はじめに・ご挨拶

皆さん初めまして。

僕はアジアを中心にサッカー選手をさせていただいています渡邉卓矢と申します。

これまでにカンボジア、モンゴル、ネパール、タイとプレーをさせていただき、今年からはラオスという国でプレーをします。

ラオス国内でも3月末よりコロナウィルス感染拡大防止のためのあらゆる制限が行われましたが、現在はコロナウィルスへの新規感染者もおらず、日常の生活を取り戻しております。

しかしながら我々が主戦場としているスポーツではスポンサーの撤退や、新規獲得の難航といった運営資金面での問題も生じております。ラオスに限らず、全世界で同じような状況です。

僕にとって、サッカー選手とは「夢を与えてくれた存在」です。だからこそ、この共通の夢に対して諦めずになんとか成し遂げたいと思っております。

昨年、日本で開催されたサッカー　ワールドカップアジア2次予選「モンゴル代表　vs 日本代表」の際にモンゴル代表チーム全員に、モリヤマスポーツ様のご協力のもとにアシックスのシューズを提供（合計86足）させていただき、少し耳に覚えのある方もいらっしゃるかもしれません。

モンゴル代表チームからはとても喜ばれ、チームとして全力でこの素晴らしい試合を戦うことができたとメッセージをもらいました。

このプロジェクトで挑戦したいこと

僕はラオスの首都ビエンチャンではなく、チャンパサック県というカンボジアやタイ、ベトナムに隣接した地域で、昨年4月よりチームを立ち上げておりました。

しかし、コロナウィルスによる影響を受けて現地スポンサーの撤退により、

「今季のリーグ参戦はしない」という決断に至りました。

そのため、僕はラオス国内で新たなチームへ移籍をして、今季のラオスリーグを戦うことになりました。

新たなチームでも同じように、選手としてのプレーのみならず、チームのマネジメントにも取り組ませていただいています。

選手の獲得、スポンサー獲得、練習場の整備や広報活動などもチャレンジさせていただいております。

そこで、

『スポーツの価値とはなんだろうか。』

また

『アスリートが与えられる価値はどんなことなんだろうか。』

とたくさん考える機会がありました。

昨年より合流しておりましたチャンパサック県のチームの選手はコロナウイルスによるスポンサー撤退の影響を受けてチームがリーグ参加を見送ったことにより、一つの目標を失いました。

「国のトップリーグに挑戦する。」

ということです。

やはりサッカーというのは夢があり、人々に感動を与えるものだと思います。

コロナウィルスというコントロールできない要因ではあるものの、彼らの気持ちを考えると、

とても胸が苦しくなりました。

僕は新たなチームを探し、契約を獲得してそこでプレーすれば良い。

しかしながらそれはラオス人選手たちには容易なことではないと思います。

そして、僕は新たなチームへ移りました。

それがこのViengchanh FC（通称VFC)なのです。

（写真　後列左から4名が日本人選手）

チャンパサック県でともに目標へ向けてトレーニングを積んでいた4名の選手を引っ張ってきました。

元々このチームに所属していた選手ともテストを行い、ラオス人選手19名と日本人選手4名からなる23 名の選手でリーグを戦います。

そして、

日本人選手は僕がこれまでに海外で挑戦をしてきたときにともに切磋琢磨をし、「いつかともにプレーをする事が出来たら良いね」と話をしていた仲間たちです。

何かチャレンジをするときに心強い仲間がいると可能性をより感じさせてくれます。

厳しい世界ではありますが、自分の人生でずっと胸に残り続けるチャレンジにしたいと思い、

このメンバー構成にさせていただきました。

ここには書ききれない程、たくさんのことがあり、彼らもたくさんのことを考えたと思います。

それでも、ここに残り、ともにプレーをすることを選んでくれた僕にとって最高の仲間です。

ぜひ、この仲間たちとの挑戦をみなさんにも応援いただきたいと思っております。

「何を目指し」、「何のために」、「何になるのか」

・何を目指すのか

僕はこのリーグを戦う上で、『優勝』を目指します。やるからにはここを目指すべきだと思いますし、この目標を何としても達成したいと思い、日々を過ごしています。

優勝をしたいということは本気でやらなければ到底難しいことです。全員が本気になって、全てを懸けても達成できるかわからないものです。

できることは【その可能性を１％でも引き上げること】です。

・何のために目指すのか

僕は『ラオス人選手たちにサッカーを通して夢を持ってもらいたい』と思っています。

本気で優勝を目指す過程でいくつものドラマが生まれると思います。

そして、多くの仲間が生まれると思います。

その過程を大切にしてもらいたい。

スポーツというのは人々に感動を与えてくれます。僕も地元の千葉県・柏市を拠点とする柏レイソルがJリーグで優勝を達成した時、これまでに味わった事のないような感動と興奮、そして地域の盛り上がり、熱量を感じました。

