<Seamus O'Haraにて友人たちとセッション。(2019)ここのお店の二階は秘密の空間っぽくて好き。街も好き。珍しいビールも好き。なにより、サエさんとステファノさんが作り出す雰囲気がすきまたこうしてみんなで集まって楽しみたいな!>
アイルランド文化にとって、パブ=Public Houseは、昔から人々が集う場として大切にされてきました。私もアイルランド留学中、目当てのミュージシャンやダンスを求めて…というより、『そこに集まる人々に会うために』足しげくパブに通っていました。
セッションやダンスをしつつ、近況報告や愚痴で盛り上がったり。今度結婚するんだ~!とか、今日仕事辞めてきてやったわ!って報告もあったな。(笑
<Kinvaaraにて(2019)【ギネスの奢り合い】こちらも大切な慣習の一つ。年齢や経済力に差があっても(例:学生と社会人)飲める年齢だったら奢り合うそう。最初は日本の感覚で、奢られっぱなしでした。恥ずかしい思い出>
<Achill島にて(2018) 町に関りのあるご家族の葬儀などを通して、パブが人生にとって欠かせない「場所」であることを実感しました。亡くなった方を想いながら、演奏したり、思い出を語り合ったり。。。>
振り返れば、数年前に私が日本でアイリッシュ音楽に出会い、アコーディオンを弾き始め、そして音楽・ダンス・政治・歴史…もはやアイルランド全体をどんどん好きになってしまったのですが、
それは「集う場」であるパブ・バー・カフェなどの存在あってこそだったな、と強く思います。
音楽やダンスを楽しむだけじゃなくて、集まったみんなと、くだらない話をお酒やおつまみを囲みながらお話しする、その時間の愛おしさといったら。
そんな「場所」へのありがたさを、コロナ禍に入り今までより一層感じています。恋しいよ~!またみんなでわちゃわちゃしたいよ~!!!
いつもお世話になっているパブ・バー・カフェに感謝を伝える、とっても素敵な手段を、様々な人が関わりながら作ってくださっています。プロジェクト終了まであと1日!!
※あくまでも私自身が、見たり、聞いたり、体験したものに基づいた思い出話です。私が関わったコミュニティの影響を受けていること、またこれがすべてだと主張するつもりは全くないこと、の2点をお伝えさせてください。
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応援、どうもありがとう〜〜。
このプロジェクト、たくさんの人の善意とボランティアで成り立っています。本当にありがとうございます。