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諏訪大社上社本宮門前町のまちづくりの拠点をつくりたい

八ヶ岳より諏訪大社上社本宮につながる御柱街道の最終地で、数々の重要な歴史遺産に囲まれてたたずむ「桔梗屋」。築129年の歴史を刻む建物をみんなの地域まちづくり活動の拠点とし、地域住民と来訪者(観光客)の交流の場所にしたい。

現在の支援総額

1,060,500

70%

目標金額は1,500,000円

支援者数

110

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/08/31に募集を開始し、 110人の支援により 1,060,500円の資金を集め、 2020/09/29に募集を終了しました

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諏訪大社上社本宮門前町のまちづくりの拠点をつくりたい

現在の支援総額

1,060,500

70%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数110

このプロジェクトは、2020/08/31に募集を開始し、 110人の支援により 1,060,500円の資金を集め、 2020/09/29に募集を終了しました

八ヶ岳より諏訪大社上社本宮につながる御柱街道の最終地で、数々の重要な歴史遺産に囲まれてたたずむ「桔梗屋」。築129年の歴史を刻む建物をみんなの地域まちづくり活動の拠点とし、地域住民と来訪者(観光客)の交流の場所にしたい。

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はじめに・ご挨拶

フラ~っと立ち寄って、歴史を知ってコーヒー飲んで、これからのまちを考える。観光客も地元住民も気軽に「おぇっ おめさまも寄っとくれ!ほいで、話してくじゃぁ」と。気兼ねなく集えるまちづくりの拠点を歴史と自然に恵まれたおらほの町に作りたい!

本プロジェクトを運営する上社周辺まちづくり協議会は、およそ二年の準備期間を経て令和元年に発足しました。

諏訪大社上社をはじめ数々の歴史文化資産(時の宝)と自然の宝に恵まれた神宮寺地区の住民が中心に、住民と来訪する人々が交流するまちづくりを推進する団体です。

2019年5月長野コーヒーフェスin SUWA出店


私たちの地域のご紹介・長野県諏訪市中洲神宮寺

桔梗屋が在り、まちづくりの対象となる諏訪市中洲神宮寺は、諏訪大社上社本宮の門前町を中心に広がり、地域内に諏訪大社をはじめ多くの歴史的文化財が点在し、また良質に恵まれた神宮寺温泉、石清水、かつて諏訪地域の建築資材として重用された神宮寺石などの自然の恵みが豊富な地域です。

神宮寺(じんぐうじ=Jinguji)という地籍は全国にありますが、ここ神宮寺ではこれを「じぐじ=(Jiguji)」と呼び親しんできました。まちづくり活動にもこの呼び名を採用しました。


このプロジェクトで実現したいこと

本プロジェクトでは以下6項目のことに取り組みます。

  • 1誰でも立ち寄れるまちづくりの場として桔梗屋の整備
  • 地域住民がまちづくりについて、自分の考えていることを気軽に来て言える交流施設としてオープンな場所に整えます。

    2地域街並みの歴史資産として「桔梗屋」の維持管理

  • 門前町として栄えた記念碑として築120年建築の内部の開放と、勅使の部屋、96畳 1 間の見学を通 して、古民家のすばらしさを伝え、維持保存したいと思います。

    3諏訪大社本宮から前宮間に点在する30箇所におよぶ文化遺産の紹介と地域活性化への有効活用

  • 現在観光客はじめ来訪者向けの観光案内所がありません。ガイドブックや散策マップなどを提供、公式ガイドの紹介などによりし文化資産を紹介、インフォメーションセンターとして役割果たします。(諏訪大社・ 権大祝邸跡・神宮寺伽藍跡など)

  • 4周辺歴史遺産散策支援の拠点活動 公式ガイド基地、レンタサイクル事業
    上社周辺のマップ、ガイドブックを用意して頒布し、映像資料にてさらに詳しく案内できる体制をつくります。また、電動アシスト自転車のレンタル事業を立ち上げ、上社前宮から本宮を快適に巡っていただく環境を整えます。


