(準備が整ったので、改めて投稿しています)
はじめに
クラウドファンディングへのご協力、応援、いつもありがとうございます!
タイトルにあります通り、専用イヤホンの開発が決定しました!!
今回のご報告の前に、本クラウドファンディングにご協力頂いた方々や、この活動をご存知の方以外の方に向けて、改めてこのプロジェクトについて簡単にご説明します。
味わいを音楽化するプロジェクトとは?
コロナの影響を直接受ける2020年4月まで私は、バンドを中心とした音楽活動で海外に行ったり、ライブを行って活動するミュージシャンでした。その傍ら、飲食業に携わり、自分の事業を行うまで真剣に取り組んでいましたが、コロナの影響で全てストップしてしまいました。
海外活動の影響もあり、日本のモノを海外に発信したいという気持ちが強く、考えた結果、音楽を使った日本酒と日本茶の販売促進を始めました。
これまで音楽を使う販売促進には、商品を想起させるイメージソングが主流でした。
私も最初はイメージソングから取り掛かりました。しかし、日本酒や日本茶の業界について学んでいくと、コロナの影響や近年抱える問題などを知り、
「味わいをCDを聴くように聴く事ができれば、オンラインでも試飲ができなくても買えるのでは?_と考えるようになり、味わいを音楽化するという挑戦を始めました。
そこからこのプロジェクトを実現させるために、酒蔵を訪ねたり、生産者さんと繋がったり、どうすれば実用レベルになるのか模索してきました。
現状、私の想いを受け取ってくれたとしても、味わいの音楽化なんて「誰も知らない」「どう扱っていいかもわからない」
こんな現状では、販売促進として実用性がないと判断し、商品開発やモニタリング、イベントを開催するなど様々な切り口でトライアンドエラーを繰り返してきました。
そして2021年1月8日、クラウドファンディングに挑戦させて頂きました。
現在は、日本茶/日本酒に関わる活動で、企業様との共同プロジェクトが複数動き出しています。
中でも今回、このプロジェクトを大きく飛躍させて頂ける挑戦として、専用イヤホンの開発が実現しました!!!!
ここから今回の本題です
2月26日のクラウドファンディング終了直前、2月14日まで有楽町micro FOOD&IDEA MARKETで開催していたインスタレーションで手応えを感じた私は、「もっと分かりやすく、体験をパッケージできないか?」と考えました。
そして思い付いたのが、「日本酒/日本茶を選ぶというライフスタイルの選択」です。
日本酒が本来もつ醸造をテーマにしたブランディングとして、飲む時間の価値化を追求しました。
味わいの音楽を聴きながら飲むその時間が、自分を醸造していく時間になるという価値です。そこには時間を価値化するアイテムが必要になります。
そこで、専用イヤホンの開発を検討し、国内で協力してもらえそうなイヤホンメーカーを探しました。
運命の歯車が回り出すような出会い
そして辿り着いたのが、ハイレゾイヤホンの中でも評価の高い新鋭ブランドintime(アンティーム)を展開する、オーツェイド株式会社さんでした。
ご連絡差し上げると、渡部社長が近々東京に出張との事。
出張の合間の僅かな時間を頂き、終始喋りまくりで思いの丈をぶちまけてきました(笑)
贅沢にもその場でintimeの実機を使って視聴させて頂いたところ、その優れた解像度と豊かな響きに圧倒されました。
そして、intimeが持つ響きが、探し求めていた体の内側に再現するという漠然とした目的のために最も重要なポイントである事を教えて下さいました。
渡部社長から「やりましょう、うちは面白いほうのイヤホンメーカーだから(笑)」という言葉に、心の中でガッツポーズと涙腺がね、緩んだよね。
ハイレゾイヤホンの新鋭ブランドintime(アンティーム)を展開する、オーツェイド株式会社さんは、コスパ最強といわれる背景にある、確かな技術力と想いに溢れる、群馬県にある今注目されているメーカーです。
私は、渡部社長の商品開発に込める想いに惹きつけられました。
大学生の息子さんに向けられた、
"息子さんのためのイヤホン。ちょっと背伸びしたら購入できる価格帯で、オーディオマニアも納得する音質を兼ね備えたイヤホンを開発すること。"
そんな想いのある渡部社長に快諾頂けた事が本当に嬉しかったです(泣)
視聴させて頂いた結果、人気機種「轟」「碧SORA2」をベースに開発させて頂く事になりました!
終わりに
現在は味わいを時間軸で分析する技術、味わいを音楽化した先の実用化、文字や視覚ではできない試飲の代替えのサービス化などを目指しています。
イヤホンは今後イベントでご視聴体験してもらいながら、その魅力を存分にお伝えしていこうと思います。
味わいの音楽化という新しい時代の価値観を問う時代、2021年度はまだまだ加速します!