いつもご支援いただきありがとうございます。
先日ブログにも書かせていただきましたが、私たちがチーズに特化したビジネスモデルに絞り込もう!と進むきっかけになるアドバイスをくれたのが愛媛でピッツェリア マルブンを経営している眞鍋社長でした。→https://marubun8.com/
眞鍋さんとの出会いは12年前。
私が、イタリアンダイニングで窯焼きPIZZAをやりたいと相談したところ、二つ返事で「うちに修行に来たらいい」といってPIZZAのことを何も知らなかった私たちに1~10まで教えてくれたのです。
それから、ここに至るまで、いつもいつもいつも励まし、援助し、指導し、導いてくれた感謝してもしきれない恩人なのです。
眞鍋さんの風貌をマフィアのBOSSみたいだという人がいるけれど
私にはくまのプーさんの様に可愛く見えるのです( *´艸`) ここだけの話
こんなに深い愛情をもっている人がいるんだと思うのです。
そんな、眞鍋さんから伝授してもらった窯焼きPIZZAのお店、りんくう店を今回、閉店することになりました。申し訳ない気持ちでもあります。
りんくう店は、関西国際空港の近くで連日たくさんのお客様がご来店下さっていた繁盛店でした。今回のコロナの影響を直撃で受け、連日の予約のキャンセル。。。
迷いに迷ったのですが。チーズケーキの部門に絞り込むと決断しました。
閉店すると決めたとき一番心配したのが中野工場長のことでした。
彼はフレンチ、イタリアンと15年以上、お料理一筋でやってきたので何というだろうか。不安で不安でドキドキでした。
しかし、彼から出た言葉は、
「お料理でも、スイーツでもお客様の美味しい笑顔をつくることに変わりはありません」
彼とは理念の実現を一緒にやっていけると涙が出るほど嬉しかったし、ホッとしました。
それから、その言葉の通り、スイーツの工場長として転身、工場のオペレーションの確立、チーズケーキの開発に全力で取り組んでくれています。
先日、中野工場長のお母さまがお店にご来店してくれた時に「あの子は、もともと子供の頃はパティシエになりたかったのよ、パティシエになるようになっていたのよ」と一言(涙)。
色々なことが私たちを襲ってきて、色々な変化対応が求められます。そんな時いつも思い出すのは、
「ダーウィンの進化論」
生き残ったのは「最も強い者」でも「最も賢い者」でもなく、「変化できる者」である。
という言葉です。
私たちは今回のクラファンを通じて、エシカルスイーツというコンセプトに巡り合いました。
エシカルとは、『人と社会、地球環境、地域のことを考慮して作られたモノ』 という意味で、今回、ロスになるところだった小松菜とパッションフルーツを使ってチーズケーキを作ったことも、エシカル。事業を撤退したけれど、スタッフのやりたいこと、得意なことを見つけて雇用を維持するのも、エシカルだと考えています。
人にも地球にも優しいエシカルスイーツ、エシカルチーズケーキをこれからの新事業として研究していこうと思っています。
今回は、新鮮な素材をすぐにお送りしたかったので、あえて短期間のクラウドファンディングに設定したのですが、早いものであと10日を切ってしまいました。
私たちだけでは力不足だということを痛感しています。皆様の引き続きのご支援、ご紹介をいただけましたら嬉しく思います。どうぞよろしくお願いいたします。