  • 5地域主催のイベントの企画支援

  • 地域内外から人々が集う場にするために、また96畳の大空間を生かすことから個人や団体の作品発表展覧会、趣味の会などの催事、また地元の歴史文化に関わるセミナー、ワークシ ョップなどに会場として貸し出します。

    6地域オリジナルJIGUJIブランド商品の「温泉石鹸」「石清水」等の開発・紹介頒布支援活動

  • 上社周辺は古くから守屋山を御神体としてきた諏訪大社のお膝元で清らかで自然豊かな土地です。
    その為この地独自の多種多様な自然が汚染されずに残っています。
    神宮寺には温泉や洗濯湯が沸き出ており石清水の古くから出て生活の一部となっています。
    そうしたなか、神宮寺温泉の成分をパウダー化することに成功しました。
  • 温泉パウダー添加は食品としてはパン、シフォンケーキやコーヒーなどに加えるこ とで、より美味しさがまします、化粧品としてはプロの理容師監修のもと石鹸を心祝という商品名で商品化しました。

  • これらの神宮寺(JIGUJI)ブランド商品を手掛けてくれる企業を増やしそれぞれがここ独自のオリジナル商品を販売できる仕組みを作っていきます。


プロジェクトを立ち上げた背景

信州神宮寺は、諏訪大社のお膝元にあり神話の時代からの長い人々の交流の歴史のある地域です。時の宝として、現存する歴史的文化財も30数箇所におよびます。また、古くは江戸時代からの門前町としての街並みの様子を持つ地域です。また、自然の宝とも言える良質の水源として神宮寺温泉、石清水また神宮寺石などにも恵まれていました。少子化、高齢化などの問題からそれらを未来につなぐ機会を現状では喪失してしまうという危惧から上社周辺まちづくり協議会を設立し、その活動の拠点として桔梗屋を位置付けてこのプロジェクトを立ち上げました。

資金の使い道・実施スケジュール
      • 1誰でも立ち寄れるまちづくりの場として桔梗屋の整備に活用させていただきます。
      • 2地域街並みの歴史資産として「桔梗屋」の維持管理に活用させていただきます。

    • 2020年09月 桔梗屋拠点運用の準備
      2020年10月 拠点運用開始


桔梗屋由来

今から遡る事千二百年ほど前、諏訪で最も古い寺の一つである「神宮寺」が開山されました。明治初め、廃仏毀釈により神宮寺が取り壊された時、桔梗屋はその跡地や蔵、門を買取り1891年(明治24年)に割烹を新築。割烹は諏訪大社に参拝する勅使を迎えるために正方形(12畳半)の正式の間二部屋を造り、その部屋に通じる廊下と玄関は段差がつき、また勝手はさらに一段さげた作りだったとのことです。二階の大広間(約170平米=96畳)には柱がなく、西洋建築様式をより入れた学校体育館と同様の造りになっています。

昭和に入り、戦前は郡内の首長会議が開かれ、終戦までの三年間は東京都中野区八戸小学校児童の集団疎開を受け入れました。戦後は上社への参拝客が徐々に減り、結婚式もホテルでおこなわれるようになり1974年に割烹は閉じられました。

神宮寺を偲ぶ門や蔵も現存し、新築から一世紀を経た現在も建設当時の姿を残しています。

施設概要

住所:〒3920015長野県諏訪市中洲818

中央自動車道・諏訪ICより/車で約5分


  桔梗屋/明治後期

  桔梗屋/現在

  一階勅使の間現在

 二階96畳の大広間


これまでのおもな活動

足掛け3年の準備期間を経て、2018年12月に協議会立ち上げ会議を開催し、2019年4月に活動を開始しました。地元神宮寺区を中心に現在会員42名(2020年4月現在)の会員が参加しております。月例理事会を開催しながら活動を進めております。

