつもりではあります。なにもかもはじめてのこと続きで予定通りいったことなんてわずかだったんじゃないかな~、と思います。
先日の記事で自己紹介させていただきましたが
横浜から愛媛県内子町へ移住した理由 ~世界放浪と四国お遍路~
https://camp-fire.jp/updates/view/36802#main
そもそも自分は旅に出たり、協力隊という仕事をしてきましたが、経営に向き合うのは初めてだし、専門的な知識もなく、ましてやリーダーシップがあるわけでもない『ビジネス』という言葉の対極にいる人間なのではないかと。
そんな人間が会社を立ち上げて一体何ができるのだろうか。
とにかく
なんとかしないといけない状況でゲストハウスの開業の合宿に行ったり、
アースキューブジャパンが手掛ける開業合宿2泊3日
創業のセミナーに行ったり、いろいろな人に会いに行ったり。そんなことを通じて学びながら、そしてチームで徹夜しながら話し合いながら、『えひめ産業振興財団』の助成金へプレゼンして採択をしていただいたり、『伊予銀行のビジネスコンテスト』に出して賞をいただいたり、その縁でできた『地域クラウド交流会』のプレゼンでは、優勝することができました。
自分たちがやっていくことが間違いではなく、自信を持ってできるものへと少しずつ変化していったんじゃないかと思います。
しかしながら、
いいプランや思いがいくらあろうが、それを実現していくってことがどれだけ難しいことか、大変なことかを肌で感じることになりました。
やっていくことは初めてのことばかり。物件を借りていくところから、実際にやっていく業者さんを選んでいくこと、セルフ改修作業、また融資をうけることやお金の計算、そして今の仕上げ作業など、今までコメディー映画のようにほんとうにトラブル続きでした。
資金をなんとか抑えるために現場監督も入れないことを決断し、改修作業も素人集団の解体に始まり、素人の自分が現場にはいることに。もちろん初めてのことっていうのはワクワクすることも多く、たくさんの学びはありました。でもとにかく『段取り』っていうものがとても難しかった。
「あれはどうするの?」「これはどうするの?」「あれどうなってます?」「あれやりました?」
そんな言葉達に対していつもすぐに答えを出せないもどかしさ。。。
プランもやり始めてから、アイデアが浮かび変更したり、やむを得ず変更したり。その変更したことを誰と共有していくか、だれとコミュニケーションをとっていかないといけないか。幾度となく問題をつくっていってしまったな~って。
内子町の役場をはじめ、大家さん、不動産屋さん、工務店さん、大工さん、電気水道屋さん、左官屋さん、建具屋さん、美装屋さん、金物屋さん、商工会、酒屋さん、税理士さん、銀行の方々、手伝いに来てくれた友人たち、数えきれない方々に数多くのご迷惑をかけたことを本当に申し訳なく思っています。
でもね、
そんな状況を作り出してきたのに、これまで一緒に進めてやってきてくれたことが、なんていうか本当に嬉しいし、感謝しかないんです。大工さんや電気水道屋さんなんかは、本当に変更に次ぐ変更でイライラさせたことと思います。それでもいろいろ受け止めてくれて、そして気にかけてくれて。
セルフ改修では、毎日のように仕事帰りに手伝いに来てくれる仲間がいたり、手伝い行こうかと気にかけてくれる人がいたり。地元からも遠方からも本当にいろんな人たちが来てくれた。実はこれを書いている今も仲間たちが現場で作業をしてくれています。夜更けまで。子どもたちまで手伝いに来てくれたり。
町に住む人がたくさん工具を貸してくれたり。町の工務店さんや木工屋さんや石材屋さん、炭の職人さん、竹材屋さん、和紙屋さんからいろいろな材料を支援してくれたりもした。
町を歩く地元の人も、観光できている人たちも
「頑張りやー」「まだできんのか?早く飲ませてくれ!」「応援してます!」「楽しみにしてます!」と足を止めて話しかけてくれたり、差し入れを持ってきてくれたり。
この一瞬一瞬の出来事にどれだけ救われたか。どれだけ心を持ち直す事ができたか。
その一瞬一瞬の積み重ねがあって、『今』に至るのです。
一つのことを作り上げることって自分たちだけではなく、
本当に大勢の人たちの協力があって、そして大勢の人たちが繋がって、
ようやく形をなしていくものなんだな~って。
何かを始めるってのは大変ではあります。
でも
何かを始められるって、『幸せなこと』だと今では思えるようになりました。
本当に有り難く思ってます。
そして、
そんなこんなの時間を1年以上ずっとずっとずっと一緒に夜な夜な会議をしたり、素敵なアイデアを生み出したり、壁にぶつかったりを繰り返し、不眠不休で一緒にやってきてくれたアソビ社の仲間全員にも頭があがらないです。
チームってやっぱり意見も食い違ったり、価値観のすれ違いがあったり、個性あるメンバーゆえいろいろ大変なことだってそりゃあります。こんな自分とやることはきっと大変だったと思う。不満や不安をたくさん与えてしまったと思う。
でもいつもいつも心の支えになってくれて、いいものを作ろうと思ってくれて。みんなの働きを、みんなのがんばりを思い返すともう言葉にならないです。どんな状況でも楽しくいられたのは、このチームがあってこそなんです。
そして、
このチームを支えてくれた人たちが、たくさんいたからこそなんですよね。
『内子晴れ』という小さな陽だまりを作り、そこに人が集う。
そしてやがて大きな晴れ間になっていく。
必ずそんな場所にしていきたいし、
そんな場所になっていくんじゃないかな~って思います。
この先未知数なことばかりでもっと大変なことがあるとは思いますが、
これから新しく生まれていく『内子晴れ』を『アソビ社』を今後ともみなさん見守っていただければと思います。
さいごに内容のない話で申し訳ないなって今思ってます。
もっともっとたくさん書きたいことがありましたが、最後の投稿ってなるとやっぱり感情的になってしまいます、お許しください。
~クラウドファンディングを通じて~
実はクラウドファンディング準備に2ヵ月以上かかりました。思いを文字にして伝えるというのは本当に難しかった。アソビ社広報のまりちゃんを中心によくここまで文字を起こしたと思います。
反省点もいろいろありましたが、
いろいろな人に思いを伝えられたことや、自分たちの思いを整理できたこと、そしてなによりもあたたかい応援をしてくれた人たちが増えたこと。本当に嬉しく思います。
クラウドファンディングに挑戦できてよかったです!
クラウドファンディング終了の9月28日の23時59分まで残すところ約24時間。
よし!最後までやるっきゃない!
それではオープンに向けて残りわずかな今しかないこの時間をバタバタなこの時間を、いっぱいいっぱいのこの時間をめいいっぱい楽しんで、がんばりますので、今後ともよろしくお願いします!!
本当にありがとうございました!!
今後また報告することがいっぱいあると思うので、フェイスブックやホームページを通じてみなさん今後ものぞきに来てくださいね!
それでは、さいごまでお付き合いいただきありがとうございました!!