スポーツは人々に感動、熱狂を与えてくれます。

僕はこのチームで所属する選手、スタッフのみならず、地域の皆さんが楽しみにするものを作りあげたいと思っています。

・何になるのか

こうしたサイクルを達成することにより、このチームはこの地域の子供達の夢となる可能性を秘めていると思います。いわば地域のヒーローのような存在です。

東南アジアの発展途上の国々では、まだまだ教育が充実していない地域もあります。

子供達は簡単に間違った道へ進んでしまう可能性があります。

麻薬や飲酒、タバコなどを若いうちから手にしてしまう危険性があります。

日本では考えられないことかもしれませんが、それが現実にあります。

サッカー選手として活躍するという夢を持つことで、子供達に生きがいを与えたい。

そして、努力することの大切さを植えつけたいと思っています。

夢を語り、夢を持ち、本気になると表情が変わります。

資金の使い道・実施スケジュール

集まった資金はクラブの運営、強化の費用として使わせていただきます。

僕たちは名前は首都のビエンチャンと同じ読み方をしますがスタジアムからは車で２時間ほど離れています。そのため、移動による疲れも考える必要があります。

移動の費用、試合までの滞在場所の確保の費用に充てさせて頂きたいと思います。

今回の資金の使い道の一つの主な部分はチャンパサック県から連れてきた選手に対するものです。
彼らは僕たちが連れてくることをしなければ代表選手であるのにもかかわらず2部以下のチームでのプレー、もしくは地方のトーナメントのみの出場しかしないという現実がありました。

これでは代表チームの強化にも繋がらないですし、日本サッカーの進化のためにはアジア各国がより強化され、日本を追いかけ、追い越すというような意識になっていくことが必要なのではないかと思っています。

だからこそ、僕は代表に名を連ねている、もしくはその可能性が大いにある選手に関しては自国のトップリーグでプレーをしてもらいたい。そして地域の子供達に勇気や希望を与えてもらいたい。ファンになってもらいたい。

それこそが地方の子供達に夢を見させる、夢を描かせる一つの要因となると思っています。

資金の内訳としてラオス人選手たちの給与・また食費や活動をより活性化させるための資金として使用させていただきます。

なお、リーグ期間は4ヶ月を予定されていますので、年間の必要経費を30%ほどの費用を目指してクラウドファンディングを立ち上げさせていただきます。

ただ単にチャレンジをするのではなく、やるからには「優勝を目指して」挑戦をしていきたいと思っています。

目標があると、選手たちの顔つきも変わります。練習に臨む選手たちの態度や、熱量もかなり増してきています。試合を多く積み重ねて、自分たちがどのように戦うのかという確認作業を行なっております。

僕は選手としてプレーをすることはもちろん、チームを俯瞰して整え、勝利へ導くためのクラブのマネージメント、コーチングという部分の役目も担っています。

簡単なチャレンジではないですが、これを成し遂げることは彼らの夢を実現させることに直結すると思っています。

そして、その夢は子供達へと引き継がれていくと思っています。

僕が行いたいことはこの地域に夢を作ることです。

リターンのご紹介

①今季のユニフォームをリターンに設定させていただきます。（サイズはSサイズ、Mサイズ、Lサイズ、XLサイズの4種類用意させていただきます。）＊発送はシーズン終了後、国内より11月を予定しております。送料を含んだ金額となります。

■サイズに関して

Sサイズ  ：身長　155cm〜165cm チェスト　80-88 ウエスト 76-84

Mサイズ ：身長　165cm〜175cm チェスト　88-96 ウエスト84-92

Lサイズ  ：身長　175cm〜185cm チェスト　96-104 ウエスト 92-100

XLサイズ：身長　175cm〜185cm チェスト　104-112 ウエスト 100-108

・ホーム用ユニフォーム（支援額：12,000円）サイズ　ーS・M・L・XL

背番号と名前はご希望のものに変更可能です。備考欄にご希望の背番号とお名前を記入してください。（希望のない場合はNO.13 TAKUYAをプリントしてお送りいたします。）