2019年

05月26日 NAGANO コーヒーフェスタ イン 諏訪

07月09日 モビリティ勉強会 講師 元スワクル主宰者

07月28日 東参道ゆかた祭り

09月23日 前宮~本宮 歴史散策

桔梗屋二階大広間にて桔梗屋の由来を聴く

11月04日 松代・小諸のまちづくり視察見学バス旅行                 北國街道ほん町屋館視察

11月09日 諏訪大社・前宮から本宮周辺のドローン撮影実施

11月12日 地域の宝勉強会 AR・VR技術とその応用事例紹介 諏訪東京理科大学協働

11月30日 フィールドワーク未来まちづくり制作のための情報収集(史跡、電柱)

長野日報2019年12月1日

12月08日 地図(ジオラマ)作成

2020年

01月19日 諏訪大社・前宮から本宮周辺ドローン映像試写会

神宮寺区民館での試写会

01月30日 無電柱化勉強会 中部電力

03月04日 工学院大学調査研究発表 諏訪市


神宮寺温泉

源泉 龍神の湯

神宮寺温泉の特徴

平坦な諏訪地域唯一の混ざりものなし、源泉かけ流し温泉で摂61.5度の「アルカリ性低張性高温泉」。

保温効果が高く「熱の湯」ともいわれ、塩化物泉として神経痛・筋肉痛・関節痛やうちみ・くじき等の症状を和らげ、慢性婦人病・慢性皮膚病・きりきず・やけど等の単純温泉の効能が加わり、水分が吸収されやすい(ふやけやすい)温泉です。酸性泉の秋田県の玉川温泉や群馬県の草津温泉など、効能豊かで湯量の豊富な温泉地が人気を集めているが、肌がツルツルする「美肌の湯」ともいわれるアルカリ性泉の性質を持っており、美肌効果の適応性があります。源泉の明神湯は、飲める温泉として認可されています。

神宮寺温泉成分

単純「アルカリ性低張性高温泉」特有の陰イオンに注目!

陽イオン(プラスイオン)  ナトリウム NA 

陰イオン(マイナスイオン) 塩素イオン  CI

硫酸イオン   SO

炭酸水素    HCO

石清水

記録によると享保18年(1733年)「今から約286年前」、当時の第五代高島藩主「諏訪忠林」が高島藩各村の地勢を編築し、その中で「諏訪藩主手元絵図」(殿様御枕絵図ともいうらしい)に神宮寺石清水が「神宮寺よいとこ片山下の飲んで見たかよ石清水」と謳われ名水として記載されております。近年は近隣者により管理組合を設立、昭和30年代神宮寺温泉開発事業時に整備・飲料水の調査を実施(正確な年代確認出来ず)。以来半世紀管理運営が受け継がれ、平成24年、神宮寺バイパス整備時に水圧及び水量測定及び井戸点検・水位測定を実施。また同年市の「辻と小路整備事業」で施設周辺整備が施行され、再度の水質調査実施を経て以降、定期水質検査を重ね、神宮寺石清水はミネラルを含んだ優良飲料水として保健所に認められ脈々と今日に至っている。

2019年開催の長野コーヒーフェスタ in Suwa の標準水として全てのショップで使用されコーヒーの旨みをひきだす水として出店のショップから大好評でした。

石清水

リターンのご紹介

ご支援いただいた皆様へは以下のお礼をご用意いたしました。詳しくはリターン内容をご覧ください。

1ご支援いただいた皆様のご芳名を掲載したパネルを桔梗屋にて掲示

ご支援いただいた皆様のご芳名を掲載したパネルを桔梗屋にて掲示させていただきます。なおご芳名の掲載については事前に可否ご確認させていただきます。

2サンクスカード(神宮寺歴史写真絵葉書)※諏訪市博物館収蔵写真より

かつて諏訪大社上社参拝の門前町として反映した明治から昭和初期の信州諏訪神宮寺の古写真で制作。

1セット3枚組 写真資料協力 諏訪市博物館

3まちづくり活動シンボルステッカー

地元での神宮寺の愛称Jigujiをアレンジしました。縦103mmX横73mm


4SUWAiCCON 諏訪一献 SUWAプレミアム選定オリジナル酒器(磁器)

