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山羊を活用した循環する農場で、安全な食べ物をつくりたい!

食の安全が叫ばれ始めて久しいですがまだまだ農業の現場では安全と収入の折り合いをつけるのは難しい現状です私達は農産物と小型家畜の昔ながらの使い方を更に工夫し新たな生産技術の確立を目指しています

現在の支援総額

115,000

23%

目標金額は500,000円

支援者数

24

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/08/21に募集を開始し、 24人の支援により 115,000円の資金を集め、 2020/10/26に募集を終了しました

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山羊を活用した循環する農場で、安全な食べ物をつくりたい!

現在の支援総額

115,000

23%達成

終了

目標金額500,000

支援者数24

このプロジェクトは、2020/08/21に募集を開始し、 24人の支援により 115,000円の資金を集め、 2020/10/26に募集を終了しました

食の安全が叫ばれ始めて久しいですがまだまだ農業の現場では安全と収入の折り合いをつけるのは難しい現状です私達は農産物と小型家畜の昔ながらの使い方を更に工夫し新たな生産技術の確立を目指しています

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【はじめに・ご挨拶】

初めまして
農業体験ゲストハウス『トカランド』の代表 河本賢一と申します。

食の安全が叫ばれ始めて久しいですが、まだまだ農業の現場では安全と収入の折り合いをつけるのは難しい現状です。
私達は農産物と小型家畜の昔ながらの使い方を更に工夫し、新たな生産技術の確立を目指しています。
ところが、新型コロナの影響で農場の準備がストップしてしまいました 。
皆さまからのご支援を頂き、環境や身体に安心安全な循環型農業の構築を早期に実現したいと思います。

【トカランド誕生のヒストリー】

私が半導体メーカーを退職して農家になったのは2016年の春でした。
日々の業務の中で、世の中の事象そもそもの原因を考えるようになったことと、
5年で廃棄されるというコンピューターの運命のむなしさに対し、
人間に最も大切な価値ある生産物である食料への憧れを感じるようになりました。
戦後発達した化成肥料を大量に使い、農薬を散布し、雑草対策に除草剤を使うという、
いわゆる「慣行農法」と呼ばれる現代の食糧生産に不安と違和感を覚え、
循環する無農薬食糧生産を目指して農業に従事することを一大決心致しました。
農家修行時代の荒地からの田んぼ作りそれから鹿児島県の吐噶喇(トカラ)列島に移住し、農家修行の3年間を経て、2019年の春に広島県の江田島に引っ越しをして来ました。

【循環型農業について】

江田島を選んだ理由は、江田島のオリーブと山羊のマッチングが良いこと、
温暖な瀬戸内なら吐噶喇列島から持ち帰った熱帯果樹がハウスで活かせるだろうと見込んでのことです。
江田島のオリーブ園やみかん畑で草を食べている山羊の群れ。低い枝は剪定し山羊が食べます。バナナハウスから放出される大きな葉っぱも山羊の好物。バナナの幹と山羊の糞は農園の堆肥として土に還ります。山羊が食べれば

肥やしになる

収穫した果樹や山羊製品は感謝して頂きます。
私のデザインする圃場は2階建てです。たわわに実る果樹園において、1階に相当する雑草は山羊が食べます。低い枝も山羊が食べます。
2階に相当する果樹は私たちが頂きます。
冬の山羊の餌の為に飼料生産が必要でしょう。
牧草の畑は翌年放牧地にしたり野菜畑にしたりローテーションします。
これは昔ながらの『三圃式農業』ですね。
私たちが得るのは果樹と山羊肉と山羊乳、単一品目の大量生産と違ってそれぞれの生産量は少ないでしょうが、汚染されていない食材にはそれなりの価値があるのではないでしょうか。
食べてみたいと思いませんか?
私は食べたいですし、皆さんにも食べて欲しいと願っています。
私がやろうとしている「山羊を活用した循環する農園システム」を構成する手法は昔から誰かがやってきた事の組み合わせです。
江田島ではこれから実験や検証を重ねて行くわけですが、
決して遠い未来の農業ではなく手の届くところにある農業だと思っています。
きっともうすぐ農家が防毒マスクと手袋をして食べ物を作らなくていい時代になるはずです。

