2021/12/09 12:31

おかげさまで、予定通り、書籍が発売となります。

発売日を約1週間後に控え、私の手元に支援者様へお送りする本が一足早く届いております。

発売日前にお届けすることができるかと思います。

なお、Amazonにレビューを書いていただける場合は発売日以降にお願いできましたらと存じます。

以下、弊社のブログから転載します。

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◇阿部浩一の初めての著書が2021年12月17日に発売

本書は弱者とは何で、誰のことなのかということをひも解きながら、社会的弱者を自認する人や生きづらさを感じる人たちに「独立・起業」という選択肢を提供することを試みた、たぶん今までにないビジネス書となっています。

ビジネス書と思って読むと、戸惑うことでしょう。何しろ、憲法9条などの条文の引用が出てくるビジネス書なんて、そうそうないと思いますから(笑)。

そんな違和感やある種の居心地の悪さを通じて、仕事や働き方を考えてみようという企みです。ぜひ、お読みください。


◇目次

プロローグ 「なぜ、今の仕事に就いたのですか?」

第1章 生きやすさは何をしたいかではなく、「どこで生きるか」で決まる

1-1 人々が理想とする弱者像と相対的弱者について

1-2 権利を主張するのはわがままか

1-3 「堅実」に生きられるのは強者だからこそ

1-4 おとなしそうでオドオドしている人だけがHSPじゃない

1-5 「働くということ」をとらえなおしてみる

1-6 仕事と趣味とライフワークのクロスオーバー的な生き方

1-7 正社員、怖い

1-8 社会起業家の罠

1-9 「会社を離れる勇気がない」と言っているうちはまだ余裕

1-10 貧乏な人が手近にある資源を用いて起業できる時代


第2章 独立・起業のテーマはありふれたものくらいがちょうどいい

2-1 やりたいことよりも絶対にやりたくないことから逆算する

2-2 弱さの違いに合った独立・起業の方法とは

2-3 業種はわかりやすく、中身で差別化する

2-4 個人事業主と法人の違いについて

2-5 独立・起業するのにお金はあんまりいらないけど

2-6 クラウドファンディングは楽しい

2-7 自分にとってフツーのことは案外売れる

2-8 熱気に包まれる狭い場所をつくろう

2-9 とりあえずやってみれば、準備すべきものや課題はみえてくる

2-10 広告宣伝は面白いけど奥が深い


第3章 自責から解放されることで、社会が見えてくる

3-1 「努力」に冷たい社会

3-2 業務委託契約とフリーランスに潜む危険性

3-3 自分は悪くない、社会のほうが悪い

3-4 この社会があるから幸せでいられる

3-5 寄付をすると幸せになれるって本当?

3-6 寄付をしたら税金が安くなる場合がある

3-7 LGBTsと遺言

3-8 コーディネート力の高い専門家を探そう

3-9 コミュ障でもいい、大切なのは「コラボする力」である

3-10 いちばんケンカが強いのは「めんどくさそうな人」である


第4章 弱者のための暇つぶしと時間稼ぎの方法

4-1 宅建士資格は人生一発逆転のパスポート

4-2 保護者を頼れない子どもたちと住まいの問題

4-3 明日死んでも50年後に死んでも余生

4-4 LGBTsの10人に約3人が「住まい」の確保に困っている

4-5 生き方のロールモデルが少ないLGBTs

4-6 同性カップルのためのペア住宅ローンのひろがり

4-7 株屋・不動産屋・保険屋はうさんくさい職業御三家?!

4-8 メディアリテラシーとポッドキャスト

4-9 Oh! RADIO

4-10 ネットの時代だからこそ紙媒体が効く


第5章 人生はお花畑ではなく荒れ地である

5-1 恩返しと恩送りの話

5-2 6時間だけ働いて本を読め

5-3 無理をする必要はないけれど限界を決める必要もない

5-4 「脱落したら最後」恐怖であやつられる私たち

5-5 今の自分にふさわしい人しか寄ってこない

5-6 引越貧乏が教える部屋探しの極意とは

5-7 何がやりたいかよくわからない人に見えてもいい

5-8 自分のことが好きですか

5-9 定休日とスキマ時間の話

5-10 荒れ地をお花畑だと思うから苦しい


エピローグ 居場所がないなら自分でつくるしかないという開き直りと諦念

◇本の情報

書名:きまじめでやさしい弱者のための「独立・起業」読本

著者:阿部浩一

出版社:クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2021/12/17)

価格:1,628円

判型:四六判ソフトカバー


全国書店・インターネットで購入できます。