信州は日本酒の蔵に恵まれており、諏訪市に5蔵の酒蔵があります。そのような伝統のなかでオリジナル酒器として生まれたのが SUWAiCCON(諏訪一献)です。

盃(さかずき)一杯のお酒や、お酒を振る舞う行為を表す「一献(いっこん)」という言葉があります。多くの酒蔵があり、祭りがあるここ諏訪から、お酒を楽しむためにお届けする酒器「SUWAiCCON」。そこには「諏訪のアイコン」という意味も込められています。

※SUWA premium


5神宮寺温泉石鹸 心祝

良質の神宮寺温泉を信州大学との共同研究でパウダー化し石鹸を商品化しました。自然由来の手作り石鹸「心祝」は、きわめて不純物の少ない神宮寺温泉をパウダー化することから作られます。

※石鹸に含まれる成分

神宮寺温泉パウダー /植物由来弱酸性で生分解性が高く地球に優しい成分(ココイルグルタミン酸ナトリウム) /使用感を引き立てる海藻成分(アルギン酸ナトリウム)/長野県産高分子シルク


おわりに

諏訪大社御柱祭の周知とともにパワースポットとして多くの来訪者を迎える諏訪大社本宮、その周辺にある歴史資産の維持と歴史ある街並みを生かした未来につながる街づくりの取り組みに多くのご支援をいただければ幸いです。そして当地にご来訪をいただき桔梗屋にて時の宝や自然の宝についてお話しできることを楽しみにしております。ご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします。


協力 諏訪市

   諏訪市博物館



お問い合わせ先

上社周辺まちづくり協議会

〒392-0015 長野県諏訪市中洲768


<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。



最新の活動報告

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  • たくさんの方々からご支援いただきほんとうに、ありがとうございました。御柱街道を本宮階(きざはし:天の神と地上を結ぶ橋)から撮った写真です。左が桔梗屋、正面が三の鳥居です。1.5km先に前宮があります。ここを拠点に新たなスタートをきります。2階の松の手前、軒下に「桔梗屋」の新しい看板、正面玄関前(1階松の向こう)に桔梗の紋の入った、紺地の暖簾が架かる予定です。この桔梗屋を上社周辺まちづくり協議会の拠点として、観光客の憩いの場、住民のまちづくりの場となるようにいたします。ほんとうに多くのみなさまからのご支援いただきました。ありがとうございました。あと15時間!!! もっと見る

  • これは「神宮寺石」と言います。名前の通りこの神宮寺で採れる特殊な石です。中洲村史より引用します。                                『神宮寺区の裏山からは往古より薄い小豆色の石が出る。(中略)軟らかくて細工し易く、しかも腐食することがない。吸水性が強く盆栽などの栽培などにも適するので、神宮寺石といわれて珍重される。』そして貞松院の藩主夫人の藍塔、温泉寺の代々藩主の大墓碑などもこの石で建立されていることを述べています。しかし近年は採石されつくされてしまい、なかなか手に入れるのは困難です。歴史は、様々な顔をもってそこにあります。桔梗屋築129年!ここにも大きな歴史がたたずんでいます。多くのご支援いただき、ほんとうにありがとうございます。心よりお礼申し上げます。今日まで77名の方にご支援いただきました。ほんとうに、ほんとうにありがとうございました。あと1日!!! もっと見る

  • ここにきてたくさんのご支援いただき、ほんとうに、ほんとうにありがとうございました!携帯の受信欄が「ぽろろ~ぉん」って鳴って「支援者が現れました!」。とってもとってもうれしい!ありがとうございます。桔梗屋の玄関わきの赤松です。この建物と同じ年齢ですので、129歳になります。立派ですね!松の樹は残った!!っていう感じで、今までの歴史をじっと見つめてきたんですね。桔梗屋の裏庭です。たくさんホウズキがなっています。邯鄲が鳴いていました。やはり、捨ててはおけない!!!あと少しのご支援、よろしくよろしくお願いします! もっと見る

コメント

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