ご挨拶
私たち「さくら会」は、熊本県人吉温泉女将の会として、女将11名、若女将4名の計15名で、人吉球磨の観光を盛り上げるべくさまざまな活動を行ってきました。
春は「人吉球磨はひなまつり」において、お雛様が華やかに飾られる街なかでおもてなしをし、秋には「ノスタルジック人吉」と題して、大正レトロな着物やドレスに身を包んでSL人吉を出迎えます。
そういったイベントの主催やキャンペーン以外にも、日常的に熊本―人吉間をつなぐSL人吉や、ローカル列車「いさぶろうしんぺい号」、D&S列車「かわせみやませみ」のお出迎え・お見送りを行い、人吉の玄関口人吉駅にて、お客様をおもてなししてきました。
プロジェクトを立ち上げた背景
人吉に恵みをもたらしてきた球磨川は、「暴れ川」としても知られています。これまでもたびたび洪水の被害を受けてきました。
しかし、今回の令和2年7月豪雨では未曾有の被害がもたらされました。5m以上の浸水が見られた地区もあり、人吉市民、そして事業所の多くが被災しました。
さくら会所属の女将たちの旅館・ホテルも多くが景観のためにも球磨川沿いに位置しており、未曾有の洪水発生により浸水、一部は全壊にまで追い込まれました。地下設備はすべて使えなくなり、被害額は計り知れません。人吉市全体としても、たくさんの個人事業所、飲食店が被害を受けました。
このプロジェクトで実現したいこと
私たち「さくら会」の旅館・ホテルは、新型コロナウイルスの影響で4月から6月にかけて休業を余儀なくされ、売り上げが昨年対比で9割以上の激減するなど、大変な影響を受けました。さらに追い打ちをかけるように、この度の令和2年7月九州豪雨によって、われわれの観光の魅力の一つであった球磨川が氾濫しました。球磨川沿いに建つ旅館・ホテルが多いために、さくら会の女将すべてが被災しました。現在、女将たちは皆、各々の旅館・ホテルの復旧に、毎日勤しんでいる状況です。
それでもこれまで人吉球磨の観光を縁の下の力持ちとして支えてきた「さくら会」は、このふるさとのいち早い復旧、そしてまた魅力的な小京都となれるよう尽力していく心構えでいます。
しかしながら、さくら会のトレードマークであるピンクの法被、また女将の着物や「ノスタルジック人吉」で使っていた大正レトロの着物、「ひなまつり」用のひな人形などさくら会の活動に必要なものはほとんどが濁流にさらされ、使い物にならなくなってしまいました。
人吉の大きな魅力の一つである人吉温泉女将の会「さくら会」が今後も人吉市を盛り上げていくための手助けをみなさんにお願いしたいと思っております。
私たちの地域のご紹介
私たちのふるさと人吉は、九州山地に囲まれた人吉盆地に位置し、日本三急流の清流球磨川の流れる郡市町村と共に、日本遺産「相良700年が生んだ保守と進取の文化 ~日本でもっとも豊かな隠れ里―人吉球磨~」に認定されました。 国宝青井阿蘇神社をはじめ、相良三十三観音ほか、さまざまな神社仏閣があります。人吉温泉、球磨焼酎、そして四季折々の食を提供し、訪れる人々の心を癒してきました。
国宝青井阿蘇神社
人吉城祉
人吉城祉の紅葉
人吉温泉、球磨焼酎を提供するさくら会所属の旅館・ホテルも、この魅力的な小京都・人吉において、多くの人々の心のよりどころとなってきました。与謝野晶子・鉄幹夫妻も人吉温泉に滞在し、短歌をいくつも詠まれています。温泉にゆったりと浸かり、人吉の美食に酔いしれる。そんな非日常をわれわれは提供してきました。
清流山水花あゆの里より 球磨川の眺め
球磨川を望む旅館 翠嵐楼
リターンのご紹介
支援金をお送りくださった方々にはさくら会の女将たちによる、感謝のビデオメッセージとともにお礼のメールを差し上げます。心を込めた恩返しは、今回の水害を新しい価値観によるより魅力的な観光地を生み出すチャンスととらえ、全国から多くのお客様に再び何度でも訪れていただけるよう、女将全員が一致団結して、地域の皆様とともに地域づくりへ貢献していくことで遂行していきます。
支援の使い道
いただいたご支援は、下記の用途などに使わせていただきます。
・ノスタルジックイベントの衣装代
・ひな祭り人形の購入
・各種イベントの運営費用
・ビデオレター制作費用
など
最後に
熊本地震にはじまり、新型コロナウイルスによる休業、そして令和2年7月豪雨と多くの災難に見舞われた熊本県人吉市の観光業。さくら会はそれを一生懸命立て直し、盛り上げていく所存でございます。われわれの女将会「さくら会」が全国のなかでも力強く、魅力的な女将会へなれるよう、尽力していきますので、どうぞ応援をよろしくお願いいたします。
そして、再開した暁には、ぜひ、人吉へお越しくださいませ。笑顔でお迎えできる日を目指して!