背面のイメージは下記にご紹介いたします。

・アウェイ用ユニフォーム（支援額：12,000円）サイズ　ー　S・M・L・XL

背番号と名前はご希望のものに変更可能です。備考欄にご希望の背番号とお名前を記入してください。（希望のない場合はNO.13 TAKUYAをプリントしてお送りいたします。）

背面のイメージは下記にご紹介いたします。

・特別仕様ユニフォーム（支援額：15,000円）サイズ　ー　S・M・L・XL

こちらのクラウドファンディング用に特別に作成をさせていただきます。

こちらはネームと番号は指定でNo.13 TAKUYAがプリントされます。上記のホーム・アウェイのユニフォームに関しましても、こちらのカラーの字体でお好きなネームと番号をプリントさせていただきます。

（ご希望によって、プリントをしないということも可能です。）

・ホームゲーム時の試合会場とトレーニンググランドにバナー（看板）を設置いたします。【縦１メートル × 横６メートル】　（支援金額：40,000円）

＊バナーのデザインはメールにてpdfデータまたはそれ相当の解像度のデータを送っていただきます。もしない場合は作成もさせていただきます。

・全てのメディアの発信時の写真にロゴを掲出いたします。（支援金額：20,000円）

当クラブで発信するFacebookやクラブホームページでの写真や映像に支援いただいた方々のお名前、企業名、ロゴを掲出させていただきます。

＊ロゴはメールにてpdfデータまたはそれ相当の解像度のデータを送っていただきます。もしない場合は作成もさせていただきます。

上記は昨年の様子です。今季はパートナー様がまだ十分に見つかっておらず、数が少ない状態となっています。ぜひご検討をよろしくお願いいたします。

・クラブメインパートナー　ユニフォームへのロゴ掲出（支援額：300,000円）
＊シーズン中はすべてのゲーム時着用のユニフォームに掲出します。

＊ロゴはメールにてpdfデータまたはそれ相当の解像度のデータを送っていただきます。もしない場合は作成もさせていただきます。

・クラブサブパートナー　ユニフォームへのロゴ掲出（支援額：150,000円/1箇所）
＊シーズン中はすべてのゲーム時着用のユニフォームに掲出します。

＊ロゴはメールにてpdfデータまたはそれ相当の解像度のデータを送っていただきます。もしない場合は作成もさせていただきます。

・クラブバックパートナー　ユニフォームへのロゴ掲出（支援額：200,000円）
＊シーズン中はすべてのゲーム時着用のユニフォームに掲出します。

＊ロゴはメールにてpdfデータまたはそれ相当の解像度のデータを送っていただきます。もしない場合は作成もさせていただきます。

最後に

僕はこれまでに東南アジアの数カ国でプレーをさせていただきました。そのどのクラブでも欠落しているものがあると感じました。

それは「何のために」戦うのかということです。

このクラブは何のために存在するのか、これがしっかりと明確になることで、

応援する側も「何のために」応援するのかが明確になり、応援することに対する熱量や想いがより加速すると思います。

どうしてもお金持ちの娯楽に過ぎない。そこにぶら下がっているだけのクラブという印象がありました。（もちろん全てのクラブがということではありません。）

だからこそ、僕はこの「何のために」クラブが存在するのか、何のために僕たちは戦うのかというMissionをクラブに植えつけたいと思っています。

「サッカーには夢がある。」

これはぼくの揺るぎないサッカーに対する想いです。

しかし、ラオスや東南アジアの小国といわれるところでは、まだまだ国内のサッカーに夢があるとは言える状況ではないと思っています。

国内リーグを戦うことで成長し、代表に選出され、国際試合をプレーすることにより海外への挑戦に目を向けてもらいたい。

ラオスで言えばお隣のタイに行けばタイドリームをつかむことができるかもしれません。

彼は僕がこのチームに連れてきました。19歳以下のラオス代表チームのメンバーとして選出されました。

代表でのチャレンジ、そしてクラブでも高い目標や目的、夢を持ってプレーを重ねることでより大きな成長を望めると思います。

そして、その成長こそが彼の家族や、彼自身を幸せにすることに繋がると信じています。

＜All-in方式＞

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。