2020/08/16 17:08
真備の呉妹地区の町づくり協議会に招かれての防災セミナーに参加させていただきました。
その前夜祭を兼ねて、呉妹地区で「防災ばあ」が開かれました。呉妹地区で、防災や地域おこしに取り組んでいる皆さんが、沢山集まってくれました。コロナ蔓延ということで、参加者をいつもより制限しての屋外開催でしたが、大盛況でした。
月に1-2回のペースで集まり、これからの防災やコミュニティづくりについて、忌憚のない意見を交わしておられるとのことです。
2年前の豪雨災害での経験を踏まえ、災害直後の緊急避難が必要な時に、地域の中で救助や避難誘導など支えあう体制が必要だし、そのためにみんなが顔見知りでないといけない、という思いからの「ばあ」であることがよくわかりました。
真備では、一度被災地外に転出した人々が、次々と元の被災地に戻ってこられているとのことでした。それを可能にしているのが、こうした人のつながりだということに、気づかされました。