熊本県人吉温泉女将の会「さくら会」一同
人吉温泉しらさぎ荘 http://www.shirasagisou.jp/
人吉温泉 ホテル 朝陽館 http://www.choyokan.co.jp/
人吉温泉鍋屋本館 https://www.nabeyahonkan.co.jp/
人吉温泉芳野旅館 http://www.yosino.jp/index.php
人吉温泉旅館 清流山水花 あゆの里 https://www.ayunosato.jp/
人吉旅館 http://www.hitoyoshiryokan.com/
ホテルサン人吉 https://www.sunhitoyoshi.jp/
町屋旅館一富士 http://www.ichifuji-kumamoto.com/
丸恵本館 https://www.maruehonkan.co.jp/
旅館 翠嵐楼 http://www.suiranrou.jp/
(五十音順)
English
We would like to introduce ourselves briefly:
We are the Sakura-kai Association, a group of fifteen hosts of Japanese inns and hotels in Hitoyoshi in Kumamoto Prefecture on the southern island of Kyushu in Japan.
Through our volunteer work, we try to preserve Japanese traditions and promote tourism in our region. For traditional regional events, we create elaborate decorations and contribute to the preservation of customs with traditional costumes, typical of the Japan.
An old railway line from Kumamoto via Hitoyoshi to Yoshimatsu and back was lovingly restored. This train and its guests are regularly welcomed by us in traditional costume (Kimono).
Our hometown Hitoyoshi at the beautiful river Kuma is located in the Hitoyoshi Basin surrounded by mountains and is recognized as Japanese cultural heritage.
There are numerous shrines and temples, including the National Treasure Aoi Aso Shrine and Sagara 33, the 33 holy statues of the Goddess of Mercy.
The inns and hotels belonging to our association have become a spiritual center for many people. Akiko Yosano and her husband Tekkan visited the hot spring in Hitoyoshi and wrote several tanka poems there.
The people in Hitoyoshi are warm and open-minded, they offer delicious regional dishes and the famous Kuma Shochu (rice liquor).
The effects of the Corona
The pandemic has hit us very hard. Then in July 2020 came the floods with inundations of the city area of catastrophic proportions. Most of the factories in Hitoyoshi are located near the river and have to be completely rehabilitated. At present, all the owners are working hard everyday to restore their restaurants and hotels.
Many items needed for the activities of our Sakura-kai association, such as the pink Happi coat, kimonos, and dolls for the Hinamatsuri festival have been destroyed by the muddy waters.
For our association to continue its activities, we would like to ask you for a support. Your kind support will be used for the following purposes:
Costumes for cultural events, Purchase of Hinamatsuri dolls, The costs for the realization of various events.
All those who send supports will receive a thank-you e-mail with a video message from the Sakura-kai Association thanking them for their support.
All members of the association commit themselves to contribute together with the locals to the development of the region and the preservation of traditions.
We thank you for your interest and support and would like to invite you to join us: Please visit Hitoyoshi when our inns and hotels reopen. We would like to welcome you with a smile!
All members of Sakura-kai
The owners of Hitoyoshi Onsen, Kumamoto
Deutsch
Wir möchten uns kurz vorstellen:
Wir sind der Sakura-kai Verein, eine Gruppe von fünfzehn Gastgeberinnen von japanischen Gasthäusern und Hotels in Hitoyoshi auf der Südinsel Kyushu in Japan.
