こんにちは!
TORICOTORの「ぼを」でございます。
今回は「音割れ」を活用した楽曲について書こうと思ったのですが、実はそんな楽曲の存在を、私が知らない事に気がついてしまいました。
今や時代は、極端にノイズや音割れを嫌っています。ノイズキャンセリング機能を具備したイヤホンが当たり前になってきていますし、我々DTMerも音割れを嫌って、マスタリング時にはコンプレッサーをかけて可能な限りヘッドルームを確保しようとします(音割れしない様に気をつけながら音圧を上げます、ということです)。人々から歓迎されるノイズと言えば、ブレスノイズ、フレットノイズくらいなものです。
しかしながら、あるひとつの潮流が世情を席巻しますと、大抵そのアンチテーゼとなる潮流が現れるものです。つまり、ノイズミュージックの復活や「あえて音割れをさせた」楽曲の登場が待望されたとしても、おかしくないのではないかと…。
実は、以前「エクス・マキナ」というロボット映画を観たことがありまして、その中で「おっ! これってもしかして、わざと音割れさせてる?」というBGMがあったのです。しかしながら、それはどうやら「音割れしてるみたいな音色のシンセパッド」を使っていたのが、私のへなちょこスピーカーでは本当に音割れして聴こえていただけのようです。
3分10秒くらいからがわかり易いですかね~。
もし「音割れをうまく活用した楽曲」をご存知のかたがいらっしゃったら、是非教えて下さいね。いずれ、私も挑戦したいと考えております。