皆様、こんばんは。
昨日より私のプロジェクトが公開され、早速ですが貴重なご支援をしていただき心より感謝いたします。
どうも有難うございます。
私のプロジェクトは、目標金額に達成しなければご支援金は受け取れませんので、なんとしても残り24日間で目標金額に達成するよう最後まで諦めずに頑張ります。
さてさて本日より、私がどんな環境にいてどんなことをしているのかを、少しずつこちらの活動報告投稿を利用して書いていこうと思っております。
私とチャーン島の出会いは、約10年前になります。
当時はあるブログが流行り始めた頃で、私も自身の通販サイトの宣伝も兼ねて利用しておりました。そこで出会った2人の女性がここチャーン島に住んでおられ、ブログを通じて仲良くなりその女性達に会いに来たのがキッカケです。
チャーン島は国立指定公園で建造物の高さや森林伐採可能区域などが国で決められています。ですので、島の半分以上は豊かな大自然が広がっています。
この美しい自然とそこら中にいる犬達(野良犬ですが)に囲まれて、いつかのんびり島暮らしをしたいな。。と島に旅行者で何度も訪れるうちにこう思うようになっておりましたが、まさかこんなに早く日本を出てこの島で暮らすとは思っておりませんでした。
そしてまさかまさかの外国人のところへ嫁ぐとも思っておりませんで、人生に絶対ってないんだなと自身で体験し実感です。
『南国島暮らし』
と書けばのんびり生活している風に思われがちなのですが、私の場合『大忙しドタバタ島暮らし』です。(笑
美しい景色とのんびりな現地人に囲まれていることは間違いありませんが、日常がここにあると朝起きて美しい景色を眺めながらのコーヒータイム。。。なんていうのが出来る日は1年に2回くらいで、日本で暮らしている時と同じく朝は戦争ですw
のんびりビーチでサンセット鑑賞も、たまの自分へのご褒美程度ですw そんな自分へのご褒美タイムに撮り貯めていた写真達をリターンの1つとさせていただいております。
(リターンのご紹介も改めて書かせていただきます!)
どこの田舎暮らしもそうかと思いますが、何が不便と感じるかというと『選択権がない』ということと『現地人達に時間概念がない』(こちらは不便でなく不満ですw)ということです。
私は兵庫生まれの埼玉育ちで生活はほぼ東京でした。都会は迷ってしまうほどに選択権があり、何をするのにも自分で選ぶことが出来ましたが、ここでは『これにはコレしかない』という風に選択権がありません。
移住してきた当初は、今のように通販サイトもなかったので、島で手に入る日本の物といえば、醤油と酒くらいで他に手に入れたいものがあった場合は、日本から送ってもらうかバンコクまで買いに行くかでしたが、今は通販が島からも出来るようになり物資では不便を感じることは少なくなりました。ただ通販も国が違うと成分表示などが適当だったりで、欲しいけど買えないということは発生します。
『移住して良かったこと』
タイの首都バンコクは、日本の東京と同じで全てのものが揃えられると言い切れるほど発展しました。ですがここチャーン島はバンコクから陸路では6-7時間離れた場所にあり、現地人もルールも島ならでは・・・です。
私がこの島へ嫁いで良かったなと思うことは、人々が助け合って生きているところです。
簡単に書くと、ここの文化は日本の昭和と似ている感じです。
2019年の大洪水では、家を洪水で失った人達へ被害に合わなかった人達が自主的に食事のケアや物資の手配などをしており、島民が一丸となって洪水から一早く復旧するように努めていました。またコロナにより仕事を失った人達への食事や現金のケアも、真っ先に始めたのは国ではなく個人個人でした。
タイ仏教の教え通り、人々は助け合って生きているのが目に見えるのは都会のバンコクよりも田舎です。私も日々自分や家族のことだけではなく、島民として出来ることはすぐに手伝いに出るようにしています。
島生活は、まさに『人』という漢字の通り、それぞれが支え合って生きています。もちろん外国人達も私のように出来ることは手伝う精神で住まわれている方が沢山います。
この良い文化は、いつまでも引き継いでいけたらいいなと思っています。
『田舎独特のルール』
田舎独特のルールというかタイあるあるの1つでもあるのですが、時と場合によっては契約書が無効になり、借主が損をするということです。
実は主人のバーを完全閉店させた際に、保証金が戻ってくるという約束だったのですがそれが一部しか戻ってこないという事件が発生しました。この保証金が戻ってきていれば私がこちらのプロジェクトを立ち上げることもなかったと思います。
他にも賃借契約でのトラブルで、土地を借りて家を建て終わったところで貸主に土地を返せと言われて揉めるなどは、ここではよく聞く話です。
こういったケースでは日本と同じく警察や裁判を起こすことも出来るのですが、ここはタイで賄賂が当たり前の国ですので、被害を受けている者が逆に損をすることがあるということになりますので、警察や裁判なども信用しきれないということです。
私達も保証金を戻してもらうのに戦おうかと思いましたが、主人と話し合った結果諦めざるえないということになりました。悔しいですがこのように理不尽なことも我慢しなくてはならない場面が、日本生活よりも多く感じることが多いのが、ここタイでの生活です。
と少し重い話を書いてしまいましたが、これが海外で暮らすということなんだと私は思っています。
クラウドファンディングでご支援を募るか、自身で在宅ワークのボリュームを増やして資金を貯めてから日本食屋を再開するのか3ヶ月くらい悩みながら、在宅ワークのボリュームを増やすために求人応募もしてきましたが、コロナ流行以後に私のように在宅ワークを探している人も増えているのが現状で、なかなかボリュームを増やすことが出来ず、このままではいつか貯金も尽きて、お店再開を口にすることもできないくらいになってしまうと思い、悩みに悩んでプロジェクトを立ち上げました。
コロナ自粛生活から1年、少しでも収入を得られるようになりましたが、まだまだ家族全員を自分達の収入だけでは生活出来ません。
一刻も早く日本食屋を再開し、生活を立て直したいです。
皆様、どうかご協力をお願いいたします!