Durch unsere ehrenamtliche Tätigkeit versuchen wir die japanischen Traditionen zu bewahren und den Tourismus in unserer Region zu fördern. Für traditionelle regionale Veranstaltungen erstellen wir aufwendige Dekorationen und tragen mit landestypischen Trachten zum Erhalt des Brauchtums bei.
Liebevoll restauriert wurde eine alte Eisenbahnstrecke von Kumamoto über Hitoyoshi nach Yoshimatsu und zurück. Dieser Zug und seine Gäste werden von uns regelmäßig in Trachtenkleidung (Kimono) begrüßt.
Unsere Heimatstadt Hitoyoshi am wunderschönen Fluss Kuma liegt im Hitoyoshi-Becken umgeben von Bergen und ist als japanisches Kulturerbe anerkannt.
Es gibt zahlreiche Schreine und Tempel, darunter der Nationalschatz Aoi-Aso-Schrein und die Sagara 33, die 33 heiligen Statuen der Göttin der Barmherzigkeit.
Die zu unserem Verein gehörenden Gasthäuser und Hotels sind für viele Menschen zu einem spirituellen Zentrum geworden. Akiko Yosano und ihr Ehemann Tekkan besuchten die heiße Quelle in Hitoyoshi und schrieben dort mehrere Tanka-Gedichte.
Die Menschen in Hitoyoshi sind herzlich und aufgeschlossen, es gibt köstliche regionale Gerichte und den bekannten Kuma Shochu (Reisschnaps).
Die Auswirkungen der Corona
Pandemie haben uns sehr stark getroffen. Dann kam im Juli 2020 das Hochwasser mit Überschwemmungen des Stadtgebietes von katastrophalen Ausmaßen. Die meisten Betriebe in Hitoyoshi liegen in Flussnähe und müssen vollständig saniert werden. Gegenwärtig arbeiten alle Besitzerinnen täglich hart an der Wiederherstellung ihrer Gaststätten und Hotels.
Viele Gegenstände, die für die Aktivitäten unseres Sakura-kai Vereins benötigt werden, wie der rosa Happi-Mantel, die Kimonos und die Puppen für das Hinamatsuri-Festival sind durch die schlammigen Gewässer zerstört worden.
Damit unser Verein weiterhin seine Aktivitäten durchführen kann, möchten wir Sie um eine Spende bitten. Ihre Unterstützung wird für folgende Zwecke verwendet:
Kostüme für kulturelle Ereignisse Kauf von Hinamatsuri-Puppen Die Kosten für die Durchführung verschiedener Veranstaltungen
Alle, die Spenden senden, erhalten eine Dankes-E-Mail mit einer Videobotschaft des Sakura-kai Vereins, in der ihnen für ihre Unterstützung gedankt wird.
Alle Mitglieder des Vereins verpflichten sich, gemeinsam mit den Einheimischen zur Entwicklung der Region und dem Erhalt von Traditionen beizutragen.
Wir bedanken uns für Ihr Interesse und Ihre Unterstützung und möchten Sie gerne einladen: Bitte kommen Sie nach Hitoyoshi, wenn unsere Gasthäuser und Hotels wieder eröffnet werden können. Wir würden Sie gerne mit einem Lächeln willkommen heißen!
