おはようございます。
お盆も今日で最終日ですね。
お盆休みと縁がない職業なので
私はずっと仕事です(^_^;)
7月に我が家は初盆を迎えましたが
猫様方の様子を見るに
恐らく今月も陽輝が帰って来てる節があるなので
少し長くなりますが
陽向が来る前に亡くなった
陽輝の話をしたいと思います。
陽輝と出会ったのはとあるペットショップです。
たまたま家族全員で出掛けていた時に
立ち寄ったペットショップに
陽輝はいました。
ぬいぐるみのように可愛い姿や
抱っこした時の愛くるしいお顔に
家族全員メロメロになりましたが
もうすでに2匹いるのに3匹目となると抵抗があり
一度はペットショップを出ました。
しかし、どうしてもその子のことが頭から離れなくて
ペットショップ閉店間際に戻り、陽輝を連れて帰ることにしました。
いつも元気いっぱいで
ぴょんぴょん跳ねる姿はまるでうさぎ跳。
寝方がかなりダイナミックで
我が家を賑やかにしてくれた陽輝。
そんな陽輝ですが
生後4ヶ月の頃に
重い皮膚病を患ってしまいました。
原因はカビでしたが
陽輝の場合は真菌だけでなく
色んな菌が重なってしまったためお薬が余り効かず
長い長い闘病生活が始まりました。
治りかけたりまた出たりを繰り返して
一喜一憂の毎日です。
病院通いが途切れることなく
毎週病院に連れて行きました。
手の肉球が腫れた時は本当に鳴き叫びながら治療して貰って
あの叫び声は今でも耳に残っています。
病院通いが続く陽輝は
それでも元気に過ごしていて
一番のヤンチャ坊主で食いしん坊で
病気なんかを感じさせない明るい子でした。
1年以上かけて皮膚病の症状が緩和していった頃
陽輝の体にまた異変が起きました。
原型をまったく留めない《液状の下痢》です。
動物病院で整腸剤などを貰ってもまったく改善されず
それが数ヶ月続き
色々な検査をして判明したのは
猫コロナウイルス“陽性”というものでした。
ただ陽輝の場合はFIPの症状である食欲低下や発熱、元気減退や腹水などが
まったくなかったため様子見となりました。
しかし数ヶ月続く下痢は改善されず
今年の1月に
セカンドオピニオンとして
片道1時間半かけて東京にある猫専門の動物病院に行きました。
そこでも色々な検査をしましたが
下痢のハッキリとした原因は結局分かりませんでした。
うちに来てからずっと病院通いなのに
陽輝は私達にグルグルと甘えてきて
仕事に行く時も
帰ってくる時も
いつだって玄関で待っててくれる
本当に可愛い子でした。
少しだけ下痢の症状が治まる兆しを見せ始めた
2020年3月10日。
私はいつものように仕事に出掛けました。その日陽輝はお気に入りの冷蔵庫の上にいて、私は仕事に急いでいたこともあり、「行ってきます」と初めて言ってあげられませんでした。
夕方、仕事中に母から来たLINEで
私は頭が真っ白になりました。
どうしてあの時、行ってきますって言わなかったんだろう…?
私は今でもそれを後悔しています。
起きない陽輝に噛みついたり、引っ張ったりして懸命に起こそうとする先住猫の命。その姿に涙が溢れます。
飼い猫を亡くすのは陽輝が初めてで
こんなに悲しい別れがあるのかと心底思いました。
元気に見えていても
陽輝は必死に病気と闘ってくれていました。
助けてあげられなくてごめんね…。
2歳1ヶ月という若さで虹の橋を渡った陽輝は
きっと自分が死んだことに気づいていないと思います。
そんなちょっと抜けてる所が可愛かったんです笑
虹の橋でお兄ちゃんお姉ちゃんいなくて寂しいかもだけど
まだ陽向をそっちに逝かせるわけにはいかないから
どうか末の弟のことを虹の橋から見守っていてね。
必ず元気になるから。
陽輝に出来なかったこと、今度は後悔しないようにやるから。
また来年のお盆に帰っておいで(>_<)