【山羊のこと・バナナのこと】

~トカラ山羊~
トカランドが鹿児島から持ち帰ったトカラ山羊は、日本の固有種です。
トカラ山羊の雄琉球、薩摩、大陸、南方の交易中間地の吐噶喇列島において、食肉用として各地から持ち込まれた山羊が固定種になった歴史の古い山羊です。
乳用山羊ではありませんので残念ながら乳製品の量産には向きませんが、腰麻痺という病気に強い特長があります。
そして小型であることからペット用に、又除草用に広く全国に普及しました。
トカラ山羊の雌ところがその多くは雑種化が進み純粋なトカラ山羊は本土では少なくなりました。トカランドのトカラ山羊は全て吐噶喇列島で捕獲した個体とその子孫なので吐噶喇列島まで正確に血統をたどることができます。一説には吐噶喇列島にも戦後ザーネン山羊が導入されたという話がありますが、私が現地の野生山羊を3年間捕獲してきた限りでは、吐噶喇列島のトカラ山羊にザーネンの特徴は確認できませんでした。
本当にザーネン導入が一時あったとしても、継続してザーネンとの交配が無ければ先祖返りするのは生物の自然の摂理でしょう。

~バナナのこと~
バナナは熱帯の果実で、概ね北緯30度までが栽培可能緯度です。
ところが日本の場合30度以南はどこも台風の通り道で露地栽培の歩留まりは良くありません。
吐噶喇列島の私の圃場では歩留まり10%以下でした。
バナナにはハウスが必要台風を避ける意味で南国ほどハウスが必要なわけです。そしてハウス栽培をするなら本土でも良いわけで、むしろ本土の場合建設コストが安いメリットもあります。
露地栽培では吸芽から収穫までおよそ1年半かかります。
加温ハウスにおいて、一株から半年ごとに吸芽を残し一株当たり3本で育てれば、1年半を待たずに順次収穫が見込めると考えています。
そして加温には薪を使うことで、燃料費を節約し草木灰を得ることが出来るでしょう。

【私たちが目指す未来】

例えばこんな未来を思い描いての第一歩です。
ストレスの無い環境で元気に育ったトカラ山羊のソーセージと、
温暖な瀬戸内の島で作られた無農薬のオリーブオイル 。
これらの食材で作ったパニーニ。
撓(たわわ)に実ったバナナのスムージー。
たくさんの自然からの恵みを一人でも多くの皆さんにお届けしたい。
そして吐噶喇列島から移住してきた私たちを温かく受け入れてくれた江田島を盛り上げると共に、
海に山にと自然豊かな江田島の魅力を発信し続けたいと考えています。

【トカランドが提供するもの】

トカランドが提供できる商品・サービス分野は大まかに分けて
・山羊
  トカランドは以下の免許を所持しております。
  [第一種動物取扱業登録 販売 第191021号]
  [第一種動物取扱業登録 貸出 第193004号]
  [第一種動物取扱業登録 展示 第195005号]
  [家畜商免許登録番号 西畜第12号]
  [家畜商免許登録番号 西畜第13号]
・バナナ
・農業体験
・オリジナルグッズ
となっております。
[トカランドお買物券]を有効にご活用ください

【資金の使い道・実施スケジュール】

山羊果樹園の整備とバナナハウスの整備にかかる費用を支援して頂きたいと思っています。

【トカランドのポリシー】

トカランドは農業で開業し、体験宿泊業へ駒を進めようとしていますが、
元々河本は技術者であった事もあり、生産物その物を売りたい気持ちよりも、より良い作り方を見つけたい。
そして、それを広めたい。
それを共有したい気持ちが主たる事業動機になっています。
食料生産の方法には沢山の方法があり、捨てられた技術も含めて、地球環境が激変してゆく中で最適な課題解決方法を見付けて、誰もが導入できる形で提供したいと思っております。

食料、エネルギー、水、人が生きる為に必要な物に付きまとうリスクを無くし、人がただ生きる為に支払う対価が無くなる事を目指しています。

最後に

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


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