Alle Mitglieder von Sakura-kai
Die Besitzerinnen von Hitoyoshi Onsen, Kumamoto
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る【ご支援ありがとうございました】プロジェクトが終了いたしました
2020/12/07 10:00【熊本県人吉温泉女将の会さくら会より御礼のご挨拶】長らくご連絡をお待たせしておりまして申し訳なく思っています。令和2年7月豪雨で被災したためにご支援をお願いいたしておりました9月始動のプロジェクトが終了いたしました。みなさまのおかげでこんなにも多くの支援金を集めることができました。当初の予定通りノスタルジックの着物他、さくら会の主催する催しものでの物品などの費用に活用させていただきます。ご協力誠にありがとうございました。【リターンについて】12月にリターンをお送りする予定にしておりましたが、お礼のメール、宿泊時のプレゼント券については下旬に発送する予定です。お知らせが遅れましたが、年明け以降さくら会の今を特集した「令和2年7月豪雨 女将たちの復興への道 〜熊本県人吉温泉 女将の会さくら会~」冊子が出版されることになりました。 ビデオメッセージに代わりまして、 こちらを進呈させていただきます。少々お付き合いのほどよろしくお願いいたします。皆様のご協力さくら会一同、感謝してもしきれません。これをご縁に復興した人吉にぜひお越しください。熊本県人吉温泉女将の会「さくら会」一同人吉温泉しらさぎ荘 http://www.shirasagisou.jp/人吉温泉 ホテル 朝陽館 http://www.choyokan.co.jp/人吉温泉鍋屋本館 https://www.nabeyahonkan.co.jp/人吉温泉芳野旅館 http://www.yosino.jp/index.php人吉温泉旅館 清流山水花 あゆの里 https://www.ayunosato.jp/人吉旅館 http://www.hitoyoshiryokan.com/ホテルサン人吉 https://www.sunhitoyoshi.jp/町屋旅館一富士 http://www.ichifuji-kumamoto.com/丸恵本館 https://www.maruehonkan.co.jp/旅館 翠嵐楼 http://www.suiranrou.jp/(五十音順) もっと見る
【最後のお願い】明日でプロジェクトが終了します!
2020/11/03 11:54みなさま、人吉温泉女将の会さくら会でございます。これまで多くのご支援をいただきまして感謝の気持ちでいっぱいでございます。被災からちょうど2ヶ月後にスタートしたこのプロジェクト、4ヶ月目となる明日、終わりを迎えます。4ヶ月が経過し、だんだんと復興への道のりを描く段階へと移ってきております。そんな中、みなさまからの応援をこのようにいただけたこと、感謝の思いしかございません。しかし、明日、このプロジェクトは終わりを迎えます。それまでに最後の応援をお願いしたく思います。人吉がよりすばらしく、みなさまを癒す町になれますようご支援のほどよろしくお願い申し上げます。さくら会女将一同 もっと見る
【ご支援ありがとうございます】女将たちの取り組み、そして人吉の現状をご紹介
2020/10/19 09:00【ご支援ありがとうございます】プロジェクト発足以来、あたたかいご支援をいただきありがとうございます。現在の人吉市の女将たちの様子を報告させていただきます。まずは人吉旅館(http://www.hitoyoshiryokan.com/)から。泥出しは終わって、床もはがし終わりました。女将からの一言。「全国の皆様の応援で、泥出しは完了しました。これから消毒に入ります。来年の一部営業再開を目指し、全力で頑張ります。」続いては芳野旅館(http://www.yosino.jp/)。芳野旅館は今洗い!と消毒中でございます。まだまだですね~2年後には再開したいと思って頑張ります!とのことでした。あゆの里(https://www.ayunosato.jp/)より。泥だしが完了し、ずいぶん片付きました。来春再開予定で、何とか頑張っています!続いてしらさぎ荘(http://www.shirasagisou.jp/)。床板をすべてはがしおわった状態です。そしてホテルサン人吉(https://www.sunhitoyoshi.jp/)。ホテルサン人吉の10月初旬の様子です。女将より、「来年早々の再開を目標にしています。さくら会の女将全員一致協力して、人吉の観光再興を目指して参ります。引き続き応援のほど、宜しくお願い致します。」とのことです。つづいて丸恵本館(https://www.maruehonkan.co.jp/)。工事が進んでいる部分とまだまだな部分がありますね。さらに、旅館一富士(http://www.ichifuji-kumamoto.com/)。先ずは、解体待ち状態です。その後、建て替えの予定です。最後に翠嵐楼(http://www.suiranrou.jp/)。女将より、「永い復旧への道のりになりますね。私も、頑張ります。」とのことです。人吉はまだまだ被災の姿が残っていますが、復旧し豊かな人吉を取り戻すべく女将たちは全力で毎日がんばっています。復興し、よみがえった人吉を人吉温泉女将の会さくら会が盛り立てていけるよう、さらなるご支援をお願いいたします! もっと見る
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