2020/10/11 09:41

本日、最終日となりました。最終日より2日前に目標金額¥4,000,000を達成することができました。ラスト2日でネクストゴールを掲げ、現在¥4,271,377、201名の方からの御支援を頂いております。スタッフ一同、心から感謝を申し上げます。

本当にたくさんの温かい応援メッセージ、シェア、御支援を頂き、誠にありがとうございます。

カンボジアから、おはようございます、上原です。


3日前より、リターン製品の製造に取り掛かりました。半年ぶりの工房は、初日は、大掃除から始まりました。半年ぶりに再会したスタッフ同士も嬉しそうに笑顔で話をしていました。

久しぶりに仕事をするのはどんな気持ち?と聞いたところ、「とても嬉しい。早く工房が再開することも心待ちにしている。」そんな風に言われて、切ない気持ちと、日本での事業がスタートし、1日も早く彼らの仕事を再開できたらと思いました。

半年経っても、何一つ忘れることも衰えることもない彼らのキビキビとした事前準備の光景や、製作を開始すると真剣な顔で黙々と取り組む姿に、昔の活気があった頃の工房を思い出しました。久しぶりに工房に活気が戻り、そんな彼らを見て私も、嬉しくなり、製造過程や製品がどんどん出来上がる様子にワクワクした気持ちになりました。



ここには、かつて最大20名以上のスタッフが働いていました。4階建の広々とした工房です。製品の種類別に6つの部屋に分かれた作業スペースがあります。入社ばかりのスタッフは、ハーブを細かく切ったり、ラッピングをしたりする簡単な作業からスタートをします。その後、トレーナーより部門別の指導を受けて、アシスタント製造スタッフからデビューします。チームで先輩スタッフのヘルプ作業をしながら、スキルを身につけていきます。半年〜1年ほど経つと新しい種類の製品作りへと異動になります。5年以上のスタッフは全ての製品を一人で作ることができます。作る工程は簡単なように見えて、全ての作業がハンドメイドなので、実は高度なスキルが求められることも多々あります。


私自身も、作業工程に入り、実際に作業を行ったことがあります。ものをまっすぐに切る、箱をまっすぐに折る、シールをボトルに貼る。


単調で、繰り返しの同じ作業工程をひたすら毎日行うのです。簡単そうに見えますが、非常に神経を使い、根気が必要な作業だと実感しました。ちなみに私は数時間で断念しました。

製品を受け取った時に、彼らの顔をぜひ思い出して欲しいです。オールドマーケットのクルクメール直営店の販売員も、スパクメール のゲストリレーションもセラピストも常にお客様の喜ぶ顔が見えます。しかし、生産スタッフの彼らは作った製品を手に取り喜ぶお客様の姿を見ることができません。

直営店やスパのスタッフのように、お客さんから直接フィードバックをもらうことはない彼ら。しかし、いつだって、お客様が喜んでくださることや、お客様からのフィードバックが彼らのモチベーションになります。そんな彼らの気持ちを知っているので、最終日の今日、彼らを表舞台に出してみたいと思いました。今回、支援者に届けるためのビデオメッセージを作りました。こうして一生懸命一つ一つ思いを込めて作っている製品であることを知ってもらえることは彼らにとってとても嬉しいことだと思います。


私は、3日前に、彼らに再会した日に、クラウドファンディングの現状を話しました。たくさんの方がクルクメールを応援、支援くださっていること、そして支援者の方からのたくさん応援メッセージが届いていること、そのメッセージは全て読み上げました。

最後になりますが、こちらが今回集まった4名の生産スタッフと工房のリーダーであるパインからから支援者へのビデメッセージと今回リターン製品のアンコールワットの石鹸ナイトジャスミンの作業工程を紹介しています。どうぞご覧ください。