団体紹介
大阪西成区玉出の ″生根神社 だいがく祭り“ における行事の一つである、女だいがくの広報活動を行っている女だいがく広報委員会です。
活動の母体は玉出の町会・商店街・様々な公益団体同士が交流をもって協力し合いながら町を盛り上げる活動・イベント等を行う目的で生まれた「玉出まちづくり協議会」です。
誕生して6年ほどになります。その間、今までバラバラで活動していた各組織の協力で、商店街で町ぐるみのイベントを行い、また町会の敬老事業を商店街が協力するようになったり、防犯防災・環境改善なども合同で協力して行えるように活動してきました。
その中で今年13年目を迎える女だいがくが今後より大きく成長するために頑張りたい!という声が上がったので今回プロジェクトを立ち上げることにしました。
「生根神社 だいがく祭り」とは
だいがく祭りは大阪市西成区玉出地区において、毎年7月24日25日に開催されています。
沢山の大きな鈴と御神燈のついた、高さ20m・重さ4トンもある櫓を太鼓と音頭に合わせて回転させて、時には激しく揺さぶり鈴を鳴らすことで五穀豊穣、家内安全、無病息災、商売繁盛等を祈願するお祭りです。
「だいがく」について
9世紀中ごろ、難波の地一帯の干ばつにより稲作・綿作共に枯れ死しかけた時、農民たちが住吉の大会神社の社前で日本六十余州の一の宮の御神燈と鈴のつく棹をうちたて雨乞いを祈願したところ、たちまち大雨が降りそそいだと言われています。
農民たちは大変喜び、棹に台をつけ担いで太鼓を打ち鳴らし、神恩に感謝したのがだいがくの原型とされています。(だいがく=台額または台楽)
この20mほどもある「だいがく」は江戸時代の末には14基もありましたが、時代の変遷とともに数を減らし、第二次世界大戦中に3基残っていた「だいがく」は戦災により2基焼失したものの、1基は疎開により危うく難を逃れ、昭和27年、生根神社の夏祭りにおいて再び担がれて以来、毎年7月24日25日に生根神社境内にて公開されています。
その希少性を認められ大阪府指定有形文化財民俗資料第一号として昭和47年に指定を受け、現在まで地元の有志たちによって保存継承されてきました。
指定記念いたしまして男性が担ぐ「だいがく」の2号が新造され、13年前に「だいがく」の3号として「女だいがく」が作られました。
生根神社近隣の玉出西公園にて祭り期間中「だいがく」は男性陣、「女だいがく」は女性陣によって担がれています。
その「女だいがく」を支援し、世の中に広め、後世に繋げていくことが今回のプロジェクトの目的です。
「女だいがく」
2017年夏に13年目を迎える「女だいがく」は長い歴史を持つだいがく祭りにおいてはまだまだ始まったばかりです。
「女だいがく」の櫓は、だいがくの組立作業に60年にわたり関わり、「平成の本だいがく改修」を伝統技法のみを使って作り直した匠によるもので、歴史は浅いですが間違いなく「だいがく」の伝統を受けついだものです。
女性のみで500kgも櫓に太鼓と叩き手を乗せて担ぎ練り歩く祭り行事は非常に珍しく、女性の集団が一致団結して一つの体力勝負事へ必死に取り組む姿は非常に見ごたえがあります。
また、世代間を越えたつながりを作るきっかけとしても大いに役立っています。
様々な状況により担ぎ手は減少し近年は存続を危ぶまれもしましたが、新しい代表を中心に組織を見直し熱心に広報した結果、昨年は前年の3倍近くの参加者を集めるまでに回復しました。また多くの参加者に「大変だったけど楽しかった!来年も是非参加したい。」と言ってもらえるようにもなりました。
ですがまだまだ地元にも浸透しているとは言えず、昨年までは人数の関係上1日限りの開催となっております。
今回のプロジェクトで成し遂げたいこと
そんな私たちの町に新しく生まれた「女だいがく」に携わる人々を追ったドキュメンタリー作品「生根神社 女だいがくー13年目の夏ー」(仮題)を制作します。また「女だいがく」を広めるためのグッズを作成します。
その映像作成にかかる費用とグッズ作成のためのデザイン作成・製造にかかる費用を皆様に支援していただきたく今回クラウドファンディングに挑戦することにいたしました。
「だいがく祭り」における「女だいがく」、祭りにかける想いを記録し、地域により伝えていくことで、子どもたちが誇れる祭りになっていくことが願いです。そして、より多くのより広い地域の人々に楽しみにしてもらえる祭りに成長して欲しいと思っています。
プロジェクトへのご理解とご支援、どうかよろしくお願いいたします。
代表あいさつ
小倉正憲
大阪市西成区玉出青少年指導員
女だいがく広報委員会 代表
はじめまして。西成区玉出地域の青少年指導員を始めて6年目になる小倉正憲です。
青少年指導員とは、青少年が健全に成長できるようにさまざまな団体と連携を取りながら、環境づくりとなる事業や指導者育成を行う有志のボランティアです。
私が青少年指導員に参加するきっかけとなったのは自身の離婚でした。
生まれ育った地元ではない地域で、男手ひとつ、2人の子どもを育てていくには、周りの誰かの協力がないと出来ないと思ったのが始めた理由です。
これまで、玉出地域の盆踊りや体育祭、区民祭り、餅つき大会、サマーキャンプなど、地域のために自分に出来る事は積極的に参加させてもらいました。
将来、子ども達の記憶に残るようなことが出来ないかと、子どもたちが西成区長とお風呂に入ったり、区長室を訪問したり、まちの探検など、地域の有志の仲間が集まり、子どもたちのためにいろんな企画しました。(西成区のタウン誌「人情マガジンにしなり」に掲載)
