2020/08/12 20:49

ご覧いただきありがとうございます。

「届けたい人を救いたい」プロジェクトにエントリーしていただいた音楽家の方に、コンサート開催に向けた想いや見所をインタビューする企画を始めます!

音楽家の生の声をお届けいたしますのでぜひ最後までご覧ください。

記念ずべき初回は、バリトン歌手の澤地 豪さんにインタビューをしました。


【プロフィール】1993年生まれ。東京都出身。

東京音楽大学付属高等学校、同大学音楽学部声楽演奏家コース卒業。学内オーディション合格者によるソロ・室内楽定期演奏会、レインボウ21サントリーホールデビューコンサート等、数々のコンサートに出演。
第65回瀧廉太郎記念全日本高等学校声楽コンクール第3位、第21回日本クラシック音楽コンクール部門最高位、第17回日本演奏家コンクール第1位、毎日新聞社賞など受賞歴多数。
オペラでは「フィガロの結婚」伯爵役、「ドン・ジヴァンニ」タイトルロール、「ドン・パスクワーレ」マラテスタ、「ラ・ボエーム」ショナール役等を演じる。その他、ベートーヴェン「第九」、J.S.バッハ「マタイ受難曲」、フォーレ「レクイエム」、ヘンデル「メサイア」のソリストを務める。サントリーホール・オペラアカデミー第3期プリマヴェーラコース修了。
東京二期会オペラ研修所本科修了時、奨励賞受賞。現在、第64期マスタークラス在籍中。


本日はよろしくお願いいたします!早速ですが、コンサートの概要を詳しく教えてください。

よろしくお願いいたします。今回のコンサートは「澤地豪バリトンリサイタル」というものです。「東京都北区のソフィアザール サロン駒込」という会場で10月31日に開催します。2部構成で、第1部が近現代のロシア歌曲と日本歌曲、第2部がオペラアリアになります。今回、半分以上が新しい曲で構成されていて、自分自身への挑戦も兼ねています。特にロシア歌曲は今まであまりやってきていなかったので猛練習中です。


ありがとうございます。なぜ今回ロシア歌曲をプログラムに組み込んだのでしょうか?

もともと数年前からロシア歌曲に興味を持ち、少しずつ練習してレパートリーを増やしていました。なかなかお披露目する機会がなかったこともあり、今回プログラムに加えました。

さらに、自分の中で今回のリサイタルのテーマとして「新しいことへの挑戦」というものがあります。今までやっていなかったジャンルに足を踏み込むことで  表現の 幅を広げ ていくことができるし、新しい自分を多くの方に見ていただけると思いました。


なるほど。ロシア歌曲以外ですと、注目 して ほしい曲はありますか?

日本語の曲ですね。実は僕、今回が初めてのリサイタルなんです。だから自分の色を出していきたいと思っていて、そう考えた時に、やはり自分は日本人なので日本語の歌を大切にして、歌いたいなと思いました。

・大中恩さんの【しぐれに寄する抒情】

・木下牧子さんの【鴎】

・高田三郎さんの【くちなし】

あえて、古典的な曲ではなく耳なじみのある最近の曲を選んでいます全て初めて歌う曲なのでここでも新しい自分を見せられればいいなと思います。


今回のリサイタルで特に苦労 している点はありますか?

チラシを作るのが苦労しました(笑)
デザイナーの知り合いがいないので全て自分でやったんですがソフトが全然使えなくて 。 ...かなり大変でした。
あとはまだまだこれから本番までに大変なことがたくさんあると思いますが楽しみながら乗り越えていけたらなと思っています!


最後に、来場されるお客様 にひとことお願いいたします!

はい。最近はストリーミングサービスやサブスクがあり、いつでもどこでも音楽を聴けるようになっています。
もちろん、そのおかげで音楽業界が盛り上がっているのも感じるのですが、やはり僕は直接お客様に音楽を届ける場を大切にしていきたいと思っています。
生音ならではの迫力や臨場感を味わえるのがコンサートの魅力です。
十分なコロナ感染対策をしてお待ちしておりますので、ぜひお越しください!よろしくお願いいたします。


澤地 さん、本日はお忙しいところありがとうございました!

常に新しい挑戦をしたいというストイックな澤地さん。ぜひ皆さんも足を運んでみてください。


チケットの問い合わせは澤地さんまたはOnWaまで