2020/08/06 20:18
・まず最初の一歩が踏み出せるか


僕ら人間というのは、選択の毎日です。

・良い選択

・良いと思っていた選択

・迷った上で判断した選択

・消極的な気持ちで進む選択

といったように色々な選択があるのですが、

そんな中でも「勇気を持って進む選択」というのは、特に挑戦する心がないと決断に至りません。


何事も怖いんですよ、知らないことって。

その知らないことを知りたいと思う欲求と、知らないままでもいいから、今の日常生活を変化なく歩んでいきたいという思いが交錯して、人は生活をしていると考えています。


より良い日々を過ごすには、そして、人生をワクワクさせるには、「挑戦する勇気」を選択する必要が不可欠なのですが、なかなかそれを選ぶまでには時間がかかったりします。

では、そこに踏み出すまでに生じる迷いとは何でしょうか。


・リスクマネジメント


です。
結局のところ、人というのは「確かな結果が出る」という、確実な結果を得られることにしか手を出しません。

確認作業を経ての挑戦。

これが人の大半以上の思考回路だと思います。
だから、「勇気を持って、挑戦する選択した」という人の多くは、実は勇気を持った挑戦ではなくて、事実確認をした上で判断した「冒険心の薄い冒険」だったりします。


モデルとかでもそうです。
「〇〇さんみたいなモデルになりたくて」
「私もモデルとして活躍できるかな?と思って活動を始めました」
「皆さんに勇気と元気、ファッションの魅力を伝えたくて」
という言葉を紡いで、モデル業界に入ってくる人たちがいます。


彼ら彼女ら的には、勇気を持って進んだ「挑戦心のある選択」だと思いがちです。

だけど、これらの思いを持ち、業界に踏み込んだ人間の多くというのは、ことごとく失敗して何者にもなれずに玉砕し地元に戻っていく、あるいはそのまま都心に残って違う仕事に就くことになります。

なぜか。

人の成功体験を見た上での挑戦だからです。


「〇〇さんみたいなモデルになりたくて」
「私もモデルとして活躍できるかな?と思って活動を始めました」
「皆さんに勇気と元気、ファッションの魅力を伝えたくて」


こういった言葉での業界入りというのは、もう出尽くしちゃってるんです。

過去にこれらの言葉を用いてモデル業界に入り、活躍した人たちが何十人もいます。

そこに真新しさはありません。
だから、この言葉を使ってのデビューを目指すというのは「旨みを知った上での成功体験の再現」活動でしかないんです。


過去にこういった言葉を用いてデビューしたモデルがいて、実際に成功した人たちがいる。
「私もそうなりたい。頑張ろう」と思い、行動に移してみた。
これはつまるところ、本人には自覚はないかもしれませんが、「リアル・再現ドラマ」を実社会で演じてるようなものです。


影響を与えてくれたアイコンの人の人生を、自分で体現しようとしてるだけであり、実はめちゃくちゃ難しいことを実現させようと無理難題に首を突っ込んだだけになっています。

誰かの成功体験をもう一度自らの手で、リメイクしてるみたいなものなので、難易度は高いんです。

だから「勇気を持って挑戦すること」の意味を間違えてた解釈で行わないことが大切だと思います。


・結論


本当の意味での「勇気を持って進むということ」というのは並大抵ではない強い覚悟を決めて進むことです。
その時の覚悟というのは、自分自身の判断で単独に行うものなので、もし本当に覚悟がある決断を下して前に進むとしたら「誰とも被らない」ものになるはずなんです。


人は一人ひとり価値観や考え方が違うので、発想が少しは被ったとしても進み方や判断は全く違うものになるはずです。
にもかかわらず、進む道も判断も思考も行動も全部誰かと被っていたら、少なからずそれは誰かの影響を受けています。

人の影響がある限り、成功することはないです。ほとんどの場合。
なので、もしこれから「勇気を持って進もう」と考えているのであれば、それは誰かの再現になってないか。誰かのマネになってないか。
もう一度確認してみることです。


どうせやるなら、人生成功したくないですか?

それなら、生み出さないといけないんです。
自分なりのメソッドを。
簡単じゃないからこそ、夢は輝くんで、そこのファーストステップからデビューへの道のりはスタートしているということです。


もし、上記のようなことがそのまま当てはまっていた方や、上手くいかずに悩んでしまうときは僕が話を聞きます。

辛いときはコーヒを飲んだりしながらお話して、モチベーションを保っていきましょう。

道のりは長くても、仲間がいれば乗り越えられたりもするものです。

Tomohiro