アレルギー当事者 ももちゃんからのメッセージ
わたしには卵、小麦、乳、落花生...等数えられないくらいアレルギーがあります。
小学性の時、毎年友達と「ハロウィーンパーティー」をしていました。
毎年、自分が食べられるお菓子を持参して、友達もそれぞれ自分のお菓子を持って遊んだり、私のお菓子をあげたりしてハロウィーンと言えば、お菓子の交換とか、トリックオアトリート!と言ってお菓子をもらいに行ったりしますよね!
でも、私の友達は、お菓子じゃなくって、文房具やキーホルダーなどをプレゼントしてくれるんです!
ハロウィーンの時やクリスマス、バレンタインの友チョコも私仕様にしてくれて、私にとってハロウィーンは友達のやさしさを感じるときだなと思います。
特に思い出に残っているのは、友達とハロウィーンの日にお菓子を一緒に作った思い出です。作ったのは、ハロウィーンなのにたい焼きを作りました。(食べたかったお菓子が、たい焼きだったんだと思います!)
友達と、「同じものを一緒に作って食べる」この経験が出来たのはすごくうれしかったし、友達にも感謝の気持ちでいっぱいになりました。
今、私は、アレルギーの持つ子を見て、「あー、食べられなくって可愛そう」とつい言葉にしてしまう前に考えてほしいと思っています。
私の周りの友達には、私にかわいそうという言葉をかける人はいませんし、私に合うようにいろいろ工夫をしてくれます。
以前は、可愛そうその言葉をかけられることがたくさんありました。でも、かわいそうと言われても、アレルギーが良くなるわけでもなく、嫌な思いをするだけなんです。アレルギーだからこそ、皆の優しさに気づくことが出来るし、食に関心を持つことができました。私は、食べる事が大好きです!!
だから、かわいそうではなく、アレルギーの子にもできることがあるんだ、応援したいとおもってもらいたいです。