2020/08/07 15:33

あと一歩、もう一歩、

そこを踏み出せる勇気があるか、ないかによって、
人生は大きく変わる。


大きな変化は小さな日常の積み重ねでしかなくて、
そこで手を抜くか最後までしっかりと物事に打ち込めるかで明暗が別れる。


・数センチ
・残り数秒
・一瞬のタッチの差


僕らは人生を通してこのような、たった一瞬の気の緩みによって、
悲劇が生まれることを幾度となく目撃して、経験をしてきた。

なのに、いざとなると「めんどくさい」という思いが勝ってしまって、
「もう、このくらいでいいかな」
という思いを抱いてしまったりする。


ここがミソなんだ。


最後まで気を抜かずにやり遂げる人なんて、実は僅かでしかない。
多くの人間というのは、やっぱり途中で投げ出したくなるし、妥協したくなる。


「こだわってやっていこう」


最初は思ったはずなのに、途中で私欲が上回ってしまうんだ。

だから、多くの人は「そこまで」のレベルで終えてしまう。
突き抜けることができないんだ。

逆に、最後までディテールをこだわりやり遂げられる人というのは、成功する。
結果を残せる。


それは今すぐではないかもしれない。


だけど、結果になってやがて身を結ぶ。
人生っていうのはそんなものなんだよ。


やっぱり手を抜いた人というのは相手に見透かされてしまうから。
自分がどんなに上辺を固定して、覆い被せたとしても、
中身がスカスカなのはプロが見たら一瞬で理解してしまう。


だから最初から最後まで全力でやって、
途中のプロセスも妥協なく、こなしていくことが重要なんだと思う。


相手はごまかせないから。どんなときも。
自分はごまかせても、人の目というのは自分が思っているよりもはるかに厳しいものだというものを絶対に忘れてはならない。

それを理解せずに日々を生きているようでは、所詮、自己満足であり、
誰のためにもなっていないということ。


是非、自分の胸に手を当てて、普段の行いを振り返ってみて頂けたらと思う。
自分に負けないことが自分に勝つことの第一歩だから。


僕はそう信じている。

TOMOHIRO