2017/08/17 07:27

今日は缶詰の商品開発について書きたいと思います。

 

皆さんはどんな缶詰を食べたことがありますか?
実は私はこれまであまり缶詰を食べる機会があまりありませんでした。

あったとしてもツナ缶やコーン缶程度。

最近、お酒のおつまみとなるような缶詰が出ていて
食べたことはあるのですが、その缶詰は正直あまり
美味しいと思えるものではありませんでした。

ただ、震災によって常温で長期間保存できる缶詰の
重要性を感じて、自分たちが育てた香心ポークを
たくさんの方に安心して食べていただけるように
したいという思いから缶詰の商品化を考えるようになりました。

 

でも、缶詰の工場に問い合わせると
数万個や少なくても数千個単位でないと製造できないと言われ、
半分あきらめていました。

そんな中、お世話になっている知り合いの方から
京都で小ロットで缶詰の開発をお願いできる
カンブライトという会社があるとご紹介いただき、
今回の缶詰の開発を進めることができました。

なんと試作は数個単位でやっていただき、
製造も100個や200個からスタートできるというので、
それであればリスクを少なく進められるのでは?
という思いでした。

香心ポークは血統や環境だけでなく、
餌にもこだわり、加工品も無添加であることにこだわって来ましたが、
カンブライトの缶詰は化学調味料や添加物を一切使わないというの聞き、
それであれば是非お願いしたいと思いました。

実際に京都から会いに来ていただいて、
缶詰の試食をさせてもらったり
育てている様子を見に来てもらえたので、
安心して進めることができました。

 

そして、何度かの試行錯誤を繰り返し、
ようやく今回のリターンに合わせて
7商品の缶詰を作ることができました。

普通の缶詰工場にお願いすると、
数百万円はかかるそうなのですが、
カンブライトさんには、復興支援の一環として
開発費をご負担いただけるということでここまで来れました。

ただ、これから正式に商品化していくには
少し大きな缶詰工場で商品を製造していく必要があり、
そうなると千缶以上を作ることになるので、
資金も必要ですし、作ったものを販売していくことも必要です。

少しでも缶詰の商品化につながればと思い、
今回はカンブライトさん、MISO SOUPさんのご協力のもと、
こうしてクラウドファンディングにチャレンジさせていただきました。

是非、缶詰を味わっていただきたいです。