濃紫の葡萄 公式ウェブサイトを更新しました。https://hamamuraakira.wixsite.com/komurasaki-no-budo/blog公式ウェブサイトにも活動報告(Activity Report)を追加しました。こちらの活動報告もあるので大変です。ただ、こういった活動も含めてサポーター様やファンの方々に楽しんで頂けると考えております。一本の映画が作られていく過程を、見て頂ければと思います。宜しくお願い致します。
撮影のロケ地に関して、僕の場合は理屈よりもインスピレーションだったりする。僕は企画やカット割り・編集は割とロジカルに進めるのだけど、ロケ地の決定、「ここで撮りたいな」っていう気持ちからアイディアが沸いたり、「いつかこんなシチュエーションで撮影したい」という気持ちが先行することが多い。今回、『濃紫の葡萄』でも色々とロケ地に関して気を遣っています。漫画独特の世界観を壊さないロケ地で、尚且つ映画独自の現実感がないと、お話として最低限のリアリティが保てない。上記写真のロケ地は本当に撮影当日歩いていて偶々見つけた階段で、本当は別の場所の予定でした。ですが突如そこに決め、撮影を始めると太陽がいい感じに出てきて逆光になり、リアルの中でドラマチックなシーンが撮影出来たと思います。まだ完成までは道のりがありますが、皆様に届けられるように精進します。宜しくお願い致します。
原作漫画ではゲーム「濃紫の葡萄」はPCゲームなのですが。本作では据え置き機で遊ぶタイプのレトロゲームに変更となっております。さらに細かく言うと製造年は1996年。2枚DISC使用で写真取り込みのサウンドノベルホラーゲームなのですが、販売直後に制作会社が倒産、内容のマニアックさやバグの多さなどから、ほぼ市場に出回らなかったという設定です。レトロゲーム感を出す為に様々な工夫がしてあります。例えばホラ、上の写真を見て分かるように、ディスクケースに細かな傷が付いてたりするでしょ?これはマジで古いケース探して使用しているんです。中のディスクもその当時のゲームっぽいカラーリングになっていて、本編中にも出てきます。ちなみに、このゲームの制作会社は「SHIRANAI KAISHA」。漢字で書いたら株式会社不知。なんじゃそりゃ。
これは何してるかっていうと。立ち位置、止まり位置を確認してるんです。映画の画のフォーカスってめちゃめちゃタイトだから。1cmクラスで変わるんです、マジで。ここは「歩いてきて、止まって、歩く」という動きがあるシーンなんですけど、その「止まり位置」に印を付けているので、それを確認してるんですね。業界用語でバミるっていうんですけど。このバミるって言葉。「現場を見る」っていう言葉の略称からなのかな、確か。このクラウドファンディングを通じて、是非ともサポーターの皆様にも現場を見て感じて頂ければ幸いです。引き続き、何卒宜しくお願い致します。
汗って禁物なんですよね。画が繋がらなくなるし。でも人間だからかくじゃないですか汗。風もヘアメイク乱れるから…雰囲気は出せるんですけど。この日この場所の風は潮風だからもうベットベトしててね。それはもう、メイクスタッフが色んなものを持って色んな工夫をしてくれる訳ですよ。本当大変。メイクスタッフの存在が、演者を劇中のキャラクターたらしめ保っているのです。もうあのパラソルとかってメリーポピンズみたいな世界観じゃないですか。星のカービィとも言える。という訳で、こんなに頑張ってくれているスタッフ・キャストの為にも皆様是非とも拡散・ご支援の程何卒宜しくお願い致します。