10月31日までで予定していた熊本県、大分県の車の無償貸し出し支援を1カ月間延長し、11月30日までとすることにしました。
現在の利用者の方々に電話でのインタビューをしていったところ、約半数の方がまだ車の購入の目途が立っていない…、車屋さんには見に行ってるけどもなかなか決まらない…、自宅再建のことで頭もお金も手いっぱいで車まで余裕がない…、と切実なお話しがありました。
私たちとしては被災地のために役立ててほしいと、託してくださった寄付車を存分に役立て、被災された方の生活の再建の足にしていただくべく、支援期間の延長を決定しました。
長期の乗用車同様に軽トラックなどの貨物車両の貸出しも延長しましたので、片付けや引越しでご活用していただけます。
一方で、福島県大牟田市では連携して貸し出しを行っていたNPO法人三池港未来まちづくり会さんから現地の状況を勘案した上で申し出があり、9月30日をもって一足先に貸出しを終えました。
大牟田市では、8月13日~9月30日までの7週間で延べ74名の被災者の方へ車両提供を行いました。ここでの役割を無事終えたこと、ご協力いただいた皆様に感謝の気持ちを込めてご報告させていただきます。
写真はNPO法人三池港未来まちづくり会のメンバーさんが現地で活用していた車を、私たちの九州支部がある佐賀県武雄市まで運搬してくれた時の様子です。