最初は見た目が親子そろってやんちゃキャラだったためか、誰も声をかけてくれませんでした・・・。
ですが、地域の子ども達からは〇〇君のパパから始まり、〇〇君のお父さんになり、時には先生と呼ばれたり、だんだんといろんな人からも声をかけていただくようになりました。
この6年間で、長男は小学生から中学生になり、次男は幼稚園から小学生になり、地域の方々には大変お世話になりました。2人の子どもだけでなく、私自身も大きく成長させていただきました。
これまでの活動を振り返り、何か恩返しができないかと考えました。
すると、大阪市内最大のお祭りである「だいがく祭り」が、この地域にはあると気づきました(^-^)
いつも息子達がお世話になっているお母さん、お姉ちゃんがもっともっとカッコよくなるように。
これからの子ども達が、産まれ育ったまちを自慢できるように。
お母さん、お姉ちゃんが子ども達や孫達に胸をはって自慢できる、誰もが知るお祭りになるように。「だいがく祭り」の中の「女だいがく」にスポットを当てたドキュメンタリー映画を撮りたいと企画し、また有志の仲間とともに『女だいがく広報委員会』を立ち上げました。
皆様のご支援、是非ともよろしくお願いいたします。
▼リターンについて
【3,000円 ご寄付いただいた方へ】
・御礼メール
・ドキュメンタリー映画エンドロールにお名前掲載(不要な方はご連絡ください)
・玉出本通商店街にてお名前掲示(不要な方はご連絡ください)
【5,000円 ご寄付いただいた方へ】
・御礼メール
・ドキュメンタリー映画エンドロールにお名前掲載(不要な方はご連絡ください)
・玉出本通商店街にてお名前掲示(不要な方はご連絡ください)
・ドキュメンタリー映画DVD
【5,000円 ご寄付いただいた方へ】
・御礼メール
・ドキュメンタリー映画エンドロールにお名前掲載(不要な方はご連絡ください)
・玉出本通商店街にてお名前掲示(不要な方はご連絡ください)
・「女だいがく木札」 数量限定作製(大きさ 幅約3㎝高さ約6㎝)
【6,000円 ご寄付いただいた方へ】
・御礼メール
・ドキュメンタリー映画エンドロールにお名前掲載(不要な方はご連絡ください)
・玉出本通商店街にてお名前掲示(不要な方はご連絡ください)
・「女だいがく木札」 数量限定作製(大きさ 幅約3㎝高さ約6㎝)
・俳画家 森田青霞の描いた「だいがくとこつまなんきん手拭い」
【7,000円 ご寄付いただいた方へ】
・御礼メール
・ドキュメンタリー映画エンドロールにお名前掲載(不要な方はご連絡ください)
・玉出本通商店街にてお名前掲示(不要な方はご連絡ください)
・「女だいがく木札」 数量限定作製(大きさ 幅約3㎝高さ約6㎝)
・俳画家 森田青霞の描いた「だいがくとこつまなんきん手拭い」
・大阪府指定有形民俗文化財 玉出だいがく祭礼図を描いた 塩田平太郎画 「だいがくうちわ」
【8,000円 ご寄付いただいた方へ】
・御礼メール
・ドキュメンタリー映画エンドロールにお名前掲載(不要な方はご連絡ください)
・玉出本通商店街にてお名前掲示(不要な方はご連絡ください)
・Dramatic Art asamiデザインの「女だいがくオリジナルTシャツ」
(サイズS/M/L)
【12,000円 ご寄付いただいた方へ】
・御礼メール
・ドキュメンタリー映画エンドロールにお名前掲載(不要な方はご連絡ください)
・玉出本通商店街にてお名前掲示(不要な方はご連絡ください)
・ドキュメンタリー映画DVD
・「女だいがく木札」 数量限定作製(大きさ 幅約3㎝高さ約6㎝)
・俳画家 森田青霞の描いた「だいがくとこつまなんきん手拭い」
・大阪府指定有形民俗文化財 玉出だいがく祭礼図を描いた 塩田平太郎画 「だいがくうちわ」
・Dramatic Art asamiデザインの「女だいがくオリジナルTシャツ」
(サイズS/M/L)
最新の活動報告
もっと見る活動報告 鈴洗い 2017年7月5日(水)
2017/07/12 15:34生根神社 玉神会のみなさんにより、だいがくの鈴を洗う「鈴洗い」が行われました。鈴は1年経つと、色がくすんでくるそうです。文化財のだいがくをはじめ、大小たくさんの鈴がありましたが、あっという間にきれいになりました。 もっと見る
7月2日 おんなだいがく練習 5日目
2017/07/12 15:23今日の練習は、新たなスタッフが参加しての撮影でした。ビデオカメラ2台、一眼レフ2台、良い映像がしっかり撮れてます。女性リーダー達に初のインタビューでは、練習中には見れない、女性らしい綺麗な絵が撮れました。 新たなスタッフからの一言『ただ祭りに参加してた小学生の頃、避けて通った中学時代、意味がわからなかったけど、ドキュメンタリー撮影に参加して、女性達の祭りにかける思い、本音が聞けて、地元に帰って祭りに参加したいと思いました』祭りにかける思いが初めて映像を撮る立場の人にも伝わった1日でした。 もっと見る
6月25日 おんなだいがく練習 4日目
2017/07/12 15:00今日は小雨の中での練習でした。 倉庫の中で狭いかなぁ〜❓って思ったのは撮影する側の私達だけで、女性達は身体をフルに使い、素晴らしい練習風景でした。 某テレビ局の方が取材の打ち合わせに来て頂いてたので、女性達も気合いが入り、いつも以上に身体に太鼓の音が響いてきました、本番では皆さんに、心へ響く音を届けてくれそうです。 もっと見る
コメント
もっと見る