皆さんこんばんは。よーそろ代表の井上明です。
いよいよ暑さ本番を迎えていますね。
船宿カフェ若長はエアコンをつけることができません。換気よし!今となっては一番のコロナ対策かもしれません(笑)
エアコンをつけなくても目の前の海から吹く風が部屋を通り抜けてくれます。
1階には吊りしのぶ、2階には扇風機と風鈴を。
夏の暑さを和らげる日本人の昔からの知恵を散りばめた空間は、エアコンでキンキンに冷やしすぎる空間よりも良いとも言われます。
御手洗での私のアジトもエアコンはなく、土壁のしっかりした建物の中は閉め切って寝てもひんやりしています。冬は少々寒いですが(笑)
四季の変化に富み、ものに溢れていなかったからこそ、自らが考え、ときにユーモアを交えながら暮らしに色どりをつくってきた日本人の素晴らしさ。
御手洗には目に見える形で今もなお続いているものがあるように思います。
その意味を深掘りし、色々な角度で眺めてみることにより、これから私たちが指針にすべき何かがあるような気がしています。
それが私が10年前にここ御手洗に来て感じた可能性。
故きを温ねて新しきを知る…今も過去の新しい発見にワクワクしています。