いただいたご寄付をもとに、8月に子どもたちを連れてサマーキャンプを実施しました。
夏休み終盤で行われた本活動を引率した権田(ごんだ)が聞いた子どもたちの感想をまとめました。より詳細な子どもたちの様子は9月30日の活動報告会でも報告を行います。そちらもご覧ください。
活動報告会の詳細はこちら(※寄付者の方に限定して実施しております)
子どもたちの声
・家族以外の人との宿泊行事は初めてだったけど寂しくならなかった。
・初めて会う人が多かったけど、意外と平気だった。
・キャンプ前はテントで寝るのは嫌だったけれど、実際に自分で立てるとテントの中で寝てみたくなった。
(※事前にロッジで寝るかテントで寝るかを全員に聞いていましたが、テントで寝たいと言っていたのは3~4名でした。当日の夜にはテントの数以上の子がテントで寝たいと申し出てくれました。)
・小学校の修学旅行以来、久しぶりの宿泊行事だった。不登校経験もあって一人で過ごす時間が多かったので、キャンプの3日間ずっとにぎやかな空間に居られたことが楽しかったし、懐かしい気持ちになった。(※高校生)
・オリエンテーリング中に、村のおじさんから「暑い中お疲れ様」と声をかけてもらい、さらに冷たい缶コーヒーもくれた。歩き疲れていたから嬉しかった。東京じゃ絶対そんなことないし、実際もらったとしても怪しくて受け取らないと思う。
・川遊びをするとは聞いていたけど、思っていた川遊びと違って驚いた。でも想像していたより楽しかった!
・流しそうめんを本当の竹に流してできたのが楽しかった。
・夏休み中、学校が休みになったことで生活リズムが崩れ昼夜逆転の生活を送っていた。サマーキャンプ当日も遅刻・寝坊を予防する為徹夜して参加した。キャンプで3日間規則正しい生活をしたことで、帰ってから昼夜逆転の生活を元に戻すことができた。
・「何時に寝ないといけない」「○○に行ってはいけない」みたいなルールが無い所が、修学旅行と違って良い。明確なルールが無いだけで「してはいけないこと」があるのは分かるけど、縛られている感じがしなくて自由だった。
・(夜寝転がって星を見ているとき)ただ皆で寝転がってるだけなのに、普通の会話が凄く楽しかった。笑いが止まらなかった
スタッフの声
今回は子どもたちの年齢の幅が広く、もともと予定していなかった小学2年生から高校生までの参加となりました。自然を歩き回ることも中でも、上級生がリーダーシップを発揮して一緒に付き添ってくれていたり、面倒をみてくれたり、お互いがこのキャンプを良いものにしようとしてくれていたのが印象的です。
参加したメンバーの中には学校にあまり行くことができなかった子もいます。しかしながら、普段とは異なる環境に身を置くことで、いつもは発揮しないエネルギーが垣間見え、自分を再発見する機会にもなりました。
天候が悪かった今年の夏でしたが、奇跡的に終日晴れが続き、予定していた工程を概ね終えることができ、たくさんの経験を提供することができました。
ご寄付のおかげで本プログラムが実現し、今年も夏休みにひとつの思い出を作ることができたことに感謝申し上げます。
若年支援事業部 権田
実施概要
場 所:山梨県丹波山村
日 程:8月23日~25日
参加者:15名(小~高校生)
引 率:育て上げネット職員3名
実施プログラム
<1日目>
テント張り、オリエンテーリング、カレー作り
<2日目>
オリエンテーリング、川下り、バーベキュー、花火など
<3日目>
お土産づくり、帰路
<その他>
星空観察、キャンプ地すぐ横の川遊び、肝試しなど