コトノハ 〜生命の宿る葉〜カラムシソウの葉っぱに宿った木の実・葉・大島紬で紡いだ「生命の花・種・樹」三つの神聖なる模様。そして奇跡の事の端を描いた一枚一枚の言の葉っぱたち。優しい言の羽に乗ってあなたの心に届きますように。成実コトノハ…言の葉…言葉を載せた葉っぱたち。言(コト)は事(コト)とも通じます。言葉の語源は『事の端』。万葉集では『言の羽』と表されています。どれをとっても魅力的な言葉。なので全てを取り入れて『コトノハ』としました。今回、描き入れた模様のほとんどは、東北の風景やイメージ、奄美の植物や生き物やモチーフ、また幾何学模様や文様、龍体文字など、意味を持つモノです。奇跡的に残った一本の松、龍の形の松、そして釜石ラグビー場での感動をうるうるしながら思い出していました。そんな一つ一つの物語や事の端(始まり)をまとめて、大きなひとつの作品にしました。言の羽を身に付けた葉っぱたち。優しい風に乗って、あなたの心に届きますように…と願いを込めて。成実
ご支援いただいた皆様、応援してくださる皆様、ご覧になってくださった皆様、おかげさまで作品を無事、発送することができました。約50㎝×40㎝の大きさの額です。このプロジェクトのタイトルのコンテスト作品は約25㎝×20㎝なので4倍の大きさになります。小さな額にギュッと詰め込んで、コピックペンのコンテストなのでペンの色を強調するためにとにかく色とりどりにしてたので、コンテスト応募作品の葉っぱに比べたら地味な仕上がりになりました。今回の作品は奄美大島の文化や自然のモチーフや、東北地方のイメージや風景等を描いたので、一枚ずつ意味のある葉っぱになりました。その分、色味も抑えたシンプルな雰囲気になりました。構図もいろいろな案を考えてはいたけれど、やっぱりこのスタイルがしっくり落ち着きました。もう少し飾り付けても良かったのかもしれませんが、自分の気持ちが落ち着いたスタイルで気に入ったものなら、きっとそれで良いと思いました。リターンにも取り組んでいますので、早く発送できるように頑張ります。皆様にはお時間をいただき、温かく見守っていただき、心より感謝していますm(_ _)m
皆様、感謝してます。今日の奄美は朝から晴天です。あまりにも眩しくて気持ちがいいので、お日様を撮ってみました。雨の日と晴れの日、陰と陽(影と光)、分かっちゃいるけど、どちらも同じように必要なんだと思いながら眺めていました。このプロジェクトは残された時間はあと13時間ほどになりました。今日も一日晴れやかな気持ちで過ごそうと思います(*^o^*)また後ほど。
雲の多い日が続いている奄美大島です。青い海と空のイメージが強い奄美ですが、雨曇りの林道はとても神秘的だったり、しっとり緑濃く美しい山の風景になります。早いもので、このクラファンプロジェクトは残すところあと2日となりました。毎日毎日、必ず何か作業を進めることを心がけていますが、気持ちが騒ついて落ち着かない時は、大切な作品や商品製作はしないようにしています。作品や商品にマイナスな気持ちが入ってしまわないように。ですので、なんだか心が騒ついてる時、ちょっと疲れた時は、少しの時間を作って山や海に行ってパワーを貰ったり、癒してもらったりします。そして新しい発見やアイデアまで貰えたりします。とっても素敵な時間なんです。
木の実曼陀羅に登場する木の実たちの採集をしています。まずは「イスの木」名前の由来は2つあって、一つは日本神話に登場する「湯津間櫛(ユツマグシ)。これは神聖な木で作った櫛のことで、このユツがユシ→ユス→イスと変形していったという由来。 もう一つは九州ならではの漢字の読み方で、イスノキは漢字で書くと「柞」。こ「ハハソ」「ホウソ」と読みコナラの仲間の樹木を表す意味の漢字ですが、九州では「ユス」と読み、それがユシ→ユス→イスへと変化してイスノキとなったという由来。この木で椅子を作ったんだなぁ〜なんて思ってました(^_^;) 見た目(殻)が地味であんまりだったので、今まで使わなかったんですけど…中身がいい!種子はツヤツヤして木の実曼陀羅にもってこいなので、今回、大抜擢されました。殻に入ったままの状態で採取してザルに広げていたら、パチンッと音がして種が飛んだーー(°▽°)最初、知らなかったので、あちこちに種を発見しました。今は紙袋に入れて保管しています。時々、パチパチ音がします。すると猫が反応して見に行きます(^O^)可愛い。こうして遠くへ種を飛ばして仲間を増やすイスの木が身に付けた技ですね。次に「ギンネムの木(ぎんごうがん)」花が合歓の木に似てるところからつけられた名前。世界の侵略的外来種のひとつに数えられているほど繁殖力が強くて、厄介者扱いされてます。持ち込んだのは人間なのにね…マメ科なので、土中は肥沃になっていいんじゃないですかね?とか素人考えなんでしょうか?この種子はカルシウム、鉄分豊富なお茶になるけど、ほとんど知られていないです。奄美もこんなに蔓延っていて、邪魔者扱いするほど困ってるなら、どんどん活用すればいいのに…と思ったりします。今まで外来種ということで使用しなかったのですが、すっかり帰化してる植物たちも「奄美の木の実」ということで今年から仲間入りすることにしました。ざっと見たところ、台風後も木の実たちは変わらず元気にいてくれてるので、協力してもらおうと思っています(╹◡╹)