みなさんこんにちは!3代目店主の石山です!
今回はいつもとテイストを少し真面目な話をしていきたいと思います
内容は
頂いた支援金を何に使うのか
についてです
ラーメン屋に限らず、飲食店を構えた際、その心臓部となるのが厨房です
実は久渡寺のラーメン屋さんの厨房にはかなり致命的かつ分かりやすい問題点がありまして……
それは、「床に排水設備がない」という事です
ラーメン屋は湯切りをはじめ、床に水が散るタイミングが他のジャンルの飲食店に比べて多いわけですが、この散った水を排水管へ流す仕組みが久渡寺のラーメン屋さんには備わっていないのです
ですから、厨房内が清潔に保てるようブラシなどを使ってこまめに掃除しているのが現状です
なんだ、しっかり掃除してるならいいじゃないか
と、やんわり頭に浮かぶ方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそうもいかないのです
2020年にあった食品衛生法の改正、これによって飲食店にもHACCP認定が義務づけられました
そして、この認定を得るのに排水設備の充実というのが必要不可欠
排水設備が無ければ認定を得られず、認定が得られなければ次の審査で飲食店としての営業許可が降りない。久渡寺のラーメン屋をどういう場所にしていきたいかを考える以前に、かなりリアルな距離感でラーメン屋存続の危機が迫ってきているわけです
そういった具合で直近で必要な設備工事というのが、この排水設備の敷設。
厨房を使う僕たちにとってはより快適な環境になりますし、何よりお客様にとってはより安心して食事をしていただけるようになります。
久渡寺のラーメン屋さんをこれからも長く続けていきたい。その中で持ち上がった問題を解決するために必要なお金。そこに皆様からの支援金を充てさせていただきたい!というお話でした
ただ、今の相棒は1本のデッキブラシ。こいつと一緒に今できる最大限のクリーンな環境で皆様をお迎えします!
それでは、今回はこのへんで!
石山でした!