カンボジア在住のPokoと申します。カンボジアでは、大学で経営学を教えたり、学生向けのプログラムを企画・運営しております。
今回、カンボジアファッションショーにおけるクラウドファンディングを通して、多くの繋がり、出会いをいただき、運営メンバー一同、日々励みをいただいております。本当にありがとうございます。
今回、この活動をカンボジアで企画し、クラウドファンディングにする際、私自身も色々な思いが巡りました。正直なところ、多くが怖さでした。
日本では、貧しい国のイメージが強いカンボジアで、なぜ教育でもなく、食料でもなく、ファッションショーなのかと。
同じような声が、約2年前にもありました。音楽授業をカンボジアの大学でした時です。
「音楽に本当にニーズがあるのか?」
「別の教育が先じゃないか?」
その時の運営メンバーは、大学生達でした。私たちは、人が生きる上で、食料も必要ですが、楽しさも必要、すなわち、それは人間の基本的なニーズであると信じていましたが、支援してくれる人はすぐに見つかりませんでした。
しかし、呼びかけを続けたところ、その必要性をわかってくださった方がいて、ご支援をいただけることになりました。メンバーが歓喜で飛び上がったのはいうまでもありません。実は、その方も音楽に携わっていた方だということが後日わかりました。
そして、私たちは、カンボジアの学生が楽しいと思い、自分も成長して行きたいと思える企画にしようと、日々ミーティングを重ねてきました。経済発展度合いは異なるかもしれないけれども、同じ人間として伝わることはきっとある、伝わらなければ自分たちが悪いんだと。
そして、カンボジアの学生達のほとんどが、音楽の授業も初めて、ドレミを歌うのも初めてという中で、たった5日間で、日本語の歌までを覚え、人前で発表したいと強い意欲を見せてくれたのです。歌の練習は夜9時まで続きました。
私は、今回のファッションショーでも、カンボジアの方々を巻き込んで、楽しいから一緒にやりたい!と思ってもらえる企画にしたいと思います。
長文に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
内容に共感いただけましたら、ご支援・ご協力をお願い申し上げます。
https://camp-fire.jp/projects/view/31079
※クラウドファンディングとは、ネットを通じて誰かの活動を支援